潮風爽快!下関のグルメと歴史探訪。活気あふれる「唐戸市場」で海鮮三昧!

潮風爽快!下関のグルメと歴史探訪。活気あふれる「唐戸市場」で海鮮三昧!

更新日:2013/07/26 13:28

堀内 京子のプロフィール写真 堀内 京子 旅行ライター、温泉ソムリエ
海峡と歴史のまち、山口県下関市は年間約600万人もの観光客が訪れる人気の観光地です。下関を代表する味覚「ふぐ」を始め、鯨料理やあんこう料理、ウニやイカなどの海鮮グルメもたくさん♪

源平最後の対決「壇ノ浦の合戦」が繰り広げられた歴史を持ち、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した巌流島への上陸クルーズも人気です。歴史とロマン、ご当地グルメを求めて、さぁ旅に出かけましょう。

グルメもお土産も勢揃い

グルメもお土産も勢揃い

写真:堀内 京子

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旅行の楽しみは食事やお土産選びもありますよね♪下関自慢の海の幸を中心としたレストランや種類豊富な土産品店が並ぶシーサイドモール『カモンワーフ』も人気の立ち寄りスポットです。海沿いのウッドデッキからは関門海峡や関門橋が一望できて、潮風の香りを感じながら散策を楽しまれる方もたくさん。

レストランでは下関名物「ふぐ料理」を始め、下関彦島の漁師の女将さんたちが運営する地魚料理店・瓦そばなど、ご当地ならではのグルメが満載です。たこ焼きではなく「ふぐの白子」が入った「ふぐ白子焼き」、ふぐフライがサクサクのご当地バーガー「ふぐバーガー」なども珍しくて美味しい♪

大人気の市場『唐戸市場』を満喫

大人気の市場『唐戸市場』を満喫

写真:堀内 京子

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カモンワーフに隣接する『唐戸市場』は関門の台所として、プロの方はもちろん一般の方も購入できる卸売市場です。週末限定(毎週金・土・日と祝日)で飲食イベント「活きいき馬関街(ばかんがい)」が行われ、たいへんな賑わいを見せています。

新鮮な旬の魚をリーズナブルな値段で購入できる他、数多くの海鮮屋台が並び、出来立ての海鮮料理が味わえるのも魅力です。行列の長い屋台も多く、皆さんお好みで色々なお寿司や唐揚げなどを買われています。飲食イベントの営業時間は15時迄ですが、売り切れの屋台が続出するので早い時間のお出かけをお勧めします。

ぶち旨い海の幸が盛りだくさん!

ぶち旨い海の幸が盛りだくさん!

写真:堀内 京子

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海鮮屋台には旬の魚介類が種類豊富に並び、にぎり寿司・海鮮丼・ふぐの唐揚げ・ふぐ汁など、ぶち旨いグルメがたくさんありすぎて別腹がほしくなるかも。「ぶち」とは下関の方言で「とても」「すごく」などの意味があります。どれを買おうかと屋台を見てまわるのも楽しい。

にぎり寿司では、とらふぐ・活ぶり・海老・穴子・大トロなども並び、うに・いくら丼や海鮮丼などもリーズナブルな値段。飲食スペースが設けられ、お天気のよい日は展望デッキや屋上芝生で景色を眺めながら食べるのもお勧めです。2階にある「市場食堂よし」では生うに定食やふく刺定食などが味わえ、ネタが新鮮な「海転からと市場寿司」も賑わっています。

市場内に「巨大ふく」のオブジェが展示されて記念撮影スポットになっています。下関では”ふぐ”のことを”ふく”と言い、幸福の福にあやかるようにとの願いが込められているそう。福招金(ふくマネキン)もあり、顔を撫でて願いをかけると御利益があるそうですよ♪市場の2階にいるのでぜひ見つけてください。

【唐戸市場 活きいき馬関街(ばかんがい)】
営業時間 金・土 10:00〜15:00、日・祝 8:00〜15:00

決闘の聖地『巌流島』へクルーズ

決闘の聖地『巌流島』へクルーズ

写真:堀内 京子

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唐戸市場やカモンワーフそばの唐戸桟橋から巌流島へ向かうクルーズ船が出ています。巌流島(船島)は関門海峡の中央に浮かぶ周囲約1.6kmの小さな無人島です。宮本武蔵と佐々木小次郎が巌流島にて決闘を行ってから2012年で400周年を迎えました。

クルーズ船は2社出ていて、黄色の船体が目を惹くクルーズ船(フロンティア号)はバリアフリー構造、唐戸桟橋と巌流島から30分おきに出航しており、土・日・祝日の運航。2階は展望デッキになっていて潮風を感じながら360度の景色が楽しめます。巌流島までは片道約10分の船旅、船に乗ったまま唐戸桟橋へ引き返すことも出来ますが、ぜひ上陸して島内観光も楽しみましょう。

海沿いに遊歩道が整備され、巌流島文学碑・決闘の地木碑、武蔵・小次郎像、佐々木巌流之碑などがあります。決闘シーンを再現した武蔵・小次郎像は三尺一寸(約103cm)の太刀を持つ小次郎と木刀を振りかざし宙を舞う武蔵の姿になっていて、躍動感にあふれています。巌流島上陸認定証(100円)も発行していますので旅の記念にぜひいかがでしょう。お土産にはどら焼き「おそいぞ武蔵」や「巌流焼」もオススメです。

360度のパノラマビュー『海峡ゆめタワー』

360度のパノラマビュー『海峡ゆめタワー』

写真:堀内 京子

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「海峡ゆめタワー」は1996年、関門海峡のランドマークとして誕生しました。最高長153m、3層からなる球形の展望室の最上階(30階)は143mの高さがあり、球形の総ガラス張り展望室は世界初です。シースルーエレベーターで約70秒、最上階の展望室へ上がると、関門海峡・巌流島・響灘(日本海)、対岸の九州まで一望できる360度の大パノラマが広がっています。タワー利用の場合、駐車場(海峡メッセ下関屋内)が5時間まで無料になるのも嬉しいサービスです。

全国に数あるデートスポットの中から海峡ゆめタワーが山口県初の「恋人の聖地」に認定されました。28階に記念撮影を楽しめるコーナーがあり、縁結び神社の「恋みくじ」もカップルに大人気!眺めのよいカフェ&バー、敷地内にはビュッフェレストランや下関の特産品を販売するショップなどもあります。季節や曜日によって変化する夜間ライトアップもムード満点。

【海峡ゆめタワー】
営業時間 9:30〜21:30(最終入館21:00)
入場料金 大人600円、高校生・中学生・小学生300円

唐戸エリアを中心に観光スポットを幾つかご紹介しましたが、いかがでしたか♪他にも海底を歩いて九州へ渡る「関門トンネル人道」、壇ノ浦の合戦ゆかりの「みもすそ川公園」や「赤間神宮」、関門屈指のビュースポット「火の山公園」、水族館「海響館」、映画やドラマのロケ地など見所が点在しています。下関ならではのご当地グルメを楽しみ、観光や歴史探訪にお出かけになられてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/10/14 訪問

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