水族館に入って最初に通る15m、水深4mの海底トンネルは迫力があります。ここで地元青森の「むつ湾の海」が表現されています。身近な生き物であるアジ、サバ、カレイ、メバル、ホタテなど、種類は約25種類で、その数約2700匹の泳ぐ様子を見ることが出来ます。
ユニークなのは漁師から借りている網を使った養殖の様子です。水槽の上から下がっている網を横や下から見ることは、なかなか出来ない体験です。
「むつ湾の海」は砂地もあり、カレイなどが隠れています。うまく見つけられたら面白いのではないでしょうか。
館内には海獣館というエリアがあり、決まった時間になるとお食事タイムがあります。これはぜひとも見て下さい。ペンギンやアザラシの他に、特に面白いのがアシカです。ここでは単なる餌やりではなく、ショーを見せてくれます。
飼育員からの指示が終わると、すぐに餌をもらいに行く様子はとてもかわいいものです。
バスケットボールを鼻先で自在に操る姿は実に器用で、ボールを落とすことはほぼ無いのです。
イルカ館でのイルカのお食事タイムでも、ミニショーを見ることが出来ます。舌を出して泳ぐ姿、合図で鼻からボコンと空気を出す様子。ダイナミックなイルカショーと違ってイルカを身近に感じながら、様々な動きや仕草を見ることが出来ます。
餌付けとはいえここで様々な動き方を学んでいるのです。これがイルカショーの基礎となっているので、ゆっくりと観察してみるのもよいのでは。
イルカのダイナミックなジャンプは迫力と爽快感があり、水族館の一番大きなショーです。様々なジャンプをこなすイルカたち。しかも途切れることなく連続で演技をする姿は圧巻です。
ショーの中でユニークなものは、イルカたちが歌う様子です。四頭のイルカは異なる声質を持っており、飼育員の歌に合わせてタイミング良くそれぞれが声を出すのです。これはダイナミックなジャンプと違って、イルカたちのかわいらしさを感じられ、いつまでも見ていたいものです。
様々な生き物たち、数々のショーを見た後に売店があります。イルカ、アザラシ、クラゲ、アシカ等のキーホルダーやぬいぐるみ、他にもTシャツやハンドタオル、お菓子類と様々な物があり、買い物を楽しむことが出来ます。
また、売店近くではソフトクリームやコーヒーが販売されていて休憩に最適です。レストランもありますので食事を楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごすことが出来ます。
いかがでしたか?約1万1千種類を飼育して展示し、東北最北端で最大規模を誇るのが青森市の浅虫水族館です。
リニューアルした「むつ湾の海」の海底トンネルで、砂に隠れている生き物を探してみましょう。アシカやイルカの食事タイムは楽しいだけではなく勉強にもなります。もちろん、水族館の目玉であるイルカショーは外せません!
今回紹介した他にも、ウニやヒトデ、貝に直接触ることが出来る体験コーナーもあり、子供たちに大人気です。浅虫水族館で青森ならではの独特の海の世界、世界の生き物たち、そしてたくさんのショータイムを、ぜひとも楽しんで下さい。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/9/9更新)
- 広告 -