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地図を見る京都市内から車で約30分、のどかな田園風景が広がる亀岡市。その郊外にある「鍬山神社」は地元では有名な紅葉名所。道路沿いの参道ではいきなり燃えるような紅葉がお出迎えします。モミジとドウダンツツジの上下二段の合わせ技には「おおっ」と声が出るかもしません。
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地図を見る創建から実に1300年というど由緒を誇る「鍬山神社」は、「丹波の祇園祭」と呼ばれる「亀岡祭」が行われることで知られる神社。
はるか昔、まだ湖だった丹波の国に神々が降臨され、鍬や鋤を使って開削し人々が住める肥沃な耕地を造ったそうです。その時に使った鍬が山のようにうず高く積みあがったことから、鍬山という名が付いたといわれています。
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地図を見る鮮やかな美しさを誇る紅葉で「矢田の紅葉」といわれる「鍬山神社」の境内には約1000本ものモミジが。京都市内の紅葉名所はだいたい11月下旬が見ごろとなりますが、この「鍬山神社」は山あいにある神社のため、紅葉の色づきが早く11月中旬に見ごろを迎えます。ですので京都市内で「ちょっと早かったかー!」という時期でも、ここまで足を運べば見ごろの可能性があるということです。
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地図を見る本殿は二棟あり、向かって左の鍬山宮と右の八幡宮が並んで鎮座しています。実はこの二神、並んではいますが仲が良くないそうで、一度は別の場所に移されたのだそう。江戸時代に現在の場所に社殿を再建した時、間にわざわざ池を造っていさかいが起こらないようにしたそうです。
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地図を見る社殿の周りも紅葉は見事。周囲をぐるりとまわれるように通路が張りめぐらされていますので歩いてみましょう。
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地図を見る鍬山神社の境内は思ったより広く、本殿に向かって右手側には心字池(しんじいけ)という名の大きな池があります。この池の周囲がまた、見事な紅葉に彩られるのです。池をぐるりと回遊できる散策路が設けられているので、必ず足を運んでください!
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地図を見る静かな水面に浮かぶ紅葉は美しいのひとこと。池の周囲はついつい足がとまってしまうポイントばかりです。東屋やベンチも配置されていますのでうっとりするような時間を過ごしてみてください。
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地図を見るまた「鍬山神社」では見頃にあわせて紅葉ライトアップの拝観も実施されます。幻想的・壮麗・幽玄。そんな言葉がピッタリな世界が待っていますので時間が合う方にはオススメです!
<2018年度鍬山神社紅葉ライトアップ>
期間:11月9日〜14日
時間:17:00〜20:00
拝観料:300円
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地図を見る鍬山神社のご祭神は大巳貴神(おおなむちのかみ)つまり大国主神(おおくにぬしのかみ)であり、その神使は因幡の白兎でも知られるようにウサギ。境内ではよく目を凝らすとウサギに結構出会えるのです。
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地図を見る本殿の屋根の下にも金色の兎がいたり、社務所の屋根の上には波兎もいるのでちょっとかわいい兎探しもしてみてはいかがでしょうか?
そんな「鍬山神社」は保津川下りの乗船場から車で約10分の距離。また嵯峨野トロッコ列車のトロッコ亀岡駅からも車で約15分程度ですので、人気の観光スポットからも簡単に足を運べる距離。混雑知らずで紅葉の絶景を楽しめる「鍬山神社」もコースに入れてみてはどうでしょうか?
住所:亀岡市上矢田町上垣内22-2
電話番号:0771-22-1023
拝観料:300円、小学生以下無料(11月中のみ)
アクセス:JR亀岡駅からコミュニティバス「鍬山神社前」下車徒歩すぐ
車では京都縦貫自動車道「亀岡」IC下車約10分
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(2025/2/8更新)
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