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写真:中川 康雄
地図を見るハンピを地理的に特徴付けるのは、その奇岩の山々です。いわゆる岩山なのですが、ただの岩山ではありません。山に岩がゴロゴロと転がっている、というわけではなく、岩のみで山々が形成されているのです。その光景は、まるで他の惑星にでも訪れたかのよう。
これらの岩山がどのようにしてできたかは、専門家にも分かっていないそうです。古来よりこの地方に伝わる神話によると、ラーマ王子を助けたハヌマーンが、敵に向かって投げつけた石のつぶてなのだそう。
このような地形は、世界広しといえどもハンピくらい。一度見たら忘れられなくなるような特殊な光景が、そこには広がっているのです。写真ではその奇怪さが上手く伝わりにくいですが、実際に肉眼で見てみると本当に不思議。
まるで、何かの映画のセットの中に迷い込んだような気持ちになります。
写真:中川 康雄
地図を見るそして、ハンピの神秘的な光景を形成しているもうひとつの要素は、数多く存在している遺跡群です。ハンピ・バザールのそばには、ヴィルーパークシャ寺院が。ここは今でもヒンドゥ教の行事が行われている、現在も生きている宗教施設でもあります。
また少し足を延ばすと、王宮跡やヴィッタラ寺院など、様々な遺跡を見て回ることができます。特に、遺跡に描かれているレリーフは必見。遺跡の壁という壁に描かれたそのレリーフは圧巻のひとこと。「これでもか!」というほど、多くのレリーフが描かれています。
それらが作り上げられた過程を想像すると、その歴史の深さや文化的な営みを垣間見るような気持ちに。それはまた、現代インドにも脈々と伝えられていることを感じ取れるのも、このハンピという町の魅力でもあります。
写真:中川 康雄
地図を見るまた、ハンピにはたくさんのカフェやレストラン、そして屋台料理などがあるのも魅力。とくに、屋台料理の「ゴビライス」は必食のひとこと。
「ゴビ」とはカリフラワーのことなのですが、それを潰して捏ねて油で揚げています。その食感が鳥の唐揚げにそっくりなのです。はじめて食べた時には、きっとびっくりしてしまうでしょう。
そのゴビが大量に投入されたフライドライス。それがゴビライスというわけなのですが、これがとってもスパイシーで食欲を増進させます。また、パクチー(香菜)もたくさん投入されているので、エスニック料理が大好きな人にもオススメ。
ハンピに滞在するあいだは、このゴビライスを毎日食べることを日課にする人がいるくらい、クセになる美味しさのです。一度食べたら、ハンピを離れたあとでも、きっとその味が懐かしくなってしまいますよ。
写真:中川 康雄
地図を見るハンピでは、朝日と夕日を見ることをオススメします。というより、ここでは遺跡などを見て回ったあとには、とくにすることもないので、朝晩の太陽を眺めることが日課になる人が多くいます。朝日と夕日のビューポイントも、ハンピ・バザールから徒歩圏なのも便利。
朝日は、マタンガ山というドラクエに出てきそうな名前の岩山に登って眺めるのがベスト。日の出る前は暗いので懐中電灯を持って出かけましょう。また、山賊が出没するという情報もあるので、一人ではなく複数人で行くことをオススメします。足元が滑りやすいので、それも注意しましょう。
夕日は、丘の上からみるのがベスト。ヴィルーパークシャ寺院のそばにあるこの丘も、そのすべてが巨大な岩でできています。ここも足場が滑りやすいので注意しましょう。また、バナナなどが大好物な猿が多く出没するので、所持している時には気をつけてくだいね。
いかがでしたか?ハンピという町は、椰子の木が茂っていたりとか南インドの雰囲気もあるのですが、ヒンディ色が強く北インドの文化を感じさせます。つまり、インドの南北がミックスされたような場所。
町には牛や山羊、猿や犬などが闊歩していて、ここに住む人びとの寛容さや大らかさを感じさせます。そのようなゆるやな生活が、この岩山と遺跡という映画のセットのような場所で営まれているのです。北と南の両方のインドを知っている人、好きな人でも、この町はオススメ。
また、インドの国際的な玄関口・デリーからもアクセスしやすいので、インド好きなら是非とも一度は訪れてほしい町・ハンピ。かなりの確率で気に入ると思います。
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