写真:Kaycom D
地図を見る1936年に建てられた国会議事堂は、真っ白な御影石が使用されていることから「白亜の殿堂」とも称されます。中央の塔の部分は高さ65.45メートルもあり、さらに高台に建っているため、周辺を歩いているとその姿をあちこちで見ることができます。
議事堂内は通常平日のみ無料で見学することができ、10人未満の少人数なら事前申し込みなしで見学ツアーに参加することができます。議事堂に纏わる興味深い話を聞きながら、参議院本会議場(傍聴席)、御休所、中央広間、前庭などを周っていくのですが、移動中に通る廊下や中庭なども雰囲気があって終始楽しめます。
見学後は、国会グッズが売っている売店でお土産を見てみましょう。堅苦しいイメージの国会ですが、「アベの野菜ミックスチップス」や「進次ろうる 抹茶小豆ロールケーキ」など、ちょっと笑えるユニークな商品がたくさんあります。
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地図を見る国会議事堂の前庭に建つ衆議院憲政記念館には、国会についての歴史や関連資料が多く展示されています。議場体験コーナーには、実際の衆議院本会議場の4分の3の大きさの演壇と、実際に利用されていた議席があり、参観者は議席に座ったり演壇に上がって写真を撮ったりすることができます。この記念館は、特定の休館日以外は土日も開いているので、平日は仕事でなかなか時間が取れない方にもおすすめ。
記念館の隣には時計塔が建つ庭園があり、高台になっているこの場所からは皇居のお堀がよく見渡せます。日当たりもよくベンチも設置されているので、日向ぼっこしながら一息するのもいいでしょう。記念館の見学には受付が必要ですが、この庭は自由に出入りできます。
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地図を見るテレビのドラマや映画でよく登場する警視庁本部庁舎のビル。このあたりの公官庁関係の中でも、国会議事堂や裁判所などとともに一般人にも認知度が高い建物ではないでしょうか。三角をしたビルの形にも特徴があり、屋上には巨大なアンテナが建っているのですぐにわかると思います。
平日限定(事前予約が必要)で『「来て・見て・発見!」警視庁』と銘打った見学ツアーを行っていて、ふれあい広場警視庁教室、警察参考室、通信指令センターなどを見ることができます。巨大なモニターが設置された通信指令センターでは、実際の110番通報の様子を見学することができ、見学コースの中では一番の見どころになるでしょう。
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地図を見る法務省旧本館は、ドイツ人建築家のヘルマン・エンデとヴィルヘルム・ベックマンによって設計され、1895年に建てられたネオ・バロック様式の建物。その見た目から「赤れんが棟」として親しまれ国の重要文化財に指定されています。
関東大震災ではほとんど被害を受けなかったものの、1945年の空襲により大きく破壊され、その後何度か修復されたのち現在の姿となりました。その外観は周辺の無機質な建物とは異なり、とても重厚で美しく思わず立ち止まって見入ってしまうほど。
平日は法務史料展示室・メッセージギャラリーを見学することができ、10人未満なら予約なしで入ることができます。赤れんが棟の歴史や建築技術などが展示されていますが、中でも、木目と漆喰が美しい法務史料展示室は、唯一残る創建当時の姿が写された司法大臣官舎大食堂の写真をもとに復元された部屋で、明治時代の雰囲気を味わうことができます。
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地図を見る日枝神社は、江戸城の鎮守として古くから「山王社」や「山王さん」と呼ばれ親しまれてきました。江戸三大祭のひとつ「山王祭」が行われることでも有名です。
神社には夫婦の猿神様が祀られていて、縁結びの神社としても知られています。本殿の両脇に夫と妻がそれぞれ安置されていますが、子どもを抱いた妻の方をなでると、さらに運気がアップするとされています。
また、江戸時代の徳川家からも代々崇敬され、江戸の中心であった江戸城の裏鬼門をがっつり守る強力なパワーを持つことから、永田町の政治家や企業の社長さんなども訪れる仕事運アップのパワースポットでもあります。
常に警察に監視されているような緊張感あふれる散歩を体験できるエリアです。今回ご紹介した以外の省庁でも無料で公開している場所があるので、ホームページなどでチェックしてみてください。この近辺には皇居や日比谷公園など、自然や景観を楽しめる場所もあるのであわせて訪れてみるのもいいでしょう。
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(2023/12/7更新)
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