標高2612m!長野県「ホテル千畳敷」は冬がおすすめの絶景ホテル

標高2612m!長野県「ホテル千畳敷」は冬がおすすめの絶景ホテル

更新日:2017/10/22 21:04

さと しほのプロフィール写真 さと しほ 旅行会社勤務
日本百名山の長野県木曽駒ヶ岳。ロープウェイで行ける標高2,612mの絶景地に「ホテル千畳敷」があります。夏は高山植物、秋は紅葉で混雑しますが、冬は観光客が激減。空気が澄む冬は星空観測に最適で、しかも宿代が安いんです!泊まらなければ見られない星空と朝日をホテル千畳敷で満喫しませんか?

標高2,612mの絶景ホテルに泊まる

標高2,612mの絶景ホテルに泊まる

写真:さと しほ

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日本百名山の1つ長野県の木曽駒ヶ岳は標高2,956mの名峰です。山麓から標高2,612mの山頂駅までロープウェイで一気に登ると、そこには、氷河期の氷で削り取られた「千畳敷カール」と呼ばれるお椀型の絶景が広がっています。

標高2,612mの絶景ホテルに泊まる

写真:さと しほ

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千畳敷カールは春夏秋冬と四季折々に景色が美しい場所ですが、高山植物が咲き乱れる夏にくらべると、冬は極寒のために観光客が激減。そのため、ロープウェイ山頂駅に隣接する「ホテル千畳敷」の宿泊費は、夏より冬のほうが1人1万円近く安くなることもあるんです。夏は日帰りで観光、冬は宿泊して満天の星空を観察、という使い分けがおすすめです。

部屋から見える絶景!

部屋から見える絶景!

写真:さと しほ

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ホテル千畳敷では、「富士山側」のお部屋になると、富士山と駒ヶ根市とアルプスの山並みを広々とした遠景で見渡せます。逆に「千畳敷カール側」のお部屋になると、目の前にそびえる大迫力の絶景を見ることができます。写真は千畳敷カール側のお部屋から見た景色。左に見える尖った山は標高2,931mの「宝剣岳」です。

部屋から見える絶景!

写真:さと しほ

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ホテル千畳敷は高地にあるホテルですが、相部屋ではなく、部屋は全て個室です。ふかふかのお布団で気持ちよく熟睡できますよ!

部屋から見える絶景!

写真:さと しほ

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トイレと浴室は共同(男女別)ですが、快適に過ごせます。

山上の食事に大満足

山上の食事に大満足

写真:さと しほ

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夕食は18時から、朝食は7時からと時間が決まっています。時間が決まっている分、温かい料理は温かいうちに食べることができます。
夕食はこれ以外にも、豚しゃぶ、混ぜご飯、お椀がついて大満足!

山上の食事に大満足

写真:さと しほ

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翌朝、早朝から登山に出かける場合は、事前に申し出れば、朝食をお弁当にしてもらうこともできますよ。

満天の星空!

満天の星空!

写真:さと しほ

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夕食が終わったら、ホテルの外に出てみましょう。富士山側からは山麓の駒ヶ根市の夜景、千畳敷カール側からは名峰と星空を見ることができます。雪をかぶった山々と満天の星空、冬ならではの絶景ですね。こんな絶景を山登りすることなく気軽に見られるところが、ホテル千畳敷の最大のおすすめポイントです。

ご来光もホテルの前で見る!

ご来光もホテルの前で見る!

写真:さと しほ

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ホテル千畳敷からは、星空だけでなく朝日も見ることができます。朝日は富士山側からのぼってきます。空が少しずつオレンジ色に染まっていく様子は感動もの。

ご来光もホテルの前で見る!

写真:さと しほ

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富士山側から朝日がのぼったら、振り返って千畳敷カール側を見てみましょう。運がよければ、東からのぼった朝日が山々にあたって山肌がオレンジ色に染まるという、神がかり的に美しい光景を目にすることができるかもしれません。

冬がおトク!ホテル千畳敷で星空と朝日を見よう!

ホテル千畳敷から見る星空と朝日、いかがでしたか?
ロープウェイは1年中運行しています。千畳敷からさらに山を登るなら十分な冬山装備が必須ですが、景色を楽しむだけなら暖かい服装だけで十分。ホテル周辺の雪原はサラサラのパウダースノー。スノーシューを持参して雪原を歩いてみても楽しいですよ!

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