まずお勧めするポイントは、フランスの小説家ヴィクトルユーゴーが「世界で最も美しい広場」と称賛した華麗な世界遺産の広場、グランプラスです。ブリュッセルを訪れる人は一度は足を運ぶ広場です。この広場で2年に一度開かれる花の祭典「フラーワーカーペット」が必見です。ベゴニアの花で作られるこの花の絨毯が、広場いっぱい敷き詰められます。毎回この絨毯の絵柄はテーマが決められそれに沿ったデザインで観客を楽しませてくれますが、今年は日本と友好の記念の年と言うことで、テーマは日本になりました。
どんな絵柄が出来るのか楽しみです。
さて、こんな素晴らしい花の絨毯を高い所から見てみたいと思いませんか!
ご心配なく、広場に面して立つ市庁舎のテラスが一般に開放(有料)されます。ご覧の写真のような素晴らしい花のカーペットと壮麗な広場の景色が楽しめます。
・ただしこのイベントは2016年8月12日〜15日に限られます
・市庁舎からの眺めは予約がおすすめ(インターネットで予約できます)
ブリュッセルの北ラーケン地区にある王宮の敷地内に、ガラスと鉄鋼を贅沢に使い、別名「ガラスの宮殿」と呼ばれるアールヌーヴォー様式の温室があります。この王宮温室が4月中旬から5月中旬に一般に特別公開されます。内部はベルギー国王レオポルド2世が世界中から集めた花々や植物が育てられ、大変見応えがあります。
勿論この温室は素晴らしいのですが、お勧めは出口にあるご覧のカフェ。
温室の一部を使った広々とした空間で、天井からの日の光が心地よくゆったりできます。又、美食の国、チョコレートの国ベルギーだけあって、ここのスイーツも美味しく、広い温室を歩き疲れた体にはぴったりのカフェです。
是非お試しください。
公開日は2016年1月現在まだ発表されていません。下記のサイトでご確認ください。
世界から集められた7000点を超える世界有数の楽器博物館。バイオリン、ピアノなど西洋の楽器の変遷から、インドやインドネシアの民族楽器や古楽器が多数展示されています。またその楽器を見るだけでなく、オーディオガイドで実際にその音色を聴きながら展示を見て回れるようになっています。建物自体も1989年完成のアールヌーヴォー建築で、館内のエレヴェータもクラシックなデザイン。
その最上階に味に定評のあるレストランがあります。さらに料理を引き立たせてくる素晴らしい景色がこのレストランにはあります。座った席によって眺めは違いますが、ブリュッセルの街並みを上から眺めることができます。
アールヌーヴォー建築の父と呼ばれている、ビクトル・オルタの自宅兼アトリエ。この邸宅はオルタの他の邸宅とともに世界遺産に登録されています。ステンドグラス、家具、壁画など全てがオルタの設計で全体が素晴らしい調和を見せています。邸内に入ると自然光と緩やかな曲線を使った家具や階段の手すりなど、心安らぐ空間を感じることでしょう。
4月から5月にかけての数週間、ブリュッセル南部に広がる「ハルの森」(Hallerboss)は青紫の花で埋め尽くされます。この花は、野生のヒヤシンス、ブルーベルで、花の形がベルに似ているところからそう呼ばれています。この時期森の中が青紫の絨毯を敷き詰めたようになります。新緑の間の木漏れ日とブルーベルの青紫の花々、なんとも幻想的な光景で、童話の森の中に彷徨いこんだよう。森の中は鳥のさえずりしか聞こえてきません。
早春のヨーロッパ、貴重な自然の恵みです。
広大な森には散歩道が整備されているので、気軽に散策を楽しめます。
行かれる時期がうまく合えば是非お出かけください。
夏のイベント「フラワーカーペット」、春の「ラーケン王宮温室」、「ハルの森」とシーズンが限定されているものがあり、勿論いっぺんにすべては見られませんが、春から夏にかけてのベルギーは日本と違って爽やかな気候ですので、いつ行かれても十分楽しめると思います。
又2015年11月から、全日空の成田−ブリュッセル直行便が就航しましたので、大変行きやすくなっています。日本ベルギー友好の記念の年に是非お出かけください。
*「ラーケン王宮温室」「ハルの森」の行き方は下記サイト、「フランダース季節のお花」の各項目に出ています。
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(2024/12/14更新)
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