写真:沢木 慎太郎
地図を見るキャベツとコンドームを結びつけた店「キャべジズ & コンドームズ」(Cabbages & Condoms)。コンドームを買いに行くのはちょっと恥ずかしいのですが、「市場でキャベツを買うように、コンドームも気軽に買える社会になろうよ」というのが、お店のオーナーさんの考え。
ここが、そのコンドームレストラン。夜の歓楽街ゴーゴーバーや、「ターミナル21」といったお洒落なショッピングモールが立地するBTS(高架鉄道)アソーク駅の近くにあります。
鬱蒼としたジャングルに囲まれた落ち着いた店構え。クリスマスが過ぎた年明けになってもツリーが飾られています。しかし、このツリーをよく見て下さい。なんだか、丸いリングのようなものが…。
これらはすべてコンドーム。このツリーは欧米人女性に特に人気で、一緒に記念写真を撮っている方を多く見かけます。では、お店をご紹介しましょう。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るジャングルの奥深くに入るような暗い通路を抜けると、そこはコンドームレストラン。まず、お客さんを律儀にお出迎えしてくれるのがこちらのお人形たち。
魚のうろこがデザインされたコスチュームと思ったら、これもすべてコンドームで作られたもの。つまり、コンドーム人形。
きりりとしたイケメンで、優しい顔立ち。なんだか、大物俳優の伊藤英明さんに似ている(失礼!)と思うのは筆者だけでしょうか?
その隣には天使。さらに、兵士のような男性。この奥には、赤いコンドームで身を包んだ愛きょうたっぷりのサンタさんもいます。いったい、なんじゃこりゃ!
写真:沢木 慎太郎
地図を見るもしかしたら店員さんもコンドーム。料理もコンドームかもしれない。しかし、そんな心配はご無用!恐る恐る店内に入ると、そこは素敵な森の輝き!
明るい木漏れ日が降りそそぎ、たいへん素晴らしく美しい。ミントシャワーが雲のように輝き、実に神秘的です。
レストラン内には滝が流れ、みずみずしい空気があたりを包み込み、なんとも爽やか。テーブルが並ぶ中庭を囲むように建物が並んでいるのですが、これが素朴なタイ風アパートメントのようで情緒があります。そして、店員さんも料理も、ごく普通。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさて、こちらがコンドームレストランの料理。おススメは、ビールのつまみにも最適なタイ風のオリジナルのサラダ。可愛いワッフルのカップに、鳥ミンチやコーン、グリーン豆、肉厚のパプリカが入り、なんとも色鮮やか。とても、おいしい!
料理の上に木漏れ日が降りそそぎ、まるでピクニックをしているようにランチを楽しむことができます。自然が感じられ、開放感がたまらない!
料理はタイ料理が基本ですが、どちらかというと多国籍料理で、和風にアレンジされています。エビやチキン、しいたけが入った焼きギョウザ、ブタや鳥の串カツ、揚げ春巻き、白身のフライといった創作料理があり、あまり辛くないことが特色。タイ料理らしくないタイ料理が魅力的です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらは、ジャスミンのライス。真ん中の赤飯のようなお米にジャスミンの風味をたっぷり閉じ込め、とても香りが良く、気分が落ち着きます。
最後にこの料理をご紹介したのは、ライスの形がハートだから。お店のオーナーさんはタイの副首相を務めたこともあり、社会事業にたいへん熱心な方。国内での正しい家族計画や、AIDSの予防、農村部での雇用創出、環境保護といった、ハートフルな活動を精力的に行っています。
つまり、このレストランで食事をすると、その資金の一部が社会活動に使われる仕組み。おいしいタイ料理を食べて、社会貢献もできるという素晴らしいレストランなのです。
いかがだったでしょうか?
レストラン内ではWi-Fiが無料で使えるので、バンコク観光の合間にゆっくりくつろぐのにおススメです。また、夜のイルミネーションも美しいので、ディナーにもぜひ使っていただきたい場所。
さらに入り口には無料のコンドームがたくさん用意されており、食事後にたくさん愛しあいたいカップルに絶対おススメ。
オリジナルのコンドームグッズも多く、これまでにないタイのお土産が見つかること間違いなし。タイ・バンコク観光の際には、コンドームのアミューズメントレストランに足を運ばれてみてはいかが?
なお、バンコクでおススメの名店、楽しいお店は別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみて下さい。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/5更新)
- 広告 -