写真:藤田 聡
地図を見る糸川桜まつりは、熱海の中心を流れる糸川沿いが開催場所です。川の両岸が「あたみ桜」の桜並木になっており、中でも一番のおすすめがドラゴン橋。歩行者専用の橋なので、橋の上に佇んで、存分に花見を楽しめます。撮影場所は写真右下の「地図を見る」をタップすると、詳細な地図が表示されます
あたみ桜は熱海市内全域にあり、早春の熱海温泉を華やかに彩ります。温泉街では糸川沿い(58本)が最も多く、次いで熱海梅園前の市道(全23本)。以降は、親水公園渚デッキ(17本)、渚小公園(全15本)、海浜公園(全11本)などの公園が中心です。
写真:藤田 聡
地図を見るあたみ桜は、実は正式な品種名ではなく、桜の愛称・通称です。明治4年にイタリア人によって持ち込まれたインド原産の品種とされ、カンヒザクラ(寒緋桜)とヤマザクラ(山桜)の雑種と推定されています。
早咲きで有名な河津桜よりも見頃が早いのはもちろん、実は日本一早いと言われる沖縄の桜まつりよりも早い時期に桜まつりを開催。この時期に見頃を迎える花は梅ですが、梅とのコラボで知られるメジロもやってきます!
写真:藤田 聡
地図を見る糸川以外の「あたみ桜」で必見なのが、海岸にある「釜鳴屋平七」像付近。本数は2本ですが、桜の樹形が圧倒的に美しい上に、熱海の海と温泉街が背景でリゾート気分も満点。断然おすすめです!
ピンク色が濃厚な「あたみ桜」はソメイヨシノとは異なり、咲いても直ぐに散らず見頃が長いのが特徴。実は最初に咲く花と、二番目に咲く花の二段構えになっていると言われます。よって桜まつり終了後も見頃が続く場合が多く、この写真も祭り最終日の一週間後の様子です。
写真:藤田 聡
地図を見る桜まつり期間中は、毎晩23時までライトアップを実施します。写真はドラゴン橋から見た夜桜で、照明で桜が浮かび上がり、昼間よりも一層絶景に見えます!
花祭りの見頃時期は、一般的に祭り期間の後半なる場合が多いもの。寒い時期に行われる熱海の「糸川桜まつり」は、気象条件の影響を一層受け易く、開花が遅れる場合が多いのが実情。最終日以降が最盛期になる年もあり、ライトアップ期間が延長される場合もあるので、観光協会のサイトで最新情報を確認して行きましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る熱海温泉「糸川桜まつり」でドラゴン橋付近をおすすめする理由は、川幅が狭い事です。海沿いの河口付近は川幅が広く、桜が分散してボリューム感に欠けるのです。
糸川には専用の駐車場は無く、熱海市街に点在する市営の有料駐車場を利用します。海岸の桜まで見る場合は第1親水公園駐車場、ドラゴン橋付近だけ見る場合は初川駐車場がおすすめです。
あたみ桜は見頃が2月中旬と早く、熱海梅園の梅(2月下旬が最盛期)より早い程。熱海梅園が見頃に入り始める2月中旬は、梅と桜を同時に楽しめるベストの時期です。熱海梅園「梅まつり」については別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
住所:静岡県熱海市銀座町・中央町
電話番号:0557-85-2222(熱海市観光協会)
花祭り開催期間:2020年1月11日(土)〜2月9日(日)
例年の見頃時期:2月上旬〜2月中旬
夜桜ライトアップ:期間中毎日16:30〜23:00(見頃に応じて期間延長の場合あり)
アクセス:
JR熱海駅からバス5分・本町商店街下車すぐ
または熱海駅より徒歩約15分
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/16更新)
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