北野天満宮の御手洗祭「御手洗川足つけ燈明神事」で京の七夕を楽しもう

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北野天満宮の御手洗祭「御手洗川足つけ燈明神事」で京の七夕を楽しもう

北野天満宮の御手洗祭「御手洗川足つけ燈明神事」で京の七夕を楽しもう

更新日:2018/08/09 12:09

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター

京都の夏の風物詩「京の七夕」。その会場の一つ北野天満宮では境内に笹飾りが飾られ、夜になるとライトアップも楽しめます。また新たに夏越しの儀式・御手洗(みたらし)祭が復興され、「御手洗川足つけ燈明神事」が始まりました。暑い京都の夏を涼しく乗り切る神事をご紹介します。

京都の夏の風物詩「京の七夕」は年々規模拡大中

京都の夏の風物詩「京の七夕」は年々規模拡大中

提供元:dolche/PIXTA

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「一年に一度、願いごとをする」

新たな京都の夏の風物詩にと、2010年から始められた「京の七夕」。当初は堀川会場と鴨川会場と大きく2つのエリアで始まった「京の七夕」ですが、2016年からは会場が一気に拡大。現在は堀川会場、鴨川会場に加えて二条城会場、岡崎会場、梅小路会場、そして北野天満宮・北野紙屋川会場と一気に規模も魅力もアップした大イベントへと進化しています。

京都の夏の風物詩「京の七夕」は年々規模拡大中

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「北野紙屋川エリア会場」では、北野天満宮をはじめとして上七軒界隈、今出川通北野門前界隈、北野商店街界隈、大将軍商店街界隈など地域が一体となって「京の七夕」を盛り上げます。特に北野天満宮はその中のメインで、「北野七夕祭」として様々な催しが行われます。

涼風ただよう真夏の北野天満宮

涼風ただよう真夏の北野天満宮

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京都の夏は気温も湿度も半端ではなく、本当にうだるような暑さという表現がピッタリ。そんな中でも北野天満宮の境内はどこか涼しげ。色とりどりの笹飾りは涼やかな雰囲気を醸し出しています。

涼風ただよう真夏の北野天満宮

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そして境内の夜間拝観も行われています。もちろん夜になれば雰囲気は一変、清涼感はそのままによりフォトジェニックな光景が広がります。

涼風ただよう真夏の北野天満宮

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そして史跡の御土居(おどい)も拝観エリアとなっており、紙屋川沿いには笹飾りとともにライトアップも施されています。ちなみに「御土居」とは豊臣秀吉公が京都じゅうに築いたという土塁のこと。京都市内でもその痕跡はほとんど残っていませんが、ここ北野天満宮ではかなりの規模で現存しています。

御手洗祭が再興!「御手洗川足つけ燈明神事」

御手洗祭が再興!「御手洗川足つけ燈明神事」

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2016年から「京の七夕」の会場になった北野天満宮。実は近年になって整備された区画があります。それは「御手洗川」。内庭外側の西側、もともとは梅の木が点在していたエリアにあらたに造営されたもの。

北野天満宮では2027年にご祭神である菅原道真公の没後1125年・半萬燈祭を控えていて、それに向けてかつて行われてきた祭事の復興が進められています。そのひとつがこの御手洗川で行われる「足つけ燈明神事」なのです。

御手洗祭が再興!「御手洗川足つけ燈明神事」

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かつて平安京ゆかりの七夕神事「御手洗祭」は北野天満宮でも大きな神事のひとつとされ、旧暦の七夕に行われていたのですが、明治に入るとそれは簡略化されてしまいました。

北野天満宮にはもともと金閣寺付近を源流とする川が流れていて、境内神域を通って清められた水は平安京の御用水とされてきました。今回再興された御手洗川も同じ流れをくんでいて、その清らかな水で邪気を祓うのが「御手洗川足つけ燈明神事」なのです。

「御手洗川足つけ燈明神事」の順路

「御手洗川足つけ燈明神事」の順路

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「御手洗川足つけ燈明神事」の順路をご説明。まずは入り口に当たる絵馬所で受付を。志納金300円をこちらで納め、ろうそくを受け取ります。ろうそくには色が5つ用意されており、それぞれには託す願いが異なっています。ちなみに各色のご利益は以下の通り。

青色は芸道上達・スポーツ、成績向上・目的達成・業務成就
赤色は良縁・縁結び・子宝・家内円満
黄色は金運向上・商売繁盛・福徳招来・職務繁栄
白色は開運招福・心願成就・就職成就・趣味達成
紫色は身体安全・健康回復・病気平癒・延命長寿

それぞれ叶えたい願いを選び、火を灯すロウソクを選びましょう。

「御手洗川足つけ燈明神事」の順路

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ロウソクを手にしたら、靴を脱いで御手洗川へと向かいます。御手洗川に入ると、種火のロウソクが並んでいますのでそこで自分のロウソクに火を灯しましょう。

「御手洗川足つけ燈明神事」の順路

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そのままロウソクを手に、清められながら御手洗川を進んでいきます。そして御手洗川の終点にある献灯台へロウソクを奉納します。ほんの少しの体験ではありますが、清らかな流れに素足を浸して献灯するだけで日頃の穢れが落ちたような気分になれます。神事じたいは午前中から参加可能ですが、夕刻の方がより雰囲気もいいので夕涼みも兼ねて訪ねてみてもいいのでは?

国宝の御本殿にも入れるチャンスも!

国宝の御本殿にも入れるチャンスも!

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御手洗川足つけ燈明神事が行われている8月4日〜16日のうち、10日〜12日の3日間は国宝である御本殿の石の間通り抜け神事も行われます。ここは本殿と拝殿をつなぐ神聖な場所で、普段は神職しか立ち入ることのできないエリア。そこに宝物や神事の際に用いられる御装束なども特別に展示されます。なかなか入れるチャンスのない場所ですのでタイミングが合えばあわせてご参拝をオススメ!

北野天満宮 御手洗祭の基本情報

住所:京都府京都市上京区馬喰町
電話番号:075-461-0005
アクセス:市バス「北野天満宮前」下車すぐ、嵐電「北野白梅町」下車徒歩約5分

<御手洗川足つけ燈明神事>
期間:8月4日〜16日
時間:9:00〜20:00
初穂料:300円

<国宝御本殿石の間通り抜け神事 御神宝・御装束展覧>
期間:8月10日〜12日
時間:16:00〜20:00
初穂料:1000円

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/08 訪問

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