写真:風祭 哲哉
地図を見る一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューローが主催し、夜景観賞士4500人が選定するイルミネーションアワードで3年連続第1位、名実ともに日本で最も美しく、人気のあるイルミネーションスポットとなった「なばなの里」。2013年は世界遺産登録された「富士山」、2014年は「ナイアガラの滝」とメインのイルミネーションショーは毎年テーマを変えて演出されていますが、2015-2016年のテーマは、あの名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」。
人気アニメとのコラボレーションは、なばなの里のイルミネーション史上初ですが、「アルプスの少女ハイジ」の中で描かれていた世界観そのままに、美しいスイスアルプスの風景が見事に再現されています。
写真:風祭 哲哉
地図を見る「アルプスの少女ハイジ」の舞台といえば、雄大なアルプス山脈と名峰マッターホルン。その壮大な舞台として作りだされたパノラマの大きさは、なばなの里史上最大、高さ約35メートル、横幅約120メートルという巨大なもの。しかもこのパノラマはすべてLEDによる本物のイルミネーションだというから驚きです。よくプロジェクションマッピングで大きな建物に巨大な明かりの演出をすることはありますが、なばなの里では、本物の電球によるイルミネーションにこだわっていて、プロジェクションマッピングでは表現できないホンモノの輝き、煌きを演出しています。
「アルプスの少女ハイジ」のイルミネーションショーは1回約7分。ドイツ語で「モルゲンロート」と言われる「夜明け」から物語がはじまります。マッターホルンの頂が朝日に染まり始め、やがてそれが力強い春の太陽の光にかわると、聞こえてくるのはあの、誰もが口ずさむことのできる音楽。
「アルプスの少女ハイジ」の主題歌に合わせて、ハイジが、ペーターが、ヨーゼフが新緑の野山を駈けめぐります。ブランコを天高くこいだり、雲に乗って空を飛んだり、ペーターとクルクルと踊ったり、ハイジはあの、アニメの中の40年前のハイジそのままなのです。
きらびやかなイルミネーションの洪水に喜ぶ子供や若者だけでなく、お父さんやお母さん、そしておじいちゃんやおばあちゃんまでもが、わぁー、ハイジだ、と思わず声をあげるほど。これほど幅広い世代に楽しまれるイルミネーションショーはなかなかありません。
写真:風祭 哲哉
地図を見る「アルプスの少女ハイジ」の物語は、春夏秋冬、それぞれの季節の美しい自然の風景とともに進みます。
春、美しく咲き誇る花々。野山の緑。雄大な姿のアルプス山脈。
夏、万物が鮮やかに光り輝く中、突然の雷雨や雨上がりに現れる幻想的な虹。
秋、紅葉に染まる山々。アルムの麓一面に敷かれている、赤や黄やオレンジのじゅうたん。そして赤い夕日に、マッターホルンの頂だけが浮かび上がる感動の一瞬。
冬、一面の白銀世界。月光に照らされたアルプスの峰々。そして天空に広がる満天の星空。
刻々と変わる四季の情景を、最新型のLEDと最先端のプログラミング技術で繊細かつ圧巻のスケールで描き出しています。
写真:風祭 哲哉
地図を見るなばなの里を一躍全国区の人気スポットにしたイルミネーションとして、約200メートルにわたって続く光のトンネル「華回廊」が有名ですが、これとは別に毎年テーマを変えた光のトンネルが登場します。
2015-2016年のテーマは「青の世界」。
全長 約100メートル、一面の青の世界を通じて、空や海、水といった広大な大自然のイメージを演出しています。中ではスカイブルー、パステルブルー、コバルトブルーという3色の青色LEDが、ゆっくりと色変わりして、まるで大空や水中を遊泳しているかのような幻想的な雰囲気を醸し出していて、こちらも見どころのひとつです。
2015-2016年の、なばなの里イルミネーションのメインテーマ「アルプスの少女ハイジ」。
そのショーのきらびやかでダイナミックな美しさはもちろんですが、何よりもこのテーマを「ハイジ」としたのが大人気の秘密なのかもしれません。三世代で来園しているファミリーも多く、なおかつ家族みんなが楽しんでみている、というシーンも途中数多く見かけます。
なばなの里イルミネーションの営業期間は2016年5月8日まで。
ぜひ皆さんもご家族、グループ、カップルで、ハイジの世界を堪能してみてください。
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(2025/1/14更新)
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