アユタヤには2か所の水上マーケットがあります。2009年にオープンした週末限定のアユタヤ・クローン・サブア水上マーケット(Ayutthaya Klong Sabua Floating Market)と、今回ご紹介する2010年にオープンしたアヨダヤ水上マーケット(Ayothaya Floating Market)です。
アヨダヤ水上マーケットは、伝統的なタイの建築を再現したテーマパークであり、そのためアユタヤではなく古い言い方のアヨダヤを使っています。呼び方が似ているので混同しないようにしましょう。
ここで見ることが出来るショーは様々な種類があります。伝統的なタイの踊りを披露する場合もあります。
ショーの中でも一番人気が大迫力の歴史ものです。開始される前、水上マーケットの中にある川を、船に乗った俳優が回ります。こうして雰囲気を盛り上げて行くのです。
舞台でのショーの前に既に開始されているとも言え、観客は期待でワクワクさせられます。
歴史物の内容ですが普段は平和に暮らしながらも、万が一のために戦闘の準備を怠っていなかったタイの村に、ミャンマー人が武器を持って攻め込んできたというものです。ところで史実としてのアユタヤの歴史では、何度もミャンマーとの攻防があったのです。
ショーが始まるとその激しさに驚くはずです。鉄の剣を使って戦うシーンでは実際に剣をぶつけ合って火花が飛び散ります。男性だけではなく女性の戦闘シーンでも同様に、激しく火花が飛び散るのです。
また、切り合いや殴り合いのシーンでは、口に含ませた血糊を吐き出します。日本ではみられない演出でしょう。
しかしこれだけではあまりにも生々しすぎます。そこでお笑い担当の役者が観客と問答をしながら、爆笑を取るのです。そのタイミングは見事なものです。
剣による火花や血糊だけではなく、火が使われます。火を付けた剣を振りまわして戦い、舞台の手前が燃え上がり、ミャンマー人の攻撃の演出では観客席の隣にある大砲の場所が燃え上がるのです。
これらがすぐ近くで行われるので、かなりの迫力を感じることでしょう。
約30分のショーが終わると記念撮影が出来ます。テレビに出ている著名な俳優が舞台に出ていることがありますので、タイミング良く一緒に写真を撮ることが出来ればラッキーです。
なお、注意点が一つ。演出で使われた血糊が付近に落ちていることがありますので、舞台や椅子に座っての撮影の際には気を付けましょう。
ショーは様々な形があり、必ずしも今回ご紹介した内容とは限りませんが、いつ、どのようなショーが行われるのかは現地でのお楽しみとなります。
平日は1日に3回、土日・祝日は4回行われますので、買い物の間に楽しむことが出来ます。
タイのアユタヤ観光では、こちらのアヨダヤ水上マーケットに訪れて、買い物だけではなく日本では見ることが出来ないショーを楽しみ、旅の思い出を増やして下さい。
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