2017年ヴェローナ「Arena di Verona」野外オペラの魅力とチケット購入法

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2017年ヴェローナ「Arena di Verona」野外オペラの魅力とチケット購入法

2017年ヴェローナ「Arena di Verona」野外オペラの魅力とチケット購入法

更新日:2017/05/28 19:54

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師

イタリア世界遺産・ヴェローナ。この美しい古都の夏の風物詩「Arena di Verona(アレーナ ディ ヴェローナ)」は、1世紀建設の古代ローマ円形競技場をそのまま使う野外オペラ。音楽・舞台共にに壮大なスペクタクル絵巻が繰り広げられます。今回はアレーナでしか体験できないオペラの魅力・2017年の演目・チケットのNET予約&購入の方法を徹底解説。今年の夏はヴェローナにオペラを見に行こう!

美しき古都ヴェローナ

美しき古都ヴェローナ

写真:フルリーナ YOC

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世界一、世界遺産の多い国イタリアは、各地にローマ帝国の遺跡や建物が残されています。今回ご紹介するベローナは紀元前1世紀に誕生し、13・14世紀にはスカラ家の統治下、15〜18世紀にはヴェネツィア共和国の支配下で繁栄した古都。。

美しき古都ヴェローナ

写真:フルリーナ YOC

歴史的建造物の並ぶエルベ広場、ジュリエットの家・美しいスカリジェッロ橋、ラジョーネ宮殿など、古代ローマから中世、ルネッサンス期の建築物など、多くの観光ポイントがひしめきます。また古くから商業都市として栄えたヴェローナは素敵なお店も目白押し。観光のみならずショッピングもまた楽しい町。

アレーナのあるブラ広場は見所満載!

アレーナのあるブラ広場は見所満載!

写真:フルリーナ YOC

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アレーナのあるブラ広場は町の中心の広場。ヴェローナ市庁舎もこの広場にあります。広場には素敵なカフェや美味しいレストランが立ち並び、お天気がよければテラス席でアレーナや美しい広場を眺めながら美味しい料理やドルチェを楽しめます。またセルフサービスのお店(BREK)もあるので、気軽な食事にも便利。

アレーナのあるブラ広場は見所満載!

写真:フルリーナ YOC

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この写真はブラ広場のヴェローナ市庁舎。アレーナでオペラがある日は、この写真にあるように大道具小道具が並んでいたりします。舞台の大道具を間近で眺められる機会はそうそうありません。見かけたらぜひ本場イタリアオペラの誇るオペラの大道具にも注目してくださいね。この大道具は「アイーダ」の舞台に並ぶスフィンクス!下の舞台の写真に並んでいるものです。

2千年前の劇場は保存状態も音響も抜群!

2千年前の劇場は保存状態も音響も抜群!

提供元:イタリア政府観光局 Fototeca ENIT/ Vito Arcomano

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この円形競技場Arenaは紀元1世紀初頭の建築で、舞台も観客席も2千年昔そのまま。造られた当時は3階建てで3万人近い人を収容できましたが、その後上部が崩れ、現在では収容人数2万人ほど。音響も素晴らしく、2千年前の人々が作ったとは思えません。保存状態はイタリア国内でも最も良いと言われています。この壮大な遺跡で行われるオペラは、まさにスペクタクル絵巻!

夜空に浮かぶオペラの舞台が幻想的!

夜空に浮かぶオペラの舞台が幻想的!

提供元:イタリア政府観光局 Fototeca ENIT

http://visitaly.jp/

オペラが始まるのは夜の9時頃。夏のイタリアは日が沈むのが遅いのでまだ夕暮れ時の中アレーナに入ります。入り口は席によって違い、階段席の観客にはキャンドルが配られます。オペラが始まるとキャンドルに火を灯し、アレーナは感動的な一体感に包まれます。更に闇が深まると舞台の上には本物の月が昇り、星が煌めき・・・。アレーナでは月も星もキャンドルも舞台の一部。幻想的な揺らめく光とドラマティックなオペラは感動の一言。

夜空に浮かぶオペラの舞台が幻想的!

写真:フルリーナ YOC

座席は平土間が一番高い席。こちらの席にはドレスコードがあるので正装を。平土間は緩やかな傾斜になっていますが、前に大きな人が座るとよく見えないこともあります。平土間以外は距離は遠くなりますが、傾斜がかなりあるので前の人が邪魔になることはありません。

お安い方の席はラフな服でOK。階段席自由席は椅子がなく石に座るので貸し出しの座布団を借りることをお勧めします。階段席には幕間にドリンクやお菓子の販売等があり、ビール片手に野球観戦のような姿で見ている人も。ただし上演中は声を出すことやおしゃべり、音を出すことは厳禁。

また、夏場は突然雷雨に見舞われ、しばし中断・・・ということもあるので、雨具もお忘れなく。オペラ開始前に雨で公演中止になった場合は、公演当日か翌日にボックス・オフィスで払い戻しできます。演奏が始まると、途中雨が降り中止になっても払い戻しはありません。

2017年の演目と気になるチケット手配について。

2017年の演目と気になるチケット手配について。

提供元:Futta.NET

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2017年の「Verona di Arena」ラインナップも魅力満載!
上演予定は以下の通りです。
「ナブッコ」6月23,29,7月7,12,15,18(21:00〜)
      8月4,9,12,18,23,26(20:45〜)
「アイーダ」6月24,30,7月5,9,11,16,20,23(21:00〜)
「アイーダ・1913年の歴史的なステージ」7月28(21:00)、
      8月3,6,8,13,16,20,24,27(20:45〜)
「リゴレット」7月1,6,14,19,27(21:00〜)
「蝶々夫人」7月8,13,22.29(21:00)
      8月11,19(20:45)
「トスカ」8月5,10,17.22,25(20:45〜)
「プラチド・ドミンゴ ガラコンサート」7月21日 22:00〜
「ベート―ヴェン 交響曲第9番」8月15日 22:00〜

中でもオススメは<アイーダ・1913年の歴史的なステージ>。1913年はイタリアの国民的作曲家ヴェルディの生誕100年の年で<アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭>が初めて開催されました。それ以来戦争などで中断はあったものの、毎年夏にArenaを会場に野外オペラ祭が開催されています。その第1回の記念すべき演目が「アイーダ」。<アイーダ・1913年の歴史的なステージ>では、その当時の舞台美術デザインでの上演となります。

また、その他の演目も魅力あるものばかり。ヴェルディの代表作「アイーダ」「ナブッコ」「リゴレット」。悲しくも美しいプッチーニの不朽の名作「蝶々夫人」「トスカ」。ことに日本の長崎を舞台にした「蝶々夫人」はぜひ見てほしいオペラ。涙をぬぐうハンカチも必携です。また偉大なるテナー“プラチド・ドミンゴ”のガラコンサートや第九コンサートも2017年Verona di Arenaの目玉の一つです。

2017年の演目と気になるチケット手配について。

写真:フルリーナ YOC

気になるチケット手配ですが、自分でアレーナのHPからネット予約するのが一番安いチケット購入方法。下記MEMO欄に必要なリンクを入れてありますので是非予約にチャレンジしてみてください。

まず“MEMO”のArena Opera Festivalを開きENTRA→SCOPRI(演目)、みたい演目右下のACQUISTAクリック。希望公演日の赤い買い物かごをクリック→右下の希望席の色をクリック→Numero di posti totaleにチケット枚数を入力→CONFERMAクリック→座席エリアを選択→予約希望のエリアをクリック→丸ポチが座席の場所なので希望席をクリック→65歳以上の人は右のTARIFFAクリックで65をクリックすると割引になります。30の数字は団体割引。

値段を確認しCONFERMAをクリック→会員登録。名・姓・メールアドレス・電話・国籍(Giappone)・パスワードを登録・確認→右欄のdo il consenso(同意します)クリック。そこからセキュリティーがかかり、クレジットカードで購入。

チケットは購入完了のときに出てくる画面か、送られてくる確認メール印刷しておきましょう。チケット受け取りは、アレーナに面した北側のボックス・オフィス(Via Dietro Anfiteatro 6B)で。予約に用いたクレジット・カードをカードの持ち主本人が提示し、印刷した紙を見せます。チケットオフィスは、オペラ当日は混み合いますので、時間に余裕を持って交換しましょう。

まとめ

いかがでしたか?ヴェローナの野外オペラ。日本で聴くイタリアオペラの引っ越し公演よりもずっとお安く聞けますし、音楽も舞台も素晴らしいので、ぜひ体験してみてはいかがでしょう。

オペラは終演時間が夜遅くバスは使えないので、ホテルが遠いとタクシーを並んで乗ることになります。少々高くてもアレーナから歩いて行けるホテルがオススメ。ブラ広場付近なら最高です。オペラシーズンはヴェローナのホテルは混み合いますので、予定が分かったら早めに予約を入れましょう。

ヴェローナは市街から8キロの位置に空港があり、ホテルまでのアクセスも楽なので、乗り換え便で日本からのイン・アウトに使うのもオススメ。またヴェローナはミラノ・湖水地方・ドロミテ・ヴェネツィアにも近い町。特にイタリア屈指の夏のアルペンリゾート・ドロミテ地方と湖水地方を組み合せての旅はオススメです!ぜひ夏のイタリアを満喫してくださいね。それでは皆さん、すてきな旅を!

掲載内容は執筆時点のものです。 2004/07/11−2004/07/13 訪問

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