水着でジャングル探検!?熱川ホテルカターラのスパ「PAU」

水着でジャングル探検!?熱川ホテルカターラのスパ「PAU」

更新日:2016/01/22 13:12

櫓から湯けむりが立ち登る有名な温泉地、静岡県は伊豆熱川。この熱川の街としては珍しい、水着で温泉を楽しめる施設がホテルカターラ内にあります。その名もジャングルスパ「PAU」(パウ)。実はここ、あの温泉映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地のひとつ!南国のムード漂うその雰囲気や温泉内で遊べる滑り台など、ファミリーからカップルまで幅広く楽しめるホットな内容をご紹介します!

滝のあるお風呂

滝のあるお風呂
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ジャングルスパ「PAU」は、ホテルカターラ内2階のプール入口前を通過し、その奥にある階段を下ったところにあります。このスパは水着着用の男女混浴ですが、当然、更衣室は男女別々。それぞれ支度を済ませ、更衣室から階段を下ると、そこは南国ムードただよう温泉パラダイス!

まず男性更衣室から伸びる下り階段を降りていくと、そこに見えるのは生い茂る緑を背景に滝が落ちている風呂。泉のような雰囲気ももつこのお風呂が、実は映画「テルマエ・ロマエ」の撮影に使われたお風呂です!

映画でのシーンは開始から1時間48分頃を目安に登場する、主人公ルシウス(阿部寛)が皇帝のために作った「ナイル風テルマエ」。映画の中ではハドリアヌス皇帝役の市村正親さんが入浴し、その横にルシウス役の阿部寛さんも映っていますが、背景に立っているローマ風支柱が目印です!

大きな洞窟風呂

大きな洞窟風呂
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また「PAU」には大きな洞窟風呂があり、位置としては更衣室の真下。男女更衣室から伸びている階段を下るとすぐ、男女それぞれの入口が設けられていますが、洞窟内はひとつの空間として繋がっているので、どちらから入っても問題ないような仕組みです。

足元はゴツゴツしていて、大小様々の岩があり、深さもバラバラで気分はまさに洞窟探検!薄暗い洞窟にもわもわと漂う湯けむりがちょっぴりドラマティックな雰囲気も味わえます。

またミストサウナのような感覚で楽しむこともできますよ!

ジャグジーで優雅に

ジャグジーで優雅に
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大きな洞窟を出て、一段上がったウッドデッキスペースに設けられているのが「ジャグジー」。比較的大きなサイズのジャグジーで、ほんのりひょうたん型です。

緑に囲まれた純白のバスタブに、贅沢にもなみなみと張られたたっぷりのお湯は、視覚効果から美しい水色に見えます。その白と背景のグリーン、お湯の美しい水色の配色はとてもリッチな気分にひたらせてくれるものです。

また他の岩でできたお風呂と違い、ジャグジーのバスタブの底は普通に平ら。内側には一周ベンチのような座部の段差が設けられているので、小さな子どもも入りやすいお風呂です。

小洞窟風呂

小洞窟風呂
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女子更衣室階段口側のすぐ奥には、小さな洞窟があります。家族で入ればいっぱいになってしまう程度の大きさですが、そのミニサイズ感がまた魅力的!中は暖色系のライトが照らされていて、その落ち着く雰囲気はどこか雪国のカマクラに似ています。

また小洞窟を囲むように細長いお風呂がつながっているので、小さい子どもはちょっとした宝探しの気分も満喫できますよ!

「密林の秘境を進み、小川を抜けて発見した宝の洞窟発見!!」。
家族連れの場合は、子どもにそういった設定を演出してあげると、より気分が盛り上がります。

滑り台が楽しすぎる!

滑り台が楽しすぎる!
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ジャングルスパ「PAU」で子どもに大人気なのが、「滑り台」です!これは、よくレジャープールで見られるようなパイプ状の螺旋スライダーとは違い、公園にありそうな素朴な一直線タイプ。素材は石でできています。

でも、スタートラインまでは15段ほどの階段を上がるので、その傾斜はけっこう急で滑走距離も長めで5m以上はあると推測。スピード感もあり、ちょっぴりスリリングな滑り台が楽しめます。

下り口には、小さなお風呂が設けられているので、降下を楽しんだラストは「ザッバーンッ!」。子どもだけでなく、友人同士やカップルなどでも楽しめますよ。

なお、子どもが何度も何度も滑りたくなるような楽しい滑り台なので、下り口には保護者が休めるようなチェアが用意されており、また冷えないよう入浴しながら待っていられるようにとの配慮なのか、脇には別途小さなお風呂も見られます。

最後に

いかがでしたか?家族やカップルで旅行をする場合、温泉への入浴は男女別に分かれてしまうのが普通です。でも、せっかくだから温泉も同伴者を一緒に楽しみたいという声が多々聞かれるものです。そこで、水着で男女一緒に入れる混浴タイプの温泉は、そんなタイプの旅行者にはうってつけ!

しかも、「PAU」は、施設全体がハイビスカスやバナナやパパイヤといった亜熱帯植物に囲まれていて、まるでジャングルの中を探検しているような演出。そして、そんな緑の中をよく見てみると…。

「カバ!?ゴリラ!?黒ヒョウ!?チンパンジー!?」。

そう、あらゆるところに、リアルな動物オブジェが潜んでいるのです!どこに何匹いるかをチェックしながら巡るのも楽しいものですよ。

このようにリゾートプールのような要素を持ちながらも、温水ではなくお湯なので快適!泉質もナトリウム-塩化物硫酸塩温泉と、美肌や皮膚病、婦人病を主たる効能とするきちんとした温泉です。

なお、ホテルカターラのジャングルスパ「PAU」は21:00まで入浴可能というのも魅力のひとつ!まだ昼間の明るいジャングル風呂と、ライトアップされた夜の森を思わせるお風呂も楽しめ、オープン時間が長いので、タイミングさえよければこのバスジャングルを貸し切り状態で入浴できる可能性があるのも魅力!

熱川と聞くと、古き良き伝統の温泉街というイメージが強いですが、リゾートタイプの温泉時間を家族や恋人、パートナーたちと一緒に楽しんでみませんか?

※なお、ジャングルスパ「PAU」は、ホテルカターラの宿泊客だけでなく日帰り入浴も可能

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/10−2015/10/11 訪問

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