写真:瀧澤 信秋
地図を見る長崎県の都市といえば、南部の県都長崎と北部の佐世保が代表格です。両都市間の車でのアクセスは長崎道を利用するのが時短ですが、距離的には近い西彼杵半島経由で国道202号線や266号線を利用し、海を望みつつゆっくりとアクセスするのもオススメです。
そんな途上、ハウステンボスに至る手前を逸れると、西彼杵半島から突き出た「大島」へ渡る大島大橋が現れます。全長1095メートルの白い斜張橋は圧巻です。なお、大島へは佐世保港から高速船利用でもアクセスできます。所要時間は約25分です。
大島に入り、少し北部へ進路を進めると造船所が見えてきますが、突如白亜のリゾートホテルの姿が。他にリゾート施設やホテルは見あたりません。そんな非日常感溢れるホテルが「オリーブベイホテル」です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るリゾートホテルにとって非日常感は大切ですが、世間と隔離されるという意味でのリゾートホテルは意外に少ないのです。多世代のゲストを多く迎え入れ、周辺の設備や施設も活用するようなアクティビティに優れたホテルは数多くあります。
一方、ホテル自体が旅の目的となるようなディスティネーションホテルの要素を備えたリゾートホテルはハイレベルなホテルとなります。オリーブベイホテルはまさにそのようなホテルといえるでしょう。その点では「ホテルがゲストを選ぶホテル」ともいえそうです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るホテルに到着してまず驚くのが、開放感とデザイン性の高さ。世界的建築家である、隈研吾氏による設計とのことです。洗練された内装は、多くの五つ星ホテルを手掛けたイギリス G|A|DESIGN INTERNATIONAL社の手によります。
客室はスーペリアルーム、ラグジュアリールーム、プレミア・スイートの3カテゴリー、全32室。全面ガラスが採用された客室は全室ベイビューでバルコニーを備えます。バルコニーからは小湾の神秘的な光景が望めます。中でも驚きなのが「海上デッキ」。クルーザーが係留されていて、クルージングも楽しめるリゾートホテル。まさに海を独り占めといったところ。
オススメはラグジュアリールーム。ナチュラルであたたかみのあるインテリアで統一された55平方mの客室です。稼働扉でリビングと寝室を仕切ることができ、空間にアクセントが生まれます。快適な客室滞在、ホテルステイに主眼の置かれたフロアプランといえるでしょう。また、ビューバスを備えているので景色も独り占め。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るオリーブベイホテルは、極上ステイのために余分なものを削ぎ落とした空間です。とはいえ、スタイリッシュさばかりとは違う「包まれるようなオーラ」が静かに漂うのです。なぜ、この場所にワールドクラスのホテルが誕生したのかは、同ホテルの所有会社が「大島造船所」ということに秘密があります。
ホテルのある西海市大島は日本と世界をつなぐ「造船の町」として知られています。世界を相手にした造船の町へ訪れる人々もワールドクラスなのです。世界を知るゲストに合うクオリティのホテルが誕生したのは当然のことかもしれません。ゆったりした海にある地、自然に囲まれ日本と世界をつなぐ船が造られる地。そこには格式高いリゾートホテルがあります。何ともロマンチックではありせんか。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る極上のリゾートホテルには極上のグルメがあります。高い天井と全面ガラスの開放的な空間が印象的なレストラン「オリーブ」では、選りすぐりの食材、熟練のシェフによる逸品が堪能できます。
総料理長の芳賀英明さんは、長年ホテルオークラで腕をふるった凄腕の料理人です。芳賀さんが生み出す料理は芸術的。グルメの極みといえるでしょう。目の前に広がる「オリーブ湾」を見ながらの食事は、五感が震える素敵な時間になることでしょう。
紺碧の穏やかな湾のほとりにはオリーブの樹が葉をひろげ、周囲の緑を一層深いものに。そんなオリーブの葉音に包まれる地に立つ、おもてなしの心を極めたリゾートホテル。オリーブベイホテルの名前にはそんな想いが込められています。訪れたゲストの心と体を癒すディスティネーションホテルへ、あなたも訪れてみませんか?
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(2023/12/5更新)
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