写真:まつり はるこ
地図を見る「ファンキーフラッシュパッカー(Funky Flashpacker)」でまず特筆すべきは、屋上のルーフトップバー。大音量で流れるアゲアゲな音楽に吸い寄せられるように、ゲストが集まって来るスペースです。
24時間営業なので、シェムリアップ随一の繁華街パブ・ストリートで飲んだ後の飲み直しにもピッタリです。朝方4時を過ぎると、アンコール・ワットのサンライズを見に行く早起きさんと、ずっと飲み続けている呑んだくれさんが合流し、ちょっとしたカオスに。スタッフもフレンドリー、いつ行っても誰かしらゲストもいるので、話し相手には困りません。
他のゲストと一緒に盛り上がりたい時はバーカウンター、まったりチルアウトしたい時はソファシート、ゆっくりと食事を楽しみたい時はバルコニーテラスと、シーンによって使い分けられるのもいいところです。
写真:まつり はるこ
地図を見る客室は、女性用ドミトリー、男女共有ドミトリーの他、シングル・ダブル・ツインのデラックスルームも(バストイレ付/写真はデラックスダブル)。客室内は造りも備品もとてもシンプルで、アーティストによる手描きのイラストが壁に描かれているところにファンキーな心意気を感じさせます。
ドミトリー利用の場合、階ごとに2つずつシャワールームがあり、いつも清潔に保たれているので、ドミトリーやホステルに泊まるのが初めてという方でも比較的抵抗なく使えるでしょう。
写真:まつり はるこ
地図を見るファンキーフラッシュパッカーは、1Fの中央にあるLEDで光るプールを囲むようなコの字型の建物です。パーティが開かれたり、ゲストが音楽を堪能するこのプールは、まさにこのホステルのシンボル的存在。奥にはバーもあり、屋上のバー同様24時間営業しています。
このプールは、ホステルの敷地に入るとドドーンとすぐあります。レセプションエリアの壁にはこんな文字が……。
“KEEP CALM AND STAY FUNKY”
うん、全てはこの一言で説明が付きますね!
ちなみに、日本人を含めアジア人のゲストはまだまだ少なく、多くが欧米人。シェムリアップにあるとはいえカンボジアらしさは微塵も感じませんが、とにかく楽しく過ごしたいという希望は叶えられるでしょう。24時間音楽が流れるこのホステルに静寂が訪れることはありません。ゆっくり眠りたいという方には向かないのでご注意を!
※18歳以下は宿泊できません。
写真:まつり はるこ
地図を見るホステルに泊まる場合、共有スペースの居心地のよさや充実は欠かせない要素。ファンキーフラッシュパッカーは、先にご紹介したバーやプールなど、共有スペースがかなり充実しています。
そしてもうひとつお勧めしたいのがこのスウィングシート。2、3Fの通路に2つずつ設えられています。時には酔っぱらったゲストが仮眠をとっていることもありますが、そんな時は静かに寝かせてあげましょう。Wi-Fiも入りやすいので、ノートPCで作業したり、スマホやタブレットで旅の情報収集をするのにもピッタリのスペースです。
写真:まつり はるこ
地図を見るとにかく食事が美味しい!これもファンキーフラッシュパッカーの大きな魅力です。自家製ヨーグルトなど簡単な朝食から、カンボジアのクメール料理までメニューも豊富。特にオススメしたいのは、代表的なクメール料理でもあるロックラック(写真)です。
甘辛いタレを絡めた牛肉のサイコロステーキに、ライムとペッパーの効いたソースをつけて頂きます。ご飯も付いていて一皿で大満足のボリューム。味も本格的なので、食事だけを楽しみに来る旅行者もいるほどです。
一口にパーティピープルといっても、若い子から結構なオトナまで、幅広い年齢層のゲストが集まるファンキーフラッシュパッカー。建物自体も新しく清潔感があるので、「ゴリゴリのバックパッカーじゃないけどホステルに泊まってみたい!」という方から、「もう安いだけの安宿は卒業した」という方にもオススメです。また、「日本人宿のちょっとアレな感じが無理だ」という方や「自分はフラッシュパッカーだ!」という方にもフィットするでしょう。
1ドルから朝食が食べられる旅行者向けのレストランが並ぶソック・サン・ロードまで4分ほど。パブ・ストリートやオールドマーケットも10〜15分と徒歩圏内で、立地は良好です。パーティ好きのアナタ、ぜひファンキーフラッシュパッカーに泊まって、大騒ぎしてみて下さいね!
オールドマーケット、パブ・ストリートなどについては他の記事に詳しくまとめてあります。記事下の関連MEMOよりリンクをご確認下さい。
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(2024/11/9更新)
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