写真:野山 苺摘
地図を見る千葉県茂原市にある「浦部農園」では、とても希少ないちごを販売しています。見た目が黒みを帯びたワインレッドで、‟くろいちご”と呼ばれている「真紅の美鈴」という品種のいちごです。ちなみにくろいちごは浦部農園のブランド名。
くろいちごが収穫できるのは12月から5月までですが、天候等も左右してその日に購入できる数には限りがあります。土日に訪れる場合には事前予約をしておくのがベスト。当日農園へ訪れると、写真のように摘みたてのいちごが並べられており、この中から好きなパックを選びます。大きな実のいちごは人気があるので早い者勝ちです!
写真:野山 苺摘
地図を見るこのいちごは両親とも千葉県生まれの品種で、母親にあたる「ふさの香」は千葉県のいちご狩りでは大人気!母親同様にくろいちごも独特の香りがあり、とても糖度が高いのが特徴。そして通常のいちごは中が白っぽいのに対し、くろいちごは中まで紅色です。
アントシアニンとビタミンCの含有量が多く、身体に良いいちごでもあります。
浦部農園のくろいちごは都内のカフェ等でも食べることができ、特にタルトで有名なキルフェボンの「ストロベリーWeek!」に毎年登場している「千葉県産“くろいちご”のタルト」が注目されています。グランメゾン銀座の店舗限定メニューで、なんと浦部農園の御主人もお気に入りなのだとか!イベント期間中に自らタルトを購入しに行く!との意気込み。キルフェボンでくろいちごのタルトにハマった方は、是非浦部農園で摘みたてくろいちごを体験してみてはいかがでしょう。
写真:野山 苺摘
地図を見る浦部農園ではいちごの他に、くろいちごとあかいちごをミックスして作った「くろいちごmixじゃむ」も販売中。作るときによって使用するあかいちごの品種や配合が異なり、訪れたタイミングによって色や味わいが変わります。くろいちご使用のジャムは大変珍しいので、くろいちごを購入する際にはセットでお土産に持ち帰ることをオススメします。ジャムの価格は1つ450円、くろいちごのパックは1つ800円です。
写真:野山 苺摘
地図を見る浦部農園にはオシャレな休憩所も用意されています。どんな時に使う場所なのかを尋ねてみると、事前予約をしていない人がいちごを求めてやってきた時にここで待機してもらい、その間に摘み取ったいちごをパックにつめたりするとのこと。
この農園ではいちご以外にブルーベリーも育てており、夏にはこの休憩所の窓からブルーベリーの木を眺めることが!ブルーベリーは摘み取りや食べ放題も体験できます。
写真:野山 苺摘
地図を見る浦部農園では、次のブルーベリーの季節に合わせてカフェも準備中!休憩所とは別棟で、この農園でとれるフルーツを使用したスイーツやスムージーを提供する予定になっています。キルフェボンのタルトとはひと味違った浦部農園ならではのくろいちごのタルトが登場するかもしれません!
浦部農園には看板がなく、カーナビにも登録されていないため実は迷子になる人が多いです。浦部農園に電話をすると丁寧に道案内をしてくれるので、わからない場合は問い合わせてみると良いでしょう。見つけた人のみが利用する‟知る人ぞ知る農園”でよいのではないかと考えていたご主人ですが、近々看板を用意することにしたそうなので安心ですね。
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(2023/11/28更新)
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