職人の街・小江戸川越で、新進気鋭の手しごと雑貨店巡り5選

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職人の街・小江戸川越で、新進気鋭の手しごと雑貨店巡り5選

職人の街・小江戸川越で、新進気鋭の手しごと雑貨店巡り5選

更新日:2016/01/27 15:22

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 ビンテージ雑貨バイヤー

蔵の街並で有名な埼玉県川越市は、「川越唐桟」など伝統の職人技が残る町でもあります。この歴史深い街で近年、「手しごとブーム」が起こっているのをご存知でしょうか?街全体を巻き込んで定期的に行われる「川越ハンドメイドの雑貨市」の出店数は100を超え、裏通りを中心に手しごとのお店も続々オープン。

今回は、川越の一つのムーブメントにもなっている、新進気鋭のアート&クラフトショップを探訪してみましょう。

同じ火には二度と会えない、和ロウソクの「haze」

同じ火には二度と会えない、和ロウソクの「haze」

写真:藤谷 愛

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2015年夏にオープンした「haze(ヘイズ)」は日本でも数少なくなった和ロウソクのお店です。築100年の古民家を改装した店舗は兼工房。運がよければ、和ロウソクの製作を眺めることも出来ます。

和ロウソクは石油燃料を使用した洋ロウソクと違い、ハゼの実から取れる「ハゼ蝋」を使用しているため、匂いも僅かでススが出にくいという特徴があります。また、和紙やい草で作ったロウソクの芯は見た目にも太く、炎も当然大きくなります。

「haze」が作り出す柔らかいグラデーションカラーのロウソクからは、手しごとの温かさが伝わってきます。お香とあわせて大切な方へプレゼントしても、自分用として使用するのも楽しみな逸品です。

毎月3〜4回はワークショップを行っており一回完結なので、事前予約で観光客でも参加が可能です。旅の記念にオリジナルの和ロウソクを作ってみるのはいかがでしょうか?

驚くべきフィット感!手作り帽子とカゴの店「KIKONO」

驚くべきフィット感!手作り帽子とカゴの店「KIKONO」

写真:藤谷 愛

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「KIKONO(キコノ)」は、蔵の街並(一番街)の路地裏にある、手作り帽子とカゴのお店。特に、お客さんの個性を引き出し、それぞれの頭の形に見事にフィットする帽子は、川越市民の間でも口コミで人気が出てきた看板商品です。

「KIKONO」では大きく分けて「春・夏」物、「秋・冬」物で帽子を製作しています。素材、色、デザインなどをお客さんとじっくり話し合いながら作るオーダーメイド品を購入の方には、シーズンが終わるたびにメンテナンスをして、翌シーズンに戻してくれるサービスがなんと無料!これなら、自分にピッタリの帽子を永く愛用できますよね。

店舗には、手作り帽子のほか、北欧の手作りカゴやドイツの木製おもちゃなど女子がキュンキュンくる雑貨が目白押しなので、一番街観光の合間にぜひ立ち寄ってみてください。

25人の手しごと作家の商品がズラリ!「Hamano-ya」

25人の手しごと作家の商品がズラリ!「Hamano-ya」

写真:藤谷 愛

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前述の「KIKONO」から徒歩10秒(!)に位置する「Hamano-ya(ハマノヤ)」は、気をつけないと通り過ぎてしまいそうなほど「店舗感」を漂わせないアットホームな手しごとセレクトショップ。出展作家は総勢25名!お宝探しにワクワクしてしまいます。

青森の伝統工芸「こぎん刺し」の刺繍ポーチや、手紡ぎの毛糸も陶器も全てが一点ものなので、大切な方へのプレゼントにも喜ばれるはず。

また、店主の浜野さんの前職がお花関係のお仕事とあって、毎月一回草花を使用したワークショップも開催しています。

小さなカフェも併設していて、ドリンクとスイーツで500円(税別)はかなりお得。週末はどこも混み合う川越で、お勧めしたい穴場のお店です。

手作りのぬくもりを生活の一部に「tenori」

手作りのぬくもりを生活の一部に「tenori」

写真:藤谷 愛

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喜多院から徒歩1分にある「tenori(テノリ)」の店舗は、元々消防団の納庫だったもので、築何年かも不明なほど古い建物。これに惚れこんで、雑貨店をオープンさせたという関西出身の店主さんが扱うのは、川越出身の真鍮食器作家さんの作品に加え、関東では珍しく、関西から三重、愛知など西の作家さんの秀逸作です。

特に動物モチーフの陶のブローチは一番人気。三重県の「キエリ舎」の作品ですが、関東ではなかなか手にとって見る機会も少ないので、川越訪問時にはぜひ実際に触れて、作家さんの手作りの温かみを感じてみてください。

また、今年は作家さんの企画展も予定しているとの事なので、訪問前にはHPのチェックをどうぞ。

消えゆく製本業の新たなる可能性「水上製本所」

消えゆく製本業の新たなる可能性「水上製本所」

写真:藤谷 愛

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川越の街並にしっくり馴染む店舗を構えるのは、創業大正12年の「水上(みずかみ)製本所」。創業は都内だったものの、ご縁が続き1936年築の邸宅を2012年に店舗とすることに。

「製本所」と聞くと最近では数少なく、一般には馴染みがないような気がしますが、店舗内はあらゆる可能性を秘めた「紙」の世界。例えば、手すき和紙の朱印帳や大切な本に合わせたブックカバーなど、一冊からでもオーダーメイドが可能なのです。

また、実際の結婚式に使用されたという手作りの和紙の招待状は、手作りならではの温かみが溢れるアイデア商品です。時代着物なども本やアドレス帳の装丁に生まれ変わらせることができるということなので、なかなか捨てられない大切なものを「紙」とコラボしてリボーンさせてみてはいかがでしょうか?

ルリユール(美術製本)の技術を持つ店員さんが相談にのってくれますので、「水上製本所」ではぜひ時間をとって皆さんのイマジネーションをフル稼働させてみてください。

観光をしながら一期一会の作品に出会える

紹介したお店以外にも、まだまだたくさんの手しごとショップがあり、観光と一緒に一点ものに出会える(又は作れる!)のも手しごとの街、川越ならでは、といえるでしょう。
全ての店主さんが「川越だから出店したかった。」とおっしゃっていたのですが、街がつないだあらゆる種類の手しごとを、ぜひ観光と共に楽しんでみてください。

*営業時間やイベントなどの情報は記事下「関連MEMO」のホームページからご覧になることができます。川越訪問前に確認し、ワークショップに参加希望の方は事前予約をお願いいたします。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。

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