写真:大川原 明
地図を見るパラオの日本料理屋や中華料理屋で、必ずといっていいほど名物メニューになっているシャコ貝。シャコ貝はCITES(絶滅寸前の種に関する国際貿易協定)によって、国際的に取引が禁止されている生き物です。しかし、パラオの海洋水産試験場はCITESの許可を得て、シャコ貝の保護と研究に取り組んでおります。養殖技術では成果をあげており、他国へ輸出できるまで成果をあげています。よって、心おきなく美味しいシャコ貝を食すことが出来るわけです。
ちなみにシャコ貝は世界最大の二枚貝。ダイビングやシュノーケリングをされる方は知っていると思います。大きいものだと全長1m50p、重量200kg以上になります。
食感はどうかというと、赤貝ににた歯ごたえと淡泊な味。日本料理屋では刺身で出しておりますが、是非とも刺身で食べていただきたいです。
写真:大川原 明
地図を見るマングローブ蟹!別名マッドクラブとも呼ばれ、熱帯地方のマングローブ林周辺に生息している蟹です。鋏は大きく、身がぎっしり詰まっており非常に美味。食べ甲斐があります。基本的にどのレストランも生きたまま水槽にいれており、注文があったら調理するので新鮮です。
1ポンドあたりの料金設定で少し高めですがパラオで是非とも食べていただきたいもの。マッドクラブの料理方法はいくつかあるのですが、写真にあるように蒸して出されるものが人気です。
写真:大川原 明
地図を見るパラオをはじめとした太平洋島嶼国の主食は、米でもパンでもなく芋。キャッサバやタロイモが主食として食されています。主に蒸したものが提供されます。日本ではキャッサバやタロ芋を食べる機会はなかなかないので、是非とも食してみましょう。ちなみに味ですが、タロイモは里芋、キャッサバは味のないサツマイモのような感じ。
また、ハマグリくらいの大きさで肉厚のマングローブ貝もパラオ名物の一つ。レストランによっては、写真のようなプレートセットで出しておりますので、是非とも食していただきたいです。マングローブ貝は若干の苦みがあるのですが、美味です。
写真:大川原 明
地図を見るマングローブ蟹と共に食べていただきたい高級品が、ロブスター。いろいろな料理に使われておりますが、蒸して1匹丸ごと出すお店が多いです。やはり1匹丸ごと注文し、身を堪能してほしいものです。身はプリプリしており味は非常に美味。マングローブ蟹と同じく1ポンドあたりの料金で高価ではありますが、満足する事は間違いないと思います。
写真:大川原 明
地図を見るコウモリはその風貌から、世界中でも良い印象を持つ人々は少ないと思います。しかしパラオをはじめとしたミクロネシアの国々では、現地人々に食されており、名物料理となっております。
見た目は悪魔のように見えますが、実際は味はどうなのか?食感は鶏肉と変わりません、不味くはないです。ただ、身が少ないと感じると思います。ほとんどのお店では上記写真のようにスープで出すところがほとんどでどです。
コウモリを食べた事がある人はなかなかいないと思いますので、パラオでコウモリを食べてきたと周りに自慢できることは間違いないです。
いかがでしたか?旅の楽しみは多くありますが、そのうちの一つが現地の名物料理を食す事です。パラオには主食となる芋、近海でとれる新鮮な海の幸、熱帯の果物等がありますが、現地にいったら食べていただきたいです。
パラオの海は本当に綺麗。かつて、日本の委任統治領であった事もあり、日本の名残があり、パラオの人々は親日的。心身ともに癒される事は間違いないです。是非ともパラオを訪問してください。
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この記事を書いたナビゲーター
大川原 明
元旅行会社勤務。旅行会社勤務時は、手配、予約業務等。海外居住歴は計4か国6年。長期留学でオーストラリア、仕事で海外駐在した国は、フィジー、ベトナム、タイ。海外支店においては、ガイド業務も兼任。また、販…
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