写真:結月 ここあ
地図を見る修善寺は、伊豆の小京都とも呼ばれ、 街を流れる川は「桂川」、そこに架かる橋が「渡月橋」だったりと京都由来の地名があちこちにつけられています。その桂川沿いには「竹林の小径」があり、こじんまりとはしていますが、青々と天を突く美しい竹林を見ることができます。
中央部には、竹製の円形のベンチもあり、 ここに仰向けになって空を仰げば、清々しい景色が目に入りますよ。耳を澄ませば風が通り抜ける音も心地よく感じます。
京都嵯峨野の竹林には規模は適いませんが、それでも雰囲気は十分に味わえます。
写真:結月 ここあ
地図を見るこの写真は、朱塗りの美しい桂橋ですが、修善寺を流れる修善寺川(通称・桂川)には、渡月橋(みそめ橋)・虎渓橋(あこがれ橋)・桂橋(むすばれ橋)・楓橋(よりそい橋)・滝下橋(安らぎ橋)と「5つの恋の橋」が架かっています。
この5つの橋を、恋が叶いますようにと願いながら渡ると、恋愛が成就するといわれています。カップルの方にもお勧めのスポットです!
写真:結月 ここあ
地図を見るこちらは修善寺温泉のシンボル「独鈷の湯」。 諸国を行脚中の弘法大師が病父を洗う少年を見て心をうたれ、 独鈷杵(仏具)で川の岩を打ち霊湯を湧出させたという、修善寺温泉発祥の湯なんですよ。
今では誰でも無料で浸かることができる足湯となっています。
足元に流れる川のせせらぎを聞きながら、足湯に浸かるのも気持ちがいいものです。
写真:結月 ここあ
地図を見る弘法大師(空海)が開基したと伝わる古刹の「修禅寺」は、源氏一族興亡の舞台になったことでも知られています。
石段を上り金剛力士像の安置された山門をくぐると本堂が見えてきます。 本堂脇には「弘法大師像」があり、春になるとその周りは、淡い紅色の修禅寺寒桜が咲き誇ります。
また修禅寺に伝わる寺宝を見ることができる宝物館(瑞宝蔵)もあるので、時間があれば立ち寄ってみるのもいいですよ。
写真:結月 ここあ
地図を見る修禅寺の鬼門の鎮守として、弘法大師により創建された「日枝神社」。
鳥居をくぐるとその先には、源範頼が幽閉され自害した信功院跡に作られた、石の庚申塔がひっそりと佇んでいます。
社殿の脇には、根元が一つになっている樹齢800年の「子宝の杉」があって、 2つの杉の間に渡されたこの赤い階段を使ってくぐると、子宝に恵まれるといわれパワースポットになっています。
修善寺温泉の温泉街を流れる修善寺川(桂川)に沿って観光スポットがありますが、ご紹介した5か所は全て徒歩圏内で周ることができます。弘法大師所縁の温泉や寺院に神社、源氏の史跡も残っています。伊豆最古の温泉に浸かって歴史にも触れる旅、お勧めです。
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(2024/12/13更新)
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