写真:大宮 つる
地図を見る栃木県日光市、中禅寺湖のほとりにご鎮座する「日光二荒山神社中宮祠(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)」。奥宮創建後の2年後(784年)に「中禅寺」とともに創建された古社名刹です。もともとは中禅寺と神仏習合していましたが、明治時代の神仏分離令により独立しています。
霊峰・男体山の中腹にあるため、男体山のパワーが直にふりそそいでいる感じです! 門の背後に見えるのが、男体山です。
写真:大宮 つる
地図を見る日光二荒山神社にお祀りされているご祭神は、次の3柱です。
(1)大己貴命(おおなむちのみこと)……いわゆる大黒様です。このことから、日光二荒山神社は“日光だいこく様”として親しまれています。ご利益は、家内安全、商売繁盛、開運、良縁成就など。
(2)田心姫命(たごりひめのみこと)……妃神で、子授けや安産、子育てに篤いご利益。
(3)味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)……御子神で、農業や漁業、交通の守護に篤いご利益。
こちらの親子3神を“二荒山大神”と呼んでいます。二拝二拍手一拝でご参拝をしましょう。その際に、「二荒山(ふたらさん)の大神(おおかみ) 守り給え(まもりたまえ) 幸え給え(さきはえたまえ)」と2回唱えましょう。
拝殿でお参りをしたら、神さまがご鎮座しているご本殿の近くへ行って参拝をしてみてください。拝殿とともにご本殿も重要文化財指定されています。
写真:大宮 つる
地図を見る拝殿の左側にご鎮座しているのが、「山霊宮(やまのみや)」です。
二荒山神社中宮祠によれば、山霊宮とは、男体山を中心に日光連山八峰に篤い信仰を捧げた、功績の優れ徳行のあった人々の御霊をお祀りしたお宮とのこと。そんなことに思いを馳せながら、お参りされるといいかもしれませんね。
写真:大宮 つる
地図を見るさて、山霊宮の参拝後に裏手に回ってみましょう。そこにあるのが、勝ち運上昇のご神木“いちい(一位)の木”です。栃木県の天然記念物で、樹齢約1100年とか。良い氣を感じつつ、勝ち運アップを祈願しましょう!
写真:大宮 つる
地図を見る日光二荒山神社中宮祠の境内には「幸運の杜」といって、何本ものご神木が祀られているパワースポットの森があります。そこには、“まっすぐ杉”や“悩みカラ松”、“桂の木”などの珍しいご神木のほか、“良い縁を結ぶ神笹”といったものもあります。こちらの写真は、“まっすぐ杉”です。
写真:大宮 つる
地図を見るそして、「幸運の杜」に訪れたら、ぜひともやってみて頂きたいのが、“カワラケ割り”。白いお皿に「厄」あるいは「ストレスに感じること・嫌なこと」を書いて、投げる! つまりは、厄落とし&ストレス解消。
運気上昇を願っても、厄がついていたら、意味がなし……!? ということで、スッキリしたい方は試してみてはいかがでしょうか?
写真:大宮 つる
地図を見る「中宮祠稲荷神社」は倉稲魂神(うがのみたまのかみ)、お稲荷さんがお祀りされています。
お稲荷さんは現在では商売繁盛の神様として信仰されていますが、「中宮祠稲荷神社」のお稲荷さんは商売繁盛のほか、家内安全、仕事運、健康祈願、運気上昇、良縁成就といったご利益も。“きつね札”といったもので祈願できるのが特徴的です。
写真:大宮 つる
地図を見る稲荷神社で祈願後、くるりと振り返り、目に飛び込んでくるのが、運気上昇の「龍の松」。“家運隆昌”をもたらす松とされているので、有り難いパワーにあやかりましょう。
以上、「日光二荒山神社中宮祠」の篤いご利益・パワーをいただけるスポットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
本文中ではご紹介できませんでしたが、このほかにも、金運アップの“銭洗い男体龍水”や、子授け・子孫繁栄の縁起の良い石“さざれ石”、“良縁の松”などといったパワースポットもあります。「日光二荒山神社中宮祠」はトータルで運気をぐぐっとアップしてくれるのが嬉しいですね! 御朱印は社務所で頂けます。
なお、中宮祠と同時期に創建された「中禅寺」が車で数分の距離にありますので、セットで参拝するのがおすすめです(関連MEMOにガイド記事あり)。
<基本情報>
住所:栃木県日光市中宮祠2484
電話番号:0288-55-0017
アクセス:日光二荒山神社より国道120号を経由し、車で30分の距離(無料の駐車場があり)。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
大宮 つる
青森生まれ・静岡育ち。神奈川・東京を経て、現在、さいたま住まい。神社仏閣やパワースポット、珍スポットなど地域の魅力を発掘し、お伝えしていきたいと思います。元気な男児の子育てに奮闘中。台湾が好きでよく行…
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