歴史建築や教会など、旧市街の街並みは美しいですが、リガには地元の人にとって憩いの場所ともなっている緑豊かな大きな公園がいくつかあります。
自由記念碑の周辺にあるエスプラナーデ公園、様々なイベントも開催されるヴェールマネス庭園、そしてユーゲントシュティール群の近くにあるクロンヴァルダ公園。
公園近くの運河やダウガヴァ川を巡る遊覧クルーズは夏の風物詩ですし、秋には写真のように見事な紅葉が見られます。
観光の途中、こんな公園でひとときを過ごしてみるのもおすすめです。
リガの旧市街にある2つの“幸運を呼ぶスポット”をご紹介しましょう。
まずは、旧市街の北側にある、リガに唯一残る城門「スウェーデン門」。
かつで壁外にスウェーデン軍の兵舎があり、スウェーデン兵たちが利用していたこの門には、あるスウェーデン兵と地元の娘の恋の物語が残されています。
現在では、門をくぐると幸せになると噂され、カップルが立ち寄る名所となっています。
もう1つは、ブレーメンの音楽隊の銅像。
聖ヨハネ教会前に、姉妹都市であるドイツのブレーメンから贈呈されたブレーメンの音楽隊の銅像があります。
ロバの前足をなでながら願い事をすると、願いが叶うというジンクスがあり、観光客がみんな触るので前足の部分だけピカピカに光っています。
20世紀の初頭のヨーロッパで起きた、新しい芸術運動「ユーゲントシュティール」
“アールヌーヴォー”と言ったほうが、私達にはお馴染みでしょうか?
花や植物、人間の顔や幾何学模様などの装飾が特徴のユーゲントシュテイール建築が、リガにはなんと800棟もあると言われています。
中でも、リガの有名な建築家ミハイル・エイゼンシュタインの作品が多く集まっているのが、新市街のアルベルタ通り。
奇妙な人面や動物などが装飾された建物がいくつも建ち並び、見ごたえがあります。
それらの建物は、今でも普通に住宅や学校として使われており、人々の生活の中に自然に溶け込んでいるのもまたおもしろいです。
ラトヴィアといえば、伝統的な手工芸品が有名。
高品質な手織りリネンや手編みミトンなど、高品質でリーズナブルな商品が手に入ります。
日本ではお目にかからないような編み込み模様は、ラトヴィアならではの可愛さ。
また、市場や町のショップでは、特産品の蜂蜜も手に入ります。
食べるだけではなく、蜂蜜をベースにしたコスメも人気。
コスメといえば、ヨーロッパ各地で大人気の「STENDERS」というラトヴィア発の自然派コスメも、日本の1/3〜1/4程度の値段で購入できますよ。
行きは空いてたスーツケースも、パンパンに詰め込んで帰国することになるかも?
現在、日本からバルト三国の都市への直行便は出ていません。
一番早くて便利なのは、フィンランドのヘルシンキを経由する便で入国する方法。
ラトヴィアは、リガの他にも魅力的な街がたくさんあるので、ラトヴィア1カ国を重点的に旅するのもいいですし、隣国のリトアニア、エストニアと合わせて周遊するのも楽しいです。
バルト三国を旅行で訪れる日本人はまだまだ少ないので、ブームが来る前に先乗りしてしまいましょう!
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