写真:麻田 ユウミ
地図を見るロンダのシンボルでもある新市街と旧市街を結ぶヌエボ橋 (Puente Nuevo) はスペイン語で「新しい橋」意味し、その名の通りロンダにある橋の中では一番新しく、18世紀に作られた橋です。ヌエボ橋は高さ100m以上の石橋で、かつて橋の柱の内部は牢獄として使われていました。
新市街から旧市街に入るときに見える景色は断崖絶壁のロンダの街を感じることのできる絶景ポイント。標高700m以上の高地にあるロンダはまるで浮かび上がった天空の街のようで、詩人リルケも「夢の町」と称えています。
朝、昼、夜と違った顔を見せるので、どの時間帯も見ておきたい、まさに絶景ポイントです。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るヌエボ橋の上からの景色を満喫したら、是非大迫力のヌエボ橋を見上げてみましょう。旧市街に入り、少し歩くとアルバカラというレストラン前の広場から渓谷へとつながる道があり約20分程度で絶景ポイントに辿り着きます。
渓谷からヌエボ橋を見上げると、思わず言葉を失ってしまうダイナミックな光景で、時間が経つのも忘れて見入ってしまいます。途中の道はかなりの坂道で舗装もされていないのですが、それだけの時間と体力をかけていく価値のある場所です。
体力に自信がない人は途中5分くらい下るだけでもヌエボ橋の壮大な姿を見ることができますよ。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る白い街の1つであるロンダの旧市街は小道が多く、地図を見ずに歩くだけでも楽しい場所。白い家々の窓には花が飾られており、細い道を気の向くままに散策すると、お土産屋やレストラン等がひょっこり顔を出し、迷いながら歩いてるのにいろいろな発見がある街です。
徒歩圏内でサンタマリア・マヨール教会やボスコの家、アラブ浴場などの見所もあり、小さい街ながらも見どころもたくさん!街の中も坂道が多いですが、小さな街なので疲れたらバルでひと休みしながら旧市街をゆっくり歩くのがオススメです。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るロンダのもう1つの見どころは、1785年に完成したスペイン最古の1つである闘牛場。牛の突進をかわすという現在の闘牛のスタイルを確立させた伝説のマタドール(闘牛士)、フランシスコ・ロメロ出身地でもあります。
闘牛場は円形ドーム闘牛場は約5000人が収容でき、トスカーナ様式の石柱で造られています。内部には闘牛博物館があり、展示物は多くはないですが、闘牛の歴史やかつての名士たちの色彩豊かな衣装や馬具が飾られているのを見ると、闘牛士のスペインでの人気を窺い知ることができます。
現在も9月にはゴヤ風の闘牛がペドロ・ロメロ(フランシスコ・ロメロの孫の名)祭の間に行われるので、日程が合えば最古の闘牛場で本場の闘牛を堪能してくださいね。
ロンダに行くには主要都市からバスか列車になります。バスや列車の本数も多くなく、時間もかかるのですが、それだけ時間をかける価値のある素晴らしい風景に出会えます。
ヌエボ橋のたもとに旧市庁舎を改装したパラドールもあり、お部屋のテラスからも旧市街の街並みや渓谷も一望できるので、1泊して思う存分ロンダの風景を楽しむのもオススメです。
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(2024/12/14更新)
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