温かな灯りのライトアップも!世界文化遺産・富山「五箇山合掌造り集落」

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温かな灯りのライトアップも!世界文化遺産・富山「五箇山合掌造り集落」

温かな灯りのライトアップも!世界文化遺産・富山「五箇山合掌造り集落」

更新日:2017/01/27 18:10

Mayumi Tのプロフィール写真 Mayumi T 北陸の歴史・グルメ探索人

初めて訪れた人でも、どことなく懐かしさが感じられる富山県南砺市の「五箇山合掌造り集落」の風景。1995年、岐阜県の「白川郷」とともにユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。冬ともなるとこの辺りは豪雪地帯。合掌造りの家屋の屋根はこの大雪から守るために造られたものですが、独特の趣きを感じることができます。日にちは限定されますが、ライトアップも開催されていますよ。

1995年に白川郷とともに世界文化遺産に登録

1995年に白川郷とともに世界文化遺産に登録

写真:Mayumi T

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富山県南砺市(なんとし)の「五箇山合掌造り集落」。以前は旧平村、上平村、利賀村の三つの村に含まれていましたが、現在はその三つの村が統合された南砺市(なんとし)に属しています。

1995年に白川郷とともに世界文化遺産に登録

写真:Mayumi T

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1995年12月9日に岐阜県の「白川郷」とともに、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。日本では6件目の世界遺産登録ですが、この登録後にはこの五箇山の集落がある地域にも多くの人々が訪れるようになってきています。特徴のある建築様式と、見た目にも懐かしさや温かさが感じられるこの地域の風景に、たくさんの人々が引き寄せられています。

1995年に白川郷とともに世界文化遺産に登録

写真:Mayumi T

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実際に訪れてみるとこの合掌造り集落の風景は勿論、この地域に住んでいる人々の優しい心を感じることができたり、昔から伝わる伝統行事を体験できたり、素朴な郷土料理や民芸品などに出逢うこともできますよ。

「菅沼合掌造り集落」

「菅沼合掌造り集落」

写真:Mayumi T

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1970年に「相倉合掌造り集落」と「菅沼合掌造り集落」の二つの集落が、まず国の史跡に指定されました。その後、1994年に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、1995年には隣接している岐阜県の白川郷とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、世界遺産に登録されました。

「菅沼合掌造り集落」

写真:Mayumi T

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史跡として保存される範囲には、民家の他に周囲に位置している山林や田畑、池、集落内の道路、屋根葺きに使われる茅を取る「茅場(かやば)」、また冬の時期にはこの地域は大雪が降るため、その雪崩から集落などを守るための林である「雪持林(ゆきもちりん)」がありますが、それらをすべて含めたものとなっています。

「菅沼合掌造り集落」

写真:Mayumi T

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のどかな田園風景の中に佇んでいる「菅沼合掌造り集落」。集落の三方は庄川に囲まれています。現在では12戸の住宅がありますが、そのうち9戸が合掌造りの家屋。その中の2戸は江戸時代末期、6戸は明治時代、最も新しい家屋は大正時代末期の1925年に建てられています。

前述のように、この地域は豪雪地帯。写真は2015年3月末のものですが、何日も降り続いた雪がずっと積もったまま。昼間もあまり気温が上がらず、降り積もった雪もなかなか溶けません。この日も小雪が時折、降っている状態。同じ日の富山市内では、桜が咲き始めていますので、同じ富山県内でも気温や天候の違いがとても感じられますね。

ぬくもりのある食事処や民芸品店

ぬくもりのある食事処や民芸品店

写真:Mayumi T

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「菅沼合掌造り集落」には、五箇山のおいしい名産品を販売しているお店もありますので、お土産を買うこともできます。また軽食のとれる食事処も何軒かあり、地元の食材が盛り込まれた蕎麦を味わったり、食事処によっては素朴な味わいのくるみ味噌でつくられた五平餅やぜんざい、甘酒などをいただくこともできます。

ぬくもりのある食事処や民芸品店

写真:Mayumi T

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こちらは民芸品などを販売するお店。流行りの現代的な雑貨などとは全く違いますが、とても素朴な温もりのある民芸品が置かれています。眺めているだけでも、古くからの人々の生活が思い浮かんできそう。手作り感あふれる民芸品は、お土産にもぴったりですよ。

「相倉合掌造り集落」のライトアップ

「相倉合掌造り集落」のライトアップ

写真:Mayumi T

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こちらは「相倉合掌造り集落」の夜のライトアップの様子。この集落は、庄川から少し離れた段丘の上の方に位置しています。ここには32戸の住宅がありますが、そのうち20戸が合掌造りの家屋となっています。現在の家屋の多くは江戸時代末期から明治時代に建てられたものですが、最も古い家屋は17世紀のものともいわれています。

「相倉合掌造り集落」2017年のライトアップの予定です。
3月2日(木)〜5日(日)残雪ライトアップ
5月11日(木)〜14日(日)水田逆さ合掌ライトアップ
7月27日(木)〜30日(日)夜涼みライトアップ
9月14日(木)〜18日(月)稲穂ハサ掛けライトアップ
11月16日(木)〜19日(日)冬支度ライトアップ

いずれも日没〜21時まで。金、土、日曜日は19時半より民謡ライブも開催されます。古くからこの地域に伝わる民謡にもふれることができますよ。

※ライトアップの開催などについての最新の情報は、下記MEMO「相倉合掌造り保存財団」のHPからご確認ください。

日本の原風景を感じられる冬のライトアップ

日本の原風景を感じられる冬のライトアップ

提供元:フリー素材写真集

http://www.shinrankai.net/photo/index.html地図を見る

こちらは「菅沼合掌造り集落」のライトアップの様子。素朴な合掌造りの風景は、昼間眺めていても落ち着いた趣きのある景色ですが、冬の季節の夜のライトアップの景観はこの集落の歴史とともに、日本の昔ながらの風景をいっそう深く感じることができます。

極寒の豪雪地帯に佇む合掌造りの家屋の窓からこぼれる灯りは、何だかとても温かみが感じられます。その灯りからは、住む人々の生活や伝統までもが感じとられることでしょう。大都市で繰り広げられる煌びやかなイルミネーションやライトアップは勿論、綺麗ですが、このような合掌造りの家屋を灯す素朴なライトアップは、一度は眺めておきたくなる光景ですね。

日本の原風景を感じられる冬のライトアップ

提供元:フリー素材写真集

http://www.shinrankai.net/photo/index.html地図を見る

「菅沼合掌造り集落」冬のライトアップ
2017年2月4日(土)〜5日(日)
※日没〜20時まで
3月は毎週金、土曜日にライトアップが開催されます。

国の重要文化財「岩瀬家」、「行徳寺山門」のライトアップも開催されます。
2017年1月28日(土)〜29日(日)
※日没〜20時まで

ライトアップイベントに合わせ、高岡駅などから世界遺産バス臨時増発便が運行されます。また年間を通して、JR金沢駅兼六園口(東口)と五箇山、白川郷を結ぶ高速バスも運行しています。金沢とを結ぶ高速バスは予約が必要ですが、HP(北陸鉄道)などからも予約ができます。北陸の観光の際にご利用されてみてはいかがでしょうか。

世界遺産バスやライトアップの開催予定など、最新の情報は下記MEMO「菅沼世界遺産保存組合」のHPからご確認ください。

一度は見たい「五箇山合掌造り集落」の風景

合掌造り集落から車で程近い場所には「道の駅たいら 五箇山和紙の里」があり、名産品の販売、レストラン、五箇山和紙の展示や販売、和紙作り体験ができる施設があります。また菅沼合掌造り集落から歩いて数分の所には「五箇山 合掌の里」という合掌造りのコテージがあり、集落の雰囲気を感じながら宿泊ができますので、併せておススメします。

五箇山合掌造り集落は、現在も人々が生活していますので、田畑や民家、私有地には立ち入らないようにすることが大切です。ゴミを捨てたり、集落内の無断駐車なども厳禁。生活している人々の迷惑にならないように心がけましょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/13−2015/03/31 訪問

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