更新日:2013/08/01 18:38
写真:結月 ここあ
地図を見る払沢の滝のある檜原村は、東京都では島を除く本州における唯一の村。
人口約2500人、約1200世帯で村の9割が森林です。
東京都でありながら日本の原風景を今も残すところです。
檜原村には、なんと50か所以上も滝があるんですよ。その中でも払沢の滝は、東京都では唯一日本の滝100選に選ばれています。
写真:結月 ここあ
地図を見る滝までは、払沢の滝入口バス停あるいは、払沢の滝村営駐車場から渓谷沿いの遊歩道を歩いて15分ほど。
遊歩道を歩き出すとすぐに、この緑の建物が見えてきます。
木工房「森のささやき」&「ひのはらゆうびん館」です。
昭和4年に檜原郵便局舎として建てられて、昭和44年まで実際に使われていました。
村民からも親しまれていたことから、平成6年にこの地に移築。
今は、木工製品を主としたクラフトとファニチャ−の展示及び販売とフリ―スペースとなっています。
■木工房「森のささやき」
所在地 東京都西多摩郡檜原村5555
檜原村払沢の滝入口
電話 042−598−1110
営業時間AM10:00〜日没
定休日 月曜日
写真:結月 ここあ
地図を見る沢に沿って遊歩道は続いています。
整備の行き届いた遊歩道なので、年齢も問わず歩いて行くことができます。
平日の午前中とあって、人っ子一人出会うことがありませんでした。
この辺りではありませんが、熊の目撃情報もあるくらい山が深く、森林浴気分で滝まで歩けます。
写真:結月 ここあ
地図を見るなかなか滝の音が聞こえてきませんが、ここまで歩いてくると空気もひんやりとしてきます。小さな橋の先、木々の間からやっと滝が見えてきました。
せせらぎに手をかざしてみると、冷たくてとても気持ちがいいですよ。透明度も高い清流ですが、ここの水は、村民の飲料水になるそうで、滝つぼや水の中に入るのは禁止となっています。
写真:結月 ここあ
地図を見る北秋川の支流にある払沢の滝は、四段になっていて、全長は60メートル。
少し岩場を登って滝つぼへ行くこともできます。
滝つぼから眺める一の滝は、20メートルで、ここには昔大蛇が住んでいたという伝説もあるんですよ。
8月中旬には、払沢の滝まつりもあり、ライトアップされた幻想的な滝を見ることもできます。
冬は、滝が氷結することでも有名で、近年は温暖化のせいで完全氷結をすることは少なくなりましたが、そのさまは息をのむ美しさとか。
結氷する日を当てる、払沢の滝氷瀑クイズも毎年実施されています。
檜原村は、滝巡りは勿論、ハイキング・日帰り温泉・築数百年の珍しい合掌造りの民家も残されていたりと、東京に居ながらにして静寂に身を置く贅沢な気分が味わえますよ。
■払沢の滝
所在地 東京都西多摩郡檜原村本宿
アクセス JR五日市線武蔵五日市駅から西東京バス
払沢の滝方面行きで25分
払沢の滝入口下車、徒歩15分
駐車場(無料)より徒歩15分
ライトアップ・結氷など詳しい情報は、下記関連メモの檜原村観光協会へお問い合わせください。
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この記事を書いたナビゲーター
結月 ここあ
はじめまして、結月ここあです。子育ても卒業して、第二の青春真っ只中!?花・パワースポット・温泉・神社仏閣・グルメ・建築物探訪が好きで女友達と国内・海外へと旅に出ています。旅は感動の景色に出会うことがで…
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