人っていいな!蔵前「東京ひかりゲストハウス」は居心地満点あったか宿!

人っていいな!蔵前「東京ひかりゲストハウス」は居心地満点あったか宿!

更新日:2016/02/01 16:33

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師
スカイツリーや隅田川のお花見展望スポットとして人気の蔵前は、近年お洒落なカフェやゲストハウスなどで注目度が集まる町。その蔵前の駅から徒歩1分の所に、可愛くて温かなゲストハウス「東京ひかりゲストハウス」があります。非日常を楽しむ旅のワクワク感を感じてほしいと古い木造家屋を手作りDIYでリノベーションした空間は、初めて訪れるのに「自分の居場所」を見つけたような居心地の良さ。心がホンワリと温まる宿です。

コツコツDIYで作ったゲストハウスは、手作りならではのワクワクがたくさん!

コツコツDIYで作ったゲストハウスは、手作りならではのワクワクがたくさん!

写真:フルリーナ YOC

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蔵前の駅の裏手すぐの所にある「東京ひかりゲストハウス」。オーナーのイサオさんとユミコさんは旅が大好き。結婚してお嬢さんが生まれてからも、1年間お子さんを連れ世界中をバックパッカー旅行で歩きました。世界各地のゲストハウスに泊まってみて、日本にも安くて居心地の良い宿があればなあ・・と思い、ゲストハウス開業を決心。そして元は大工さんが住んでいた昭和の木造家屋を、ユミコさんが手作りDIYでリノベート。旅で培った快適な宿への思いを注ぎ込んで「東京ひかりゲストハウス」をオープンさせました。

「旅って日常を離れてワクワクするものだから、宿もワクワクする場所にしたい。そして自分の家で寛げるような心地よい場所にもしたい」。そんなオーナー夫婦の思いがこもった手作りの宿は、訪れる人たちをワクワクしながらも旅の緊張からホッと解放させてしまう、暖かな優しさに満ちています。それでは扉をガラガラっと引いて、ゲストハウスに入って行きましょう。

カフェ風のパブリックスペース!心トキメク旅時間が流れる。

カフェ風のパブリックスペース!心トキメク旅時間が流れる。

写真:フルリーナ YOC

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もとは大工さんが仕事場に使っていた高い天井の広い空間は、靴で入れる土間のパブリックスペース。美術教師をしていたユミコさんのセンスが光ります。ミシン台をリメイクした可愛いテーブル。座り心地の良いソファ。ピアノは誰でも自由に弾いて楽しめます。そして部屋の片隅に置かれた色鮮やかなケン玉や可愛い手作りの小物など、何気なく置かれた物の一つ一つがとっても素敵で可愛いのです!

パブリックスペースのキッチンスペースには、冷蔵庫や調理道具一式、電子レンジが備えられ自由に使えます。調味料・お茶・紅茶・コーヒー類、洗剤もナチュラル志向の品質の良いものが揃えられています。また、急須や食器一つ一つのセレクトのセンスも抜群!藍の食器やキャンディーポットは、昭和初期まで雑貨商を営んでたというユミコさんの実家の倉庫から持ってきたもの。昭和レトロな小物は、この空間をさらに美しく演出しています。

そしてここは温かでゆっくりとした時間が流れます。疲れて帰ってくる人に「おかえり」と笑顔で話かけるユミコさん、イサオさん。その言葉に誘われるように、今日の出来事を嬉しそうに話し、写真を見せるゲスト。そこにまた一人、また一人ゲストが集まり・・・。昨日まで見知らぬ人だった人と微笑みを交わし、言葉を交わす。人っていいな、旅っていいな・・。そんな喜びをしみじみと味わえる場所です。

私が私になれる旅時間。

私が私になれる旅時間。

写真:フルリーナ YOC

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パブリックスペースには大きなテーブルの他に、一人用の窓際の席や、庭の小さなテラス席も。庭からはスカイツリーの先っぽも見えます。夜になるとテラスのテーブルの上にキャンドルが灯され、ガラス越しに揺らめく灯りに胸キュン・・・。

共有テーブルだけでなく、私が私になれる一人時間を寛ぎながら過ごせるこんな席があるのもまた、このゲストハウスの優しさ。近くには美味しいケーキ屋さん・人気のマフィン屋さん・コンビニ等もあるので、テイクアウトしても楽しめます。ゆったりと<私だけの旅時間&カフェタイム>を楽しむのも「東京ひかりゲストハウス」での美しい時間です。

ユミコさん手作りのベットは可愛い個室感覚!

ユミコさん手作りのベットは可愛い個室感覚!

写真:フルリーナ YOC

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「ベッドを探しに色々なお店を歩いたけれど、気にいったものが見つからなかった」というユミコさんは、何とベッドまで自分で作ってしまいました。「自分が使ってみて快適じゃなきゃ嫌」というユミコさん拘りの、手作りならではの快適さはベッドの中でも光を放っています。

化粧品やスマホも置ける小物棚、バックなどをかけられるフック2つと、洋服をかけられるハンガー2つ。バスタオルなどをかけられるバーもあり、高さも絶妙。ピンクのチェックのカーテンは、マイルームにいるような温かさを演出しています。2階のベッドには荷物が置けるようなちょっとしたスペースが設けられています。これも便利!

木材は美しい無垢の木が使われ、布団や枕も使い心地がとても良いもの。部屋の照明もユミコさんのセンスが光るナチュラル素材の暖かな明かり。柔らかな光は心も体もリラックスさせて、優しい眠りを誘います。

友人同士やご家族は、個室も!

友人同士やご家族は、個室も!

写真:フルリーナ YOC

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宿泊施設はドミトリーと個室があります。1階<土>の部屋は女性専用ドミトリーで9ベッド。2階<風>の部屋は混合ドミトリーで4ベット。その他に3人まで使える個室<雲>の部屋、2人までの個室<晴>の部屋があります。洗い場スペースと、脱衣所もあるシャワー室も快適。シャンプー・リンス・ボディシャンプーもナチュラル志向のもの。

寝室は靴を脱いで上がるので、ちょっと可愛い学生寮や子供部屋のような雰囲気です。パブリックスペースに行く時にはわざわざ靴を履かなくていいように下駄が用意されてるのも、旅気分を味わえてワクワクしちゃいます。トイレや洗面所もユミコさんこだわりの手作りで、使い勝手がいいだけでなくとってもチャーミング。洗面所にはドライヤーも完備されています。

まとめ。<ひかり>が集まる場所「東京ひかりゲストハウス」

いかがでしたか?「東京ひかりゲストハウス」という名前は、常々お二人が尊敬する方から聞いていた「ひかりは自然から放たれて私たちに生命の力と癒しを与えるもの」という言葉から、二人同時に思いつきました。

「人は光のある場所に集り、そこには目に見えない<ひかり>がある。宿屋は疲れて戻られるお客様が、体を休め疲れを癒せる場所でなければ。この場所に人々が集い、<ひかり>があり、癒される場所でありますように」。そんなお二人の願いは、温かな<ひかり>となって確かにゲストハウスの中に宿っています。またイサオさんは、時々ゲストを連れて築地ツアーなども無料で行っています。いつも優しい笑顔でゲストハウス全体を包み込んでいるイサオさんの存在感もまた、この宿の魅力です。

最後になりましたが、蔵前はお散歩がとても楽しい町。スカイツリーや浅草・雷門まで徒歩15分。隅田川沿いは春になると桜が咲き乱れるお花見スポットです。お花見の時期は予約でいっぱいになってしまうので、早めの予約をお勧めします。また蔵前には、素敵なカフェや美味しいお店もたくさん。また素敵な小物などのお店もいろいろあります。浅草と一緒にぜひ楽しんでみてくださいね。それでは皆さん、すてきな旅を!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/25−2016/01/26 訪問

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