写真:大宮 つる
地図を見る日光「二荒山神社」は“縁結びのご利益が篤い”神社と広く知られていますが、その理由の一つに「縁結びのご神木」があることが挙げられます。
こちらのご神木は大変珍しいもので、杉の木に楢の木が“宿り木”として生えています。“すぎ(杉)なら(楢)ば一緒に!”ということとか。眺めているだけでもご利益にあずかれそうですが、縁結びのご利益をより篤く頂きたい方は、ご神木のもとで絵馬を奉納することもできます。
写真:大宮 つる
地図を見る2つ目の必見ご神木は、「夫婦杉」。こちらの夫婦杉は、“ご祭神のご神徳のあらわれ”と言われています。
二荒山神社のご祭神は、主祭神が大己貴命(おおなむちのみこと)。“日光だいこく様”として親しまれていますが、あらゆる縁を結んでくださる神様です。
妃神の田心姫命(たごりひめのみこと)もお祀りされており、ご夫婦の神様のパワーが木に宿っていると考えていいかもしれませんね。田心姫命のご神徳は、子授けや安産、子育てなど。縁が結ばれ、夫婦になれた幸せをぜひ祈願してみてください!
写真:大宮 つる
地図を見る「夫婦杉」の近くにあるのが、「親子杉」です。こちらのご神木は根を一つにした三本杉。
二荒山神社には、大己貴命と田心姫命のご夫婦の神様にくわえて、子どもの神様、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)という神様も祀られています。
この親子杉も、3柱のご神徳のあらわれと言えそうですね!
※子ども杉は、もともとの木に新しく接ぎ木されている状態です。
写真:大宮 つる
地図を見るNO.4からは神苑(有料)に入り、見ることができるご神木となります。
二荒山神社にあるご神木はいずれも歴史が感じられる巨木ではあるのですが、神苑には、なんと境内で一番幹が太いご神木があるんです。そのご神木は樹齢約700年、幹の太さは約6.35m、高さ約60mの巨木。周囲の杉と比較してみると、一目瞭然で「太い!」と感じられることでしょう。
写真:大宮 つる
地図を見る二荒山神社が“縁結びのご利益が篤い”とされる理由のもう一つ、「縁結びの笹」です。こちらはご神木ではなく“笹”ですが、笹に願いをこめると、男女の縁にくわえて仕事や友人、お金の縁など、あらゆる良い縁に恵まれると言われています。
縁には良い縁、悪い縁と色々ありますが、できれば良い縁を結びたいものですよね。「○○について良い縁を結びます!後押しをお願いします」と宣言するつもりで、祈願してみてはいかがでしょうか。
縁結びの笹は、境内で一番巨木のご神木の後ろにあります。
写真:大宮 つる
地図を見るさらに縁結びの笹の右手側には、「子授け・安産の石」もあります。縁があって結ばれたパートナーと一緒に御祈願されては?
以上、縁結びのご利益が篤い、日光「二荒山神社」の必見のご神木4つと“縁結びの笹”をご紹介しました。
二本杉(夫婦杉)や三本杉が生える場所はパワースポットと言われていますが、日光二荒山神社の境内にはこれだけ多くのご神木が密集しているため、それだけ力強いパワースポットと言えそうですね。
なお、本文中ではご紹介できませんでしたが、弘法大師が植えたと言われる、樹齢約千年の「高野槙」という木も神苑内にありますので、あわせてご覧くださいね。
駐車場は有料。御朱印は社務所で頂けます。
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(2024/10/12更新)
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