鉄道ファン必見!魅惑の鉄道スポット「えちごトキめき鉄道」の旅

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鉄道ファン必見!魅惑の鉄道スポット「えちごトキめき鉄道」の旅

鉄道ファン必見!魅惑の鉄道スポット「えちごトキめき鉄道」の旅

更新日:2016/01/30 19:35

高橋 しゅうのプロフィール写真 高橋 しゅう 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

えちごトキめき鉄道は、平成26年3月に北陸新幹線開業に伴うJR在来線の移管により誕生した、新潟県を走る第3セクター鉄道です。
この鉄道の魅力は、直江津駅を中心として豪雪地帯でもある山沿いの路線と、海岸線近くを走る2つの顔があり、山と海の変化に富んだ風景が楽しめることにあります。
さらに沿線は鉄道好きな方に魅力溢れるスポットが豊富で、鉄道ファンの方に是非訪ねて頂きたい路線として、今回紹介致します。

全国に数か所のスイッチバック駅の一つ二本木駅

全国に数か所のスイッチバック駅の一つ二本木駅

写真:高橋 しゅう

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二本木駅は、直江津駅から山沿いを進み妙高高原駅を結ぶ、えちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインの沿線に位置しています。

この駅は、本線から外れた引き込み線の中にホームがある、全国的にも数少ないスイッチバック式の駅です。駅のホームからは一旦進行方向を変えて駅を発着して行く列車の様子を見ることができ、鉄道好きな方には魅力のスポットとなっています。

また列車内では、スイッチバックのことを知らないと思われる方が、突然列車が進行方向を変えるので、不思議そうに外を眺めている様子を目にすることがあります。最近では、その珍しさを活かして、駅舎内に模型を展示したりイベントを開催するなど、観光客の誘客にも積極的に努められています。

そして、二本木駅の位置する妙高はねうまラインの沿線は、妙高高原を代表とする有数のスキーリゾートエリアでもあります。冬には豪雪地帯を走る雪景色の車窓も楽しみの一つです。

かつてトワイライトエクスプレスも通っていた海と夕陽の車窓

かつてトワイライトエクスプレスも通っていた海と夕陽の車窓

写真:高橋 しゅう

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もう一つの路線が、直江津駅と富山県境の市振駅を結び、日本海に沿って走る日本海ひすいラインです。比較的トンネルが多い路線ですが、沿線からの日本海の景色が魅力的な路線になっています。夏には穏やかな湖のような日本海、冬はまさに演歌が似合うよな荒れた日本海の風景が車窓に広がります。

そしてここは、かつて平成26年まで大阪と札幌を結ぶ豪華寝台特急トワイライトエクスプレスが走っていた路線で、季節によってはちょうど札幌に向かう車内から、夕日や日没の車窓が楽しめました。寝台列車は廃止されてしまいましたが、今でも沿線の車窓や途中駅から同じ風景を目にすることができるのです。

時間があれば途中下車をして、ゆっくり駅や海岸から夕陽を眺めるのもお勧めです。写真は沿線の有間川駅です。

290段の階段の先にホームが!珍しいモグラ駅の筒石駅

290段の階段の先にホームが!珍しいモグラ駅の筒石駅

写真:高橋 しゅう

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筒石駅と聞いてモグラ駅とすぐ連想される方は、かなりの鉄道好きな方であると思いますが、モグラ駅とは概ね山間の長いトンネルの中にホームがある駅の愛称になっています。

トンネルの中の駅と言うと地下鉄の駅が一般的に思い浮かびますが、モグラ駅はそれとは区別されていて、都会などの地下でなく、山間などを貫く長いトンネルの中にわざわざ駅を造ったことにその珍しさがあるのです。

その代表格が上越線の土合駅で、「モグラ駅」でインターネット検索すると上位に表示されます。そして他の数少ない駅の一つがここ筒石駅です。筒石は港町なのですが駅は少し山間に入った場所にあり、本当にここが駅と思えるほど周りに何もない場所にぽつりとあります。

しかし改札を抜けると、そこにはホームまで地底深く伸びる約290段の階段が存在しています。ローカル駅のここはエスカレーターやエレベーターも存在しません。ただひたすらこの階段を昇り降りしなければ乗降できない駅になっているのです。

でもその珍しさからわざわざこの駅を訪ねる鉄道ファンも多く、一般にも地元糸魚川市の観光スポットしても紹介されている程です。ちょっと乗り降りに体力を要する駅ですが、長大なトンネルの中にぽつりと静かに存在するホームは独特な空間と雰囲気で、ちょっとした探検気分も感じられます。

あの名列車を運転!特大鉄道模型ジオラマが魅力の糸魚川駅

あの名列車を運転!特大鉄道模型ジオラマが魅力の糸魚川駅

写真:高橋 しゅう

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北陸新幹線開業に伴いリニューアルされた糸魚川駅。その構内に、新しく観光インフォメーションセンターと、鉄道好きな方の交流施設としてジオパルが誕生しました。ここのお勧めポイントは、糸魚川市の観光紹介に加えて鉄道ファンを惹きつける施設があること。その一つが、糸魚川と東京の風景を一体化した鉄道模型の特大ジオラマです。

そして、ジオラマの魅力は見るだけでなくNゲージの運転体験(有料)が出来ることにあります。模型好きでも自宅では再現出来ない大ジオラマで、長大編成の車両をコントローラーを使って走行させることが出来、さらには車載カメラが搭載されているのでモニターで臨場感溢れる運転体験が楽しめるのです。

さらにはNゲージだけでなく、大きくてよりリアルなHOゲージのジオラマもあり、こちらも運転体験も出来るのです。あの名列車・寝台特急トワイライトエクスプレスの鉄道模型の運転も楽しめます。

また、かつて大糸線で活躍した実物のキハ52型も展示され、車内見学も自由にできますので、こちらも鉄道好きな方に魅力的な施設になっています。

列車の乗り遅れに注意!鉄道蔵書が充実の直江津図書館

列車の乗り遅れに注意!鉄道蔵書が充実の直江津図書館

写真:高橋 しゅう

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えちごトキめき鉄道乗車の際に、是非訪ねて頂きたいのが上越市立直江津図書館です。上越市が運営する公共の図書館ですが、ここのお勧めは何と言っても鉄道の蔵書が豊富なことで、鉄道好きにはたまらない魅惑の図書館になっています。

直江津は東西や南へ線路が敷かれた鉄道の要所の町で、新幹線開業前には多くの特急列車が往来していました。新幹線開業後はローカル線中心の駅となりましたが、今でもその路線は変わりません。その鉄道の町に因み、鉄道関係の書籍を充実した図書館になっています。

写真は本棚の一部で、鉄道関係の書籍だけでも数列分の本棚があり、かなり充実しています。一般的に見かける書籍から結構マニア向けの本まで揃っていますので、見始めると時間が幾らあっても足りない位です。

直江津の駅前にありますので便利な立地ですが、本に夢中になり過ぎで予定の列車に乗り遅れないように注意が必要かも知れません。

豪華観光列車も運行開始!今後益々注目の鉄道です。

鉄道ファンを惹きつけるスポットが豊富なえちごトキめき鉄道ですが、実はそこを走る鉄道車両にも魅力を秘めています。妙高はねうまラインを走る車両は元JR東日本の電車、日本海ひすいラインを走る車両はJR西日本の車両を原型とした気動車で、小さな会社で全く違う生い立ちの車両が存在することも、鉄道好きには魅力になっているのです。

さらには、平成27年春からは新たに誕生する観光列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」が運行します。この列車は、沿線の変化に富んだ車窓と山海の豊かな食材を使った食事を楽しむことが出来る観光列車で、大きな窓や個室も備えた豪華設備も特徴です。優雅な鉄道旅行を楽しみたい方には、お勧めの列車となりそうです。運行は週末や休日を中心に計画されており、詳しくは関連MEMOのえちごトキめき鉄道のサイト内よりご確認下さい。

魅力的な沿線のスポットに加えて、新たに豪華観光列車も運行を開始することとなった、えちごトキめき鉄道は益々これから注目の鉄道となりそうです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/25 訪問

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