2015年8月にタイ陸軍の敷地内でオープンしたのがラーチャパック公園(Rajabhakti Park)です。こちらにはタイ国の歴代の王の中で、特に名君とされている7人の青銅像がずらりと並んでいます。
タイの歴史に触れると必ず名前が出てくる有名な7人の王様の銅像は、平均の高さが13.5m。それぞれの姿は王の特徴を持ち、すべて異なった服装や剣で表しており、歴史を知る上でも貴重な場所となっています。
公園名が刻まれた銘板がある中央に立つのは、タークシン王朝のタクシン王(King Taksin 在位1767-1782)です。別名はトンブリー王となっています。中国広東省にかつてあった潮州の流れをくみ、中国人の鄭繧フ子と言われています。アユタヤ王朝で仕官し、後に王となっています。
正面の一番左側はスコータイ王朝時代の第3代ラームカムヘーン王 (King Ramkhamhaeng 在位1279–1298)です。経済政策に力を入れ、タイを飛躍的に発展させた王として尊敬を集めています。
青銅像は左から右に向かって新しい王となっていきます。一番右のラーマ五世(King Chulalongkorn 在位1868-1910)は三大国王の一人とされ、ポスターが多く出回っているなど、尊敬を集めています。
このラーチャパック公園。これから世界中からの多くの観光ツアーコースに組み込まれていくことは、間違いないでしょう。
2011年7月にオープンしたホアヒンサムパンナム水上マーケット(Hua Hin Sam Phan Nam Floating Market)は、池を中心として周囲を一周する作りのマーケットです。また、敷地内の通路に沿うように一周するミニ機関車に乗車することも出来ます。歩行の際には線路を横切って歩くことがありますので、ミニ機関車に注意をしましょう。
買い物、食事はもちろんのこと、音楽の生演奏や民族ショーも行われます。アトラクションもありますので、楽しい時間を過ごすことが出来るでしょう。
ワット・フアイモンコン(Wat Huay Mongkon)は、ルアン・プー・トゥアット(Phra Luang Phor Thuad 1582-1682)を祀っている寺院でホアヒン市内から西へ約20kmの場所にあります。仏教国のタイでは仏陀への信仰が篤いのはもちろんですが、多くの僧侶も尊敬や信仰の対象となっています。
僧侶の中で特に有名なのが、ルアン・プー・トゥアットです。この僧侶は数々の奇跡を起こしたという伝説も持っています。僧侶を模ったお守り(プラクルアン)が危険を回避する霊力があるとされており、お守りを求めてタイ全土から人が集まってきます。
タイ国内の様々な場所にこの僧の巨大像がありますが、この場所がタイ最大とされ、高さ11.5m、幅が9mという大きさ。こちらに設置されたのは2004年8月ですので新しい場所とは言えませんが、日本ではあまり紹介されていない実情があります。
像の手前には三つの頭を持つ象があり、その下を右回りに歩きながら願掛けをすると実現すると言われ、多くの参拝者が集まる場所となっています。
タオコサ・フォレストパーク(Thao Ko Sa Forest Park)は2000年 7月に森林公園と認定されました。白く細かい砂がとても美しく、公園の右手にある岩の一部が頭蓋骨に似ていると言われ、英語では「The Skull」と呼ばれています。
海沿いの階段を上って上まで行くことも出来ます。階段を使う際、潮が満ちている時間帯は無理をしないようにしましょう。
日本ではまだまだ知名度が低いビーチですが、近くには多くの宿泊施設があり、海辺でゆっくりと過ごすことが出来ます。チェアーに座り、食事をしながら海を眺めるのはいかがでしょうか。
このビーチは、タイのテレビや映画の撮影でも使われることが多くなってきました。これから人気が出る場所ではないのでしょうか。
巨大な歴代王の青銅像が並ぶラーチャパック公園。王の中でも名君とされた人たちであり迫力がある場所です。日差しを遮るものが無いので、日除けと水分を忘れないようにしましょう。
のんびりとした水上マーケットは家族連れでも楽しめ、タイで尊敬を集めているルアン・プー・トゥアット像は威厳が感じられるのでは。
その美しさからロケがよく行われるタオコサ・フォレストパークは、タイのビーチの魅力を満喫できることでしょう。
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