写真:木内 つばめ
地図を見る緑をふんだんにあしらいつつ、デザイン性の高いインテリアがさりげなく置かれているロビー(写真)は、踏み入れた瞬間に外の喧騒を切り離すような安心感のある空間です。
佐敦駅から徒歩約3分、超目抜き通り・ネイザンロードからほんの少し入っただけの場所にもかかわらず、このホテルには落ち着いた静けさがあります。客室数がそれほど多くないこともこの落ち着きの理由の1つでしょう。
観光客慣れしたのお店が多い尖沙咀に比べると、佐敦はもっと香港の人々の生活が食い込んだ下町っぽさが魅力的な街。このマデラ・ホンコンに滞在して1泊を終えたころには、徒歩でも尖沙咀や油麻地へ足を伸ばせる柔軟さに味をしめます。
写真:木内 つばめ
地図を見る香港のホテルは「料金が高い割には狭い」というのがあたりまえ。4つ星ホテルでもお部屋が20平米程度だったりもします。マデラ・ホンコンも好立地だから狭いのでは?と心配されるでしょうが、お手頃なデラックスルーム(ツイン)でなんと38平米!これは香港では貴重な広さ。エキストラベッドも入るし、スーツケースも心置き無く広げられます。天井も少々高めなので圧迫感を感じません。
その他、ミニバー(ジュースやスナック菓子)を無料で利用できたり、デラックスルームでもジェットバスがあったり、「ホテルだからこその特別感」もきちんと存在しています。
ビジネスホテル以上の飾り気とサービス、老舗ホテルにはないほどよいシンプルさが、外を歩き回る時間が多い香港旅行には使いやすいステイ先です。
写真:木内 つばめ
地図を見る「これはどこの写真?」というようなオールディーズな風景。こちらはマデラ・ホンコンの1階にあるアートギャラリーです。
ロビーの奥へ進むと突如現れるレトロな空間。50〜60年代の香港の暮らしぶりがわかるような生活用品・麻雀・乗り物・レコードのジャケットなどが展示されています。こちらは宿泊しなくても見学できるスペース。アートギャラリーといっても堅苦しい場所ではなく、まるで香港映画のセットのようなので、写真を撮って楽しむこともできます。
写真:木内 つばめ
地図を見るホテルの3階に位置するのは「カフェ1997」。ホテルのカフェでありつつも、こちらはセルフサービスのカジュアルな雰囲気。飲み物の他にケーキやパン類などの軽食もあります。建物が密集している場所なのですが、多めのテラス席、グリーンウォールが居心地のよさを演出しています。
室内はユニオンジャックのカーペットが敷いてあるなど、ブリティッシュなテイストでまとめられているので、インテリア好きの方は一見の価値あり。
こちらも宿泊者以外も使用できるので、佐敦でゆっくり休憩なんてときには覚えておくと便利です。また博物館と併せてちょっとホテル見物に訪れるのもいいですね。
写真:木内 つばめ
地図を見る旅行中のトレーニングや連日の食べ過ぎ解消の助っ人と言えば、やっぱりホテル内のジム。マデラ・ホンコンのジムにもトレッドミル、ウェイト、バイクなどシンプルながらも一通りのものはあります。
注目してしまうのが、やはり内装。無機質になりがちなジムですが、こちらも手を抜かずにおしゃれに仕上げております。温かみのあるウッディな床、そして個性的なフォトグラフで、トレーニング中の気分もあげてくれます。
お部屋のカードキーで入室し、思うままにトレーニングを始められる自由さもムダがなく、使いやすいです。
夜には、29階のルーフトップバーから香港の光溢れる夜景も堪能できます。このホテルの秘密兵器のような景色はぜひ一見する価値があります。
カップル、ファミリー、友達同士・・・どの客層にも合うマデラ・ホンコン。本当はあまり人には教えたくないと思えるような隠れた名ホテル、お試しに泊まってみて下さい。
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(2025/1/19更新)
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