二つの川「Le Guindy」と「Le Jaudy」がちょうど合流する地点にこの小さな田舎町「トレギエ(Tréguier)」はあります。
海まで約9kmという便利な場所に位置しており、古くは18世紀頃に交易の要として栄えました。今では、観光船が行き来しており、ヨットやカヤックなどレジャーを楽しむ港として利用されています。石畳や小さな小路も多く、どんどん探検したくなる古く面白い町並です。
写真:Miyuki Sakai
地図を見る人口わずか3000人程の小さな町に、この様な木組みの家が約57軒あると言われています。
どれも状態も良く、シンプルな木の風合いを残すものから少しカラフルな色付けの面白いものまで、可愛らしくどれも個性豊か!
そのほとんどは15世紀から17世紀にかけて建設されています。
石畳や小路との調和も見事で美しく素敵な街並みが続きます。。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るこの小さな町の中心で一際目立つのが、大聖堂「聖テュグデュアル大聖堂(La Cathédrale Saint-Tugdual )」。
1339年から1435年にかけて造られたゴシックスタイルの美しい大聖堂です。聖堂の中も素敵で、ステンドグラスや天井の絵はあまり華美過ぎず、とても上品な印象です。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るこの大聖堂の横に隣接する回廊もなかなか素敵です。
中庭に植えられた美しい花と歴史的な建物の調和が素晴らしく、建物の間からは当時の修道士達の生活ぶりが垣間見れ、静寂な雰囲気が漂います。
特別な世界遺産などがあるわけではありませんが、当時の建物が状態良く残されているこの「トレギエ(Tréguier)」の町はあまり観光地化されておらず一見の価値があります。
特に木組みの家はカラフルでどれも個性的!しかも個性的ではありながら、全体の町の調和は失いません。
この他、ブリュターニュ地方には可愛らしい町や古城、新鮮な魚介類やガレットなど魅力的な場所や食べ物が沢山ありますので、是非一度この地方を訪れてみてはいかがでしょうか?
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
Miyuki Sakai
一人旅歴30年、美容歴26年。現在は色んな国を旅した結果、2015年より自身が最も居心地がよいと感じたベルギー(ブリュッセル)に移住。主にベルギー国内や、ヨーロッパの旅を紹介しています。美容のお仕事や…
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