ダムと暮らす〜群馬「道の駅 八ッ場ふるさと館」で感じる人のたくましさ

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ダムと暮らす〜群馬「道の駅 八ッ場ふるさと館」で感じる人のたくましさ

ダムと暮らす〜群馬「道の駅 八ッ場ふるさと館」で感じる人のたくましさ

更新日:2016/08/29 14:26

浅井 みらののプロフィール写真 浅井 みらの 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級

関越自動車道の渋川伊香保インターから車で約1時間、吾妻川(あがつまがわ)沿いに建っている「道の駅 八ッ場(やんば)ふるさと館」をご存知でしょうか。草津へ向かう途中にあるので、道中で目にした方もいるはず。こちらの道の駅は、群馬県の特産品や、険しい山や美しい滝の景観を楽しめるだけではなく、温泉街丸ごとを巻き込んだ八ッ場ダム建設についても知ることができる貴重な場所なのです。

周辺の山々に溶け込んだ外観

周辺の山々に溶け込んだ外観

写真:浅井 みらの

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「道の駅 八ッ場ふるさと館」は2013年にオープン。その翌年には150近くに及ぶ関東の道の駅の中から、特徴のある道の駅30駅のみに贈られるアワード「プレミアム30」を受賞しています。敷地内には地元農産物が並ぶ八ッ場市場や郷土料理が楽しめる飲食店が2ヶ所、24時間利用可能の駐車場とトイレも備わっており、温泉帰りやレジャー帰りの人たちで昼夜賑わっています。

情報コーナーで知る八ッ場ダムの歴史

情報コーナーで知る八ッ場ダムの歴史

写真:浅井 みらの

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施設内の真ん中にある情報コーナー。こちらには、八ッ場ダム建設計画の資料や歴史が展示されています。他にも、道の駅を含めた長野原町周辺のジオラマにはダム予定地も描かれており、その範囲の広大さを実感できます。

元々この周辺には、「川原湯温泉」という源頼朝が発見したといわれる温泉がありました。しかし、ダムの水没地帯だった為2014年7月に、町で一番有名だった共同浴場の王湯は高台へ移転することに。それに伴い川原湯温泉駅も新しく建設されました。

八ッ場ダム関連の情報が目立ちますが、同じスペースには長野原町周辺の観光情報もあります。草津へは車で約20分、軽井沢へも車で約50分の距離なので、ここで地図や観光地の情報を入手して向かわれるのも良いですね。

ストッキング、タイツを履いたまま入れる足湯!

ストッキング、タイツを履いたまま入れる足湯!

写真:浅井 みらの

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建物の目の前には源泉かけ流しの足湯。不動大橋や山林を見ながらほっこりされるのはいかがでしょうか。足湯に入りたいけど、タイツだから我慢される女性の方も多いはず。そんな方に心強い味方が!こちらでは足湯用のビニールソックスが販売されています。これさえあれば靴下を履いたまま、ズボンもめくらないままでも足湯に浸かることができますよ。

不動大橋から見下ろす未来のダム予定地

不動大橋から見下ろす未来のダム予定地

写真:浅井 みらの

道の駅から少し足を延ばして、目の前にかかる橋「不動大橋」を散策してみましょう。2011年4月に完成し、長さ590m、高さ100mという圧巻の大きさです。見下ろすとダム建設に伴う工事現場や、既に高台へ移築された為に廃線となった旧JR吾妻線の線路が見えます。八ッ場ダム完成予定2019年には水底になる場所ですので、底を見られるのはとても貴重ですよ。情報コーナーで八ッ場ダムの歴史を知った後だと、見えてくる景色がより特別に思えてくるはず。

美しい不動の滝にうっとり

美しい不動の滝にうっとり

写真:浅井 みらの

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道の駅から不動大橋を歩き、たどり着いた先に見えてくるのが「不動の滝」。落差90m、山の自然に囲まれたなか水が細く長く流れる優美な滝です。冬になると滝の水が凍り、迫力ある一面を見せてくれます。

道の駅からわずか600m。周辺の山々やダム予定地を見ながら歩けば、すぐに着いてしまいます。歩かずとも滝の近くには駐車場がありますので、車で近くまで行くこともできますよ。気軽に滝の美しさを鑑賞できる素敵な場所です。

絶景と人の凄さに触れる

道の駅八ッ場ふるさと館に訪れると、「絶景・人・心と出会える場所」というフレーズが目に入ります。また、山や滝に囲まれ、自然が繰り出す絶景は大いに圧倒されます。道の駅では、その自然に負けないくらい、スタッフの方によるきめ細かなサービスや工夫が施され、人のたくましさ、心の活性化が感じられます。ダム建設という過去を背負いつつ、再スタートした新たな八ッ場の魅力を見に行かれてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/10 訪問

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