伊・サルデーニャ最大の町「カリアリ」は島の南の玄関口!見所が丘の上に集中!

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伊・サルデーニャ最大の町「カリアリ」は島の南の玄関口!見所が丘の上に集中!

伊・サルデーニャ最大の町「カリアリ」は島の南の玄関口!見所が丘の上に集中!

更新日:2016/02/02 12:29

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

地中海に浮かぶ島の中で、シチリアに次ぐ大きさを誇るサルデーニャ島。その南の玄関口のカリアリには、フェリーや飛行機でアクセスすることができます。

カリアリの町は、島の中でも最も都会的な商工業都市。駅や港近くの通りには大きな建物が並び、デパートやカフェ・レストラン、ホテルが入っています。又島で最大の円形闘技場や博物館、塔や広場も見所であり、丘の城壁の展望台からは町と海を見渡す眺めが楽しめます。

サルデーニャ島の南の玄関口・カリアリ港からは、都会的な眺めに目がまん丸!

サルデーニャ島の南の玄関口・カリアリ港からは、都会的な眺めに目がまん丸!

写真:Hiroko Oji

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地中海で第二の大きさを誇るサルデーニャ島。ローマ近郊のチヴィタヴェッキアやナポリ、パレルモなどからフェリーでカリアリ港へ、もしくは飛行機でカリアリ空港に到着して列車で一駅のカリアリ駅に到着すると、島の南の玄関口・カリアリ(Cagliari)の町です。

サルデーニャ島と言えば、紺碧の地中海に囲まれ、内陸部では羊の放牧が盛んで、緑の草原の中で人間の数をはるかに上回る羊たちが草を食み、石を積み上げたヌラーゲという住居兼砦が散在する自然真っただ中!といったイメージが強いのですが、このカリアリでは、駅や港周辺に大きな建物が建ち並び、デパートにカフェ・レストラン、ホテルが入り、島内一の都会的な雰囲気をたっぷり味わうことができます。

写真は港前から、2本の塔のある市庁舎の建物を含め、ローマ通りに面した町並みを眺めたものですが、この左の方に鉄道駅とバスターミナルがあり、周辺や島内の各町へのアクセスもとても便利な町です。

展望台「テラッツァ・ウンベルト」から見渡すカリアリの町並み

展望台「テラッツァ・ウンベルト」から見渡すカリアリの町並み

写真:Hiroko Oji

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カリアリは、大きなヤシの木が並ぶ広い通りや古くからの建物が建ち並ぶ路地が縦横に延び、マッテオッテ広場をはじめ点在する広場周辺には民芸品や食料品・日用品の市場がたち、活気ある町並みが広がります。

坂道や石段を上って行って辿り着くのが、城壁で囲まれた丘の上に広がる旧市街。その城壁の端にある展望台「テラッツァ・ウンベルト」からは素晴らしい町並みが見下ろせます。赤茶色の屋根瓦の間から教会のドームがいくつも見られ、島の山並みやカリアリ湾に浮かぶ船や遠くは地中海まで見渡すことができて、町歩きに疲れたら一休みするのにピッタリ!

サルデーニャ島で最大の円形闘技場、カリアリにあり!

サルデーニャ島で最大の円形闘技場、カリアリにあり!

写真:Hiroko Oji

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カリアリの町での見所の一つとして、ローマ時代の円形闘技場が挙げられます。駅や港からはかなりの登り坂を上らなくてはいけません。徒歩なら20分はかかるのですが、途中の路地沿いに建つ歴史的な建物や教会、植物園や小ぶりの遺跡などを見ながら歩くことができます。しかし脚に自信がない方や時間のない方は、8番の市内バスを利用なさるとよいでしょう。

円形闘技場は島内一の規模を誇り、その半分は自然の石灰岩を掘って造られています。周囲は木々で囲まれて、ベンチのある落ち着いた緑地帯で、市民の憩いの場。場内には板の通路が設けられているのですが、現在修復工事中で、外部からしか見ることができません。しかし、坂を上ってきただけあって、ここからの眺めは素晴らしく、石灰岩の石を積んだ遺跡を前に、古代にタイムスリップした気分で風景を楽しんでください。

先住民族の築いたヌラーゲも見られる国立考古学博物館

先住民族の築いたヌラーゲも見られる国立考古学博物館

写真:Hiroko Oji

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旧市街から坂を上り詰めて行った、サン・パンクラーツォの塔の向かいにある国立考古学博物館には、サルデーニャ特有のヌラーゲの模型やそこから発掘された遺品が数多く展示されています。ヌラーゲは、フェニキア人やローマ人がサルデーニャを支配する前からこの地域に暮らしていた先住民族が造った石積みの住居兼砦の遺跡で、島全体に大小含めて7000から8000ほどもあるものです。青銅器時代の槍や銛、紀元前の石の彫刻などのユーモラスな芸術品もたくさん展示されています。

博物館は丘の上の城塞にあり、国立美術館やシャム芸術博物館と隣接しています。これらの敷地内の庭の端からは、素晴らしい周囲の町の風景や地中海までも見渡せるので、この眺めもどうぞお見逃しなく!

向かいのサン・パンクラーツォの塔はインディペンデンツァ広場に面しており、ピサの支配下にあった14世紀に造られた牢獄で、広場の裏側から壁の内部が剥き出しになった様子が見られます。

旧市街の入り口・エレファンテの塔には、可愛い象の像が!

旧市街の入り口・エレファンテの塔には、可愛い象の像が!

写真:Hiroko Oji

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町を見渡した時に目を引くのは、教会のドームなどと並んで白石灰岩でできた2本の塔。かつて牢獄として使われたサン・パンクラーツォの塔と共に、13世紀に建てられたエレファンテの塔です。地元で切り出される白い石灰岩は、城壁や多くの建物にも使われてきたもので、特に展望台近くにあるこのエレファンテの塔には、可愛らしい象の飾りがチョコンとついています。この塔が旧市街の入り口となっており、見晴らしの良い通りがさらに奥に続きます。

通りを上って行くと、旧市街の真ん中に建つドゥオーモ前に出ます。正式名称はサンタ・マリア・ディ・カステッロ大聖堂。1930年代の修復で、古いバロック様式のファサードが中世ピサ様式のファサードへ変わり、見るからにピサの大聖堂とよく似た正面。内部は3廊式で、ピサ大聖堂のために彫られた12世紀の説教壇(後にカリャリに寄進されたもの)が見られます。

聖堂そばには広い空間に面した州政府庁舎(1900年以前はサルデーニャ知事邸宅として利用されていた建物で、旧市庁舎だったもの)が建っていて、さらにはサン・パンクラーツォの塔へと続きます。

親切な観光案内所で情報を!

カリアリの町には見所が満載ですが、近郊の可愛らしい町並みのプーラ(Pula)や大きな遺跡のある海岸沿いのノーラ(Nora)へお出かけすることも一つの楽しみと言えます。ローマ通りに面した市庁舎の入る建物には観光案内所があり、ここでは市内観光のみならず、近郊やそのほかの町や村についても親切に情報を伝えてくれます。またバスについても時刻検索してメモにして渡してくれるので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/07−2015/12/09 訪問

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