太閤秀吉も大満足!京都の「満足さん」の御利益パワーは名前に偽りなし

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太閤秀吉も大満足!京都の「満足さん」の御利益パワーは名前に偽りなし

太閤秀吉も大満足!京都の「満足さん」の御利益パワーは名前に偽りなし

更新日:2016/02/15 15:12

一灯斎 TAKEZOのプロフィール写真 一灯斎 TAKEZO

京都の神社の中でパワースポットや御利益満点と言われるところはいくらでもあるが、またとないストレートなネーミングが魅力なのがこちらの「満足稲荷神社」。「満足さん」の通称で広く親しまれているこちらの神社は、実は深い由緒を持った霊験あらたかなお宮さんなのだ。
京の町中にひっそりとたたずむ、知る人ぞ知る強力なパワーを秘めた「満足さん」の魅力を御紹介しよう。

創建は文禄年間!豊臣秀吉の勧進による由緒正しきお稲荷さん

創建は文禄年間!豊臣秀吉の勧進による由緒正しきお稲荷さん

写真:一灯斎 TAKEZO

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東山三条を少々北に上がったところ、平安神宮からもほど近いのにその喧騒を感じることなくひっそりと佇むのが御紹介する「満足稲荷神社」
あなたはこんな神社の名前をお聞きになったことはあるだろうか。あまりにも御利益があることをストレートに表わしたネーミングのセンスにちょっと引いてしまうのでは?
実はこの神社のセンス満点の名付け親は、この日本に隠れもない天下人。「太閤はん」の呼び名でおなじみの豊臣秀吉その人なのだ。

時は文禄の役にまで遡る。文禄元年(1592年)から翌年にかけて朝鮮出兵が行われたが、秀吉はその戦にあたって以前から信奉していた稲荷大神に戦勝を祈願するが、それによってか大勝を果たすことになった。
秀吉はその霊験のあらたかさに大変満足し、居城であった伏見城に伏見稲荷大社の祭神を守護神として勧請したという。社名はこの秀吉の満足に由来するものだとか。天下人を満足させたほどの霊験がそのまま名前になったと知れば、自分への御利益も期待できそう。

小さなお社に大きなパワー!歴史を感じる風格のある本殿

小さなお社に大きなパワー!歴史を感じる風格のある本殿

写真:一灯斎 TAKEZO

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伏見城の守護神として勧請された稲荷神は、正しくは倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)と言い、穀物と豊穣の神である。

そのお社は豊臣家滅亡の後、徳川家三代の綱吉が元禄六年(1693年)現在の地に法皇寺という天皇家ゆかりの寺を移転させた際、その鎮守社とするため同寺内に移転されることとなった。
また明治時代になり法皇寺は南禅寺に吸収されることになるのだが、満足稲荷神社はこの地にとどまることとなり、独立した神社としての形をとることになったのである。

決して広くは無い境内なのだが、その歴史の深さをあらわすかのように本殿は重厚な雰囲気を漂わせ、貫禄は十分。前に立てば、思わず身が引き締まる思いがすることだろう。

フォローアップも万全!三古神も控えて御利益に抜かりなし

フォローアップも万全!三古神も控えて御利益に抜かりなし

写真:一灯斎 TAKEZO

満足稲荷神社には、末社として三種の祭神が祀られている。

まずは天照大御神(アマテラスオオミカミ)を祀る大神宮社。
次に大国主神(オオクニヌシノカミ)を祀る大国主社。
そして猿田彦神(サルタヒコノカミ)を祀る猿田彦社。

いずれも『古事記』『日本書紀』などにも登場する、由緒正しき神々がラインナップされているのだ。
もちろん御利益の方もハンパではない。
天照大御神だけでも、縁組・婚姻・出産・移転・普請・開店・厄払いなどなど、おおよそ思いつく限り人生全般についての御利益があるそうで、大国主神も縁結び・病気平癒・農業・医療。猿田彦神は、みちひらきの神として家業発展・殖産興業・交通安全など。つまりはこの「満足さん」にお参りするだけで、ありとあらゆる方面の御利益が得られるというわけ。
これはもう行くしかないのでは?

霊験あらたかな「岩神さん」に縁起の良い「モチの木」!見守る狛狐さんも風格あり

霊験あらたかな「岩神さん」に縁起の良い「モチの木」!見守る狛狐さんも風格あり

写真:一灯斎 TAKEZO

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こちらの境内には樹齢四百年と言われるクロガネモチの木があり、京都市の指定保存樹となっている。胴回りは4mほどもあろうかという幹の上部は八つに分かれて伸びており、末広がりで縁起が良いとされ信仰を集めている。
また、手前にあるしめ縄のかけられた大きな黒い石は「岩神さん」と呼ばれる霊験あらたかなもので、この石を撫でた手で頭をさすると、出来の悪い頭もカシコクなってしまうと言われているのだ。もちろん身体の悪いところを撫でるというのも有効だとか。受験生や持病のある方などは是非お試し頂きたい。

それから見落としがちであるが、こちらに控えている狛狐さんも実にいい味を出している。年代は不明だが現在ではなかなか見られない古いタイプのもので、長らく風雪にさらされたためか前足を痛めているらしい。一説によるとこれも足の悪い参拝者の厄を引き受けたせいであるとかないとか。いずれにせよ、こちらも忘れず拝見しておきたいものである。

ゆったりと、しかも素早く参拝出来る!すべてに「満足」出来る隠れたパワースポット

この「満足さん」は、いわゆる観光スポットではない。しかも境内は広くないので、ぐるっと見て回るだけなら二分とかからないというお手軽さ。ついバタバタとしてしまう京都観光で、時間を取られること無く、喧騒から離れて静かな雰囲気を味わうことのできる貴重な場所と言える。しかも多くの御利益が期待出来るという、イイコトずくめのスーパーおススメスポット。
あなたもきっと満足することが出来るはず。ぜひ御来訪を。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/30 訪問

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