写真:ろぼたん
地図を見る北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)は、道民から「赤れんが」と親しみを込めて呼ばれる北海道を代表する建築です。その外壁には赤スターがしっかりと輝いています。
バロック式の建築とレンガの外観や無料で見学できる館内のレトロな設えから開拓使時代を偲ぶことができます。周辺に植えられた草木は四季折々の美しさがありますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る日本の三大がっかり観光名所とも言われる時計台ですが、テレビ塔付近や大通公園辺りまでは今でも鐘の音が響いてきます。その音色は北海道のスーパーやデパートでも時報として利用しているところもあり、道民には馴染み深い音です。
そんな時計台にもしっかり赤星マークが存在します。ライラックの咲く北海道の春終盤から初夏にかけてが散策にはもってこいの季節です。
写真:ろぼたん
地図を見る赤い星のマークというと一般的には開拓使のマークというより、こちらのサッポロビールのエンブレムを連想する人の方が多いかもしれません。今は金色の星が使用されていますが、昔はレッドスターのマークを使用していました。
ビール博物館内の見学をした後には、是非、併設のビール園でジンギスカンを!札幌市民に美味しいジンギスカンのお店を尋ねたら、必ず勧められる場所の1つです。
写真:ろぼたん
地図を見る明治天皇の行幸の際の休憩所として建築された「清華亭」は、洋風の造りと和風の様式がミックスされた趣きのある美しい建築です。札幌駅から北海道大学へ向かう途中にひっそりと佇んでおり、館内は無料で見学することができます。
札幌市民にも「清華亭」は意外と知られておらず、穴場の歴史的建築ともいえるでしょう。こじんまりとした建物とレトロな室内に足を踏み入れると、旧家に招かれた客人気分に。この場所だけ時が止まったかのような感覚をうけるかもしれません。
写真:ろぼたん
地図を見る明治天皇の行幸の際には、この「豊平館」も建築されました。こちらは宿泊所として利用されたもので、後に中島公園の一画に移築。昭和39年に国指定重要文化財に指定された「豊平館」は、2016年6月にリニューアルオープン。現在は一般公開がされています。左右対称の建築は、正面中央部に半円形の車寄せがあり、その上部はバルコニーが造られています。木部はペンキ塗りで、柱や窓枠などはウルトラマリンブルーが印象的な建物です。
北海道の四季を楽しめる美しい中島公園の散策とあわせて見学されてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した5つ以外にも、「雪印乳業資料館」や、「野幌屯田兵第二中隊本部」などに、赤い星の「五稜星」が残っています。どれもが国の重要文化財や北海道遺産などに認定されており、次の世代に残したい貴重な北海道の建築ばかり。また、サッポロファクトリーの「札幌開拓使麦酒売捌所」にもレッドスターがあり、市内中心部でアクセスしやすいスポットです。
一度は行ってみた超有名観光名所も視点を変えて旅してみれば、また違った感じ方ができますよ。
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(2024/3/28更新)
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