写真:吉田 彩緒莉
地図を見るプルマンバンコクホテルGは、シーロム通りにあるアコーグループが手掛けるホテル。とてもおしゃれなホテルです。目指すは最上階にある「スカーレット」。エントランスから豊富なワインセラーがガラス越しに見え、気分が高まります。店内席もとても素敵ですが、やはりここはテラス席へ。自然の木々が配置され、都会のど真ん中なのに、南国気分も感じさせてくれます。
テラス席にはソファーの置かれた少人数用のテーブル席、グループに嬉しい大きなテーブル席、恐いぐらいにスリルを感じるカウンター席があります。
テーブル席の方が落ち着く人は必ず予約を。カウンター席は予約をしなくても座れますが、混雑していた場合は屋内席に通されることもあるので、確実にテラス席に座りたいなら予約をおすすめします。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るカウンター席は丁度地平線の位置までガラスははめ込んでありますが、その上には全く遮るものがありません。身を乗り出すとそのまま落ちてしまいそう。悪ふざけしたらダメですよ!
オフィス街シーロム通り、サトーン通り、そしてチャオプラヤー川までを望むことができます。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るワイン好きでタイに行ったことがある人なら、こんな事を思ったことがありませんか?タイってビールは安いのに、なんでこんなにワインが高いの?と。
種類にもよりますがシンハ―ビールを例にするとビールの大瓶がレストランや食堂で300円程度だったとして、普通のレストランでもグラス1杯600円近いことが多いです。ましてやホテル最上階の絶景バー。もっと高いのでは?なんて心配はいりません。
スカーレットは2016年2月現在のレートで、安いワインでボトル1000バーツ(3200円)程度。グラスワインも500円程度からあります。普通のレストランのあまりおいしくないワインで600円なのに、きちんと選ばれたワインがこの価格で、ホテルの最上階のバーだったら、かなり良心的。安心して飲めます。そのためお客の多くはバンコクのワイン相場をわかっている在住欧米人や、タイ人カップルやグループ。そしてこのホテルの宿泊者ということで、客質がよく、騒ぎ立てる団体観光客がいないというのが一番良いポイントです。
スカーレットのもう一つの売りは豊富なタパス!しかも5皿注文すると、1皿が300円程度になるようなサービスもあり、ホテルとは思えないほど優しい価格です。おかわり自由のバケットもついてくるので、タパスだけでもお腹いっぱい。ここにきてしまうともう他のルーフトップバーに行くのがばかばかしくなるほどのお得感。
「スカーレット」の近くには「シロッコ」という今や観光名所になった絶景レストランがありますが、正直お勧めできません。
最大の売りである夜景も、人の頭で全く見えず、観光客の発する奇声で雰囲気はぶち壊し、自撮り棒を駆使する人も多く、それが足にぶつかって嫌な思いをすることも。それでも一度は行ってみたい、という人は、行ってみてください。その後にきっと「ああ、疲れた。他にゆっくりできる眺めの良い場所ないのかな?」なんて思うこともあるでしょう。
そんな時は、良心的で極上のこのバーを思い出してください。徒歩で行けます。
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(2024/11/11更新)
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