猫も歓迎、琵琶湖の沖島!人々が暮らす湖上の島は、日本のオンリーワン

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猫も歓迎、琵琶湖の沖島!人々が暮らす湖上の島は、日本のオンリーワン

猫も歓迎、琵琶湖の沖島!人々が暮らす湖上の島は、日本のオンリーワン

更新日:2016/02/09 14:48

KONDO EIJIのプロフィール写真 KONDO EIJI 車中泊旅ブロガー、滋賀県郷土史研究家

日本最大の湖、琵琶湖。その琵琶湖には大小幾つかの島がありますが、その中で最大面積を誇るのが沖島(近江八幡市沖島町)です。湖岸から沖合1.5kmに浮かぶ周囲6.8kmの小さな島、そこには人々の暮らしがあり、今の時代に失われつつあるような温もりが未だ残されています。

人の住む湖の島は日本でただ一つ、ここ沖島だけ。初めて訪れても、どこか懐かしさを感じさせてくれる湖上の離島に、あなたも訪れてみませんか。

港で出迎えてくれる名物猫

港で出迎えてくれる名物猫

写真:KONDO EIJI

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そんな沖島へ行くには、対岸の堀切港(近江八幡市沖島町)から通船と呼ばれる渡し船に乗ります。その港で出迎えてくれるのが、この名物猫。姿が見えなくても、呼ぶと出てきてくれる人なつっこさで、釣り客や観光客からも可愛がられている人気者です。

港にいる野良猫たちは、時には島の人が自家用船で島に帰る時に飛び乗って、いっしょに島までついてきてしまうなんてこともあるそうです。もしかしてこの猫とも、堀切港ではなく沖島で出会うなんてことがあるかもしれませんね。

なお、港内の駐車場は、島の人たちの生活のためのものなので、一般車は立ち入り禁止。港の東側へ歩いて5分ほどの所に、来島者用の駐車場があります。湖岸道路から港への道を入ってくると、駐車場への“飛び出し坊や”の案内看板があるので、それを目印に進んでください。

通船(渡し船)で沖島へ

通船(渡し船)で沖島へ

写真:KONDO EIJI

島に渡る通船と呼ばれる渡し船は、乗船後に船内で乗船料500円を払います。船内には、島にある沖島小学校の学校だよりなどが掲示されてあり、それを読むと島の学校のほのぼのとした様子が伝わってきて、なんだかとても温かな気持ちになります。

ほんの15分余りのミニ船旅を味わいながら沖島漁港に到着すると、そこに見えるのは、たくさんの漁船とたくさんの自転車の風景。島に車は無いので、移動は自転車なのです。船を下りた島の人たちが一斉に自転車で自宅へと向かう光景は、沖島ならではの風景。車が通らないので、歩行者もゆっくり散策できるのが嬉しいですね。

その漁港のすぐ前にあるのが、沖島漁業会館。ここでは島の名産品などが販売されていますが、一番の名物が『よそものコロッケ』。これは琵琶湖の外来魚ブラックバスで作られたコロッケです。あっさり味で、なかなか美味しいですよ。

なお漁業会館横には、車椅子もOKの清潔なトイレがありますが、この場所以外にこういった公衆トイレは島にはありませんので、ご注意ください。

島の風景

島の風景

写真:KONDO EIJI

島は大半が山。その中のわずかな平地に、たくさんの家屋が肩を寄せ合うようにして建ち並んでいます。その雰囲気はこの島独特のもので、これぞ沖島といえる風景です。
ほんのわずかな時間の船旅で、こんな別空間とも思えるような離島の風景に出合えるなんて、なんだかとても不思議な感じがしますね。

また、暖かくなる季節には、写真のような風景を見ることができます。何かおわかりになるでしょうか。
これは漁網なのです。乾燥しやすい暑い時期に染色して乾燥させるそうで、とても色鮮やか。季節になると、赤や黄色、オレンジ色など、カラフルな漁網が島を彩ってくれます。

木造校舎、そして猫たち

木造校舎、そして猫たち

写真:KONDO EIJI

そんな沖島には小学校(沖島小学校)があります。全児童数10人程の小さな学校です。そのとても美しい木造校舎は、平成7年に新たに場所をここに移して建てられたもので、今は幼稚園も併設されています。

その学校前の広場には、のんびりとすごす猫の姿。天候の良い時には、島のあちこちで日向ぼっこをする姿が見られ、猫好きの人にはたまらない光景です。猫たちは早朝の漁港に集まってきますので、たくさんの猫を見ようという方は、島内に宿をとって、早朝に漁港に訪れてみるのがオススメです。

なお、島内の猫へのエサやりは禁止になっていますので、ご注意ください。

沖島が見える絶景ポイント

沖島が見える絶景ポイント

写真:KONDO EIJI

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沖島は、島内の風景はもちろんですが、対岸から見ても、大変美しい姿を見せてくれます。特に日没時には、神々しいとさえ感じられるような姿を見せてくれることも少なくなく、琵琶湖の代表的な絶景ポイントの一つと言っても過言ではありません。

最後に、絶景の沖島が見えるポイントをご紹介しておきます。沖島への旅とともにぜひお立ち寄りになり、絶景の1枚を記念に残していってください。狙い目は朝と夕方です。
 ・堀切港を出て西に向かい、宮ケ浜水泳場から手前2〜300mあたり
 ・堀切港の北東、大同川と愛知川の間の湖岸

おわりに

春には沿岸に桜が咲き誇り、秋になると紅葉が山を赤く染める、自然いっぱいの沖島。

島内には他にも、歴史深い“奥津島神社”や“おきしま資料館”、高台の旧小学校跡、そして山の散策道などいろいろありますが、そのどこもが島の人たちの生活空間となっています。観光地というより、島の温かさや自然の美しさにふれさせていただくという感じで、ゆっくりゆったりと島内散策を楽しみましょう。

そして、360度湖に囲まれた日本のオンリーワン沖島を、ご堪能ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/05 訪問

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