焼き芋・焼きそば・ソーセージ! 地サイダーにかき氷!! 小江戸川越 秋の食べ歩き散歩 埼玉県川越市

焼き芋・焼きそば・ソーセージ! 地サイダーにかき氷!! 小江戸川越 秋の食べ歩き散歩 埼玉県川越市

更新日:2014/01/07 17:41

阿部 吾郎のプロフィール写真 阿部 吾郎 フリーカメラマン、ライター、日本旅のペンクラブ会員、日本旅行写真家協会会員
地下鉄副都心線と東急東横線の直通運転開始で俄然注目を集める埼玉県川越市。多くの観光客で賑わう小江戸川越ですが、グルメの街としても知られています。
川越でグルメと言えば、一番に思いつくのがうなぎです。和食・洋食のお店もたくさんあります。
しかし、今回はあえてB級グルメの食べ歩きにこだわり、小江戸川越を散策してみましょう! 歩いてみると川越はB級グルメ宝庫。こちらもなかなか奥が深いですよ!

平本屋の「つぼ焼きいも」からスタート

平本屋の「つぼ焼きいも」からスタート

写真:阿部 吾郎

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まずは、マスコミでもよく取り上げられる有名店ですが、つぼ焼きいもの「平本屋」に行きましょう。
いきなり焼きいも!と思われるかもしれませんが、ここを最初に持ってくるのは理由があります。人気店だけに午後は混みますし、地方発送も多く午後には売り切れの可能性もあります。それに、ここの焼きいもはただの焼きいもではありません。

写真のように、つぼの底に炭火を置いてさつまいもを吊るして焼き上げます。こうすることによって熱がまんべんなくまわり、ふっくらほくほくに仕上がります。特筆すべきは皮のうまさです。中はしっとりしているのですが、皮はパリパリしてさつまいも本来の香りがします。

平本屋
埼玉県川越市松江町1-23-1
10時〜17時30分 不定休 9月中旬〜5月限定
つぼ焼き芋 1本200円

川越名物「太麺やきそば」

川越名物「太麺やきそば」

写真:阿部 吾郎

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さわると病気が治る「おびんずるさま」で知られる川越の名刹「連繋寺(れんけいじ)」の境内で戦後間もないころから太麺焼きそばが売られ、川越市民の味として親しまれてきました。今も連繋寺の鐘楼横に小さな屋台が出ています。連繋寺の境内でベンチに腰かけてやきそばを食べるのもいいのですが、連繋寺を出て道路を渡って少し行ったところに、この「まことや 太麺やきそば」のお店がありますので店内でゆっくり食べたい方にはこちらがおすすめです。
ソース焼きそばと塩焼きそばがあります。写真は塩焼きそばです。麺は細めのうどんぐらいの太さで、弾力がありもちもちしています。普通の焼きそばとは全く違う食感でくせになります。素朴な味わいのソースも、麺がより引き立つ塩もいずれ劣らぬおいしさです。

太麺やきそば「まことや」
埼玉県川越市連雀町8-4
10時〜17時 月曜定休
ソース焼きそば 並み 300円 大盛り 440円
塩焼きそば   並み 400円 大盛り 540円

サイダーならぬ「サイモー」とは!?

サイダーならぬ「サイモー」とは!?

写真:阿部 吾郎

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ちょっとお腹がふくれたところで、メインストリートの「川越一番街」を散策してみましょう。道の両側に江戸時代に建てられた蔵が立ち並び風情があります。蔵には様々なお店が入っており、あちこちのぞきながら歩くのは楽しいものです。
川越のシンボル「時の鐘」周辺がやはり一番賑わっています。
散歩でのどが渇いたら、時の鐘のすぐ近くにある舛屋酒店で地サイダーを買って飲みましょう。
「蔵の街さいだぁ」は、甘さ控えめすっきり系のさわかやなサイダーです。まあ、スタンダードな味です。そしてもう1本、「サイモー」も飲んでみました。見た目は普通のサイダーですが、飲むとさつまいもの味がします。スイートポテトのような味です。ちょっと不思議な飲み物ですが、話のネタに是非お試しあれ。

舛屋酒店
埼玉県川越市大手町14−3
9時半〜18時 年中無休
蔵の街さいだぁ 210円
サイモー    210円

ミオ・カザロで「ながーいソーセージ」をどうぞ!

ミオ・カザロで「ながーいソーセージ」をどうぞ!

写真:阿部 吾郎

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もうお腹いっぱいですか?いやいや、まだいけるでしょう!
国指定重要文化財として有名な「大沢家住宅」の横に、ハム・ソーセージ工房「ミオ・カザロ」というお店があります。店内に小さなイートインコーナーがあり、このお店の名物「ながーいソーセージ」を食べることができます。自家農場で育てた黒豚100%のソーセージで、添加物不使用、塩とスパイスだけで味付けされており、素材本来の味を楽しめる本格派です。焼いたソーセージのみでも食べられますが、ホットドックもおすすめです。店内にはソーセージ・ベーコン・ハムなどがたくさん売られており、お土産に最適です。

ミオ・カザロ
埼玉県川越市元町1-15-3
10時〜18時 水曜定休
ながーいソーセージ 350円
黒豚ドック     500円

最後は、おかしの蔵右門・時の鐘店で「紫芋氷」のデザート

最後は、おかしの蔵右門・時の鐘店で「紫芋氷」のデザート

写真:阿部 吾郎

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最後の締めはやっぱりデザートですね。時の鐘の横に、いも恋というお菓子で有名な、おかしの蔵「右門」というお店があり、店舗の横にソフトクリームやかき氷が食べられるコーナーがあります。ベンチもあって一休みするにはいいスペースです。
かき氷は紫芋氷と宇治金時、ソフトクリームは紫芋とバニラ、それにミックスがあります。
見た目も鮮やかな、紫芋氷を注文してみました。これはまさに、ここでしか味わえない個性的な味です。紫芋のスイートポテトがそのまま氷にかかってるといった感じです。ミスマッチのように聞こえるかもしれませんが、食べてみると冷たい氷に紫芋の味がなかなかよく合います。

おかしの蔵「右門」時の鐘店
埼玉県川越市幸町15‐13
9時〜18時 年中無休(年末年始を除く)
紫芋氷 400円
宇治金時 500円
ソフトクリーム 270円

まだまだあります、川越B級グルメ

まだまだ紹介しきれなかったお店がたくさんあります。だんごのおいしい店が何件もありますし、名物だけあってさつまいものお菓子もたくさんありますし、豆腐の名店もあります。またの機会にご紹介しましょう。
古い町並みの景観を楽しみながら、地元のおいしものを食べてぶらぶら歩き。これぞ、まさに旅のだいごみです。猛暑の夏も終わって、これからいい季節がやってきます。みなさんもぜひ蔵の街に出かけてみてください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/09/17 訪問

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