東京・神田川沿いの桜散歩道をそぞろ歩き!江戸川公園&穴場スポット

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東京・神田川沿いの桜散歩道をそぞろ歩き!江戸川公園&穴場スポット

東京・神田川沿いの桜散歩道をそぞろ歩き!江戸川公園&穴場スポット

更新日:2016/02/12 11:41

なべ部 FGのプロフィール写真 なべ部 FG

東京で桜の名所はたくさんありますが、桜の木の下に場所取りして大勢で宴会ではなく、静かに桜を眺めながら散歩するのはいかがでしょうか?そんな方にお薦めするのが、文京区に位置する神田川沿いの江戸川公園です。
江戸川公園周辺の神田川はかつて江戸川と呼ばれ、河川改修工事後の昭和58年に新たに桜の木(ソメイヨシノ)が植えられ、早稲田方面にかけて、桜並木が続いています。
桜の見ごろは3月中旬から4月初旬。

江戸川橋駅下車、橋からの眺め

江戸川橋駅下車、橋からの眺め

写真:なべ部 FG

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スタートは東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅。最寄りの出口は1a。まずは、出口を出てすぐ。江戸川橋の上から見ると川の右側に桜の木が並び、水面に映し出されています。渡るとすぐ江戸川公園入口の大きな石柱。ピンクの提灯もぶら下がり、賑やかな通りです。ベンチや東屋、遊具がある公園地帯をしばらく進み、大滝橋付近に来ると、川の両岸に桜の木が並びます。

川沿いの遊歩道をそぞろ歩き

川沿いの遊歩道をそぞろ歩き

写真:なべ部 FG

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桜のトンネルとなった遊歩道は、車が通らないので安心です。しかし、頭上の桜ばかり見てよそ見していないで、ゆっくりのお年寄りや小さいお子様連れ、散歩中の犬などにぶつからないよう注意が必要です。
川の中に目を凝らすと、錦鯉が泳いでいるのも確認できます。

椿山荘で庭園散策、休憩も

椿山荘で庭園散策、休憩も

写真:なべ部 FG

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神田川の北側に広がる関口台地は、江戸時代には大名屋敷があった場所。「椿山荘」は、椿の自生地として有名だった地を、明治の元勲・山縣有朋が1878年に購入し、椿山荘と命名。その後現在の藤田観光の当主が譲り受け、結婚式場・ホテルとしました。2万坪の広大な日本庭園の入口の一つ「冠木門」が神田川沿いにあり、泉林回遊式庭園の園内を自由に散策できます。さらに、料亭「錦水」、そば処「無茶庵」、石焼料理「木春堂」など食事休憩できる施設があります。

神田川沿いをその先へ進むと、江戸時代の俳人・松尾芭蕉が神田上水の改修工事に携わった際に3年間住んだことに由来する「関口芭蕉庵」。目白通りと神田川の駒塚橋の間の急坂「胸突坂」、隣には水神社(別名:水神坂)があります。さらに右奥には「新江戸川公園」があり、こちらは元肥後熊本藩細川家の屋敷跡を東京都、さらに文京区が譲り受け公園として整備したものです。目白台台地の自然景観を活かした池泉回遊式庭園で、園内に元細川家の学問所として利用した「松聲閣」があり、平成28年1月リニューアルオープンし公開されています。

都電荒川線 面影橋付近

都電荒川線 面影橋付近

写真:なべ部 FG

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さらに、神田川沿いを西へ進み、都電荒川線早稲田駅付近を過ぎると、新目白通りが神田川のすぐそばを走る場所が現れます。その新目白通りには、都電荒川線面影橋駅があります。
神田川に架かる橋が「面影橋」。俤(おもかげ)橋の表記や姿見の橋とも呼ばれています。橋の名の由来は、歌人・在原業平が鏡のような水面に姿を映したためなど諸説あります。また、この面影橋付近は太田道灌の伝説にちなみ、山吹の里と呼ばれていたとする碑も残っています。

この面影橋付近の神田川では、かつて昭和30年代まで染物屋さんが染料を川水で洗ったため今でも染物工場があります。面影橋の北側少し下流に行った場所に大正3年(1914年)創業の東京染小紋の老舗・富田染工芸が運営している「東京染ものがたり博物館」があり展示を見ることができます。

さらに、面影橋の北側、目白台方面には、歴史ある寺社もあります。
近辺の江戸時代の下高田村の鎮守「高田氷川神社」、三遊亭圓朝によって創作された「怪談乳房榎」ゆかりの地「南蔵院」や、目白の名の由来となった「金乗院目白不動尊」。その先、雑司ヶ谷鬼子母神方面への急な上り坂はドラマのロケ地としても使われています。

穴場の甘泉園には枝垂れ桜 のんびり休憩

穴場の甘泉園には枝垂れ桜 のんびり休憩

写真:なべ部 FG

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新目白通りから面影橋の反対側、面影橋駅の南側にある「甘泉園公園」は、徳川御三卿の一つの清水家下屋敷跡。甘泉園の名は、園内の涌き水が常時涸れずに、お茶に適していたことからきています。回遊式日本庭園は、段丘の高低差を利用し泉の水を引いた池が配されています。通りから入ったマンションの陰に隠れ、静かな庭園はとても落ち着いてのんびりできます。この公園の入り口には、見事な枝垂れ桜があり素敵です。

同じ敷地内の隣には、「水稲荷神社」があります。ご神木の大椋の根元から湧き出る霊水で眼を洗うと眼病が治るといわれています。

おわりに

神田川沿いの桜は、江戸川橋から、新目白通りと明治通りの交差点近くの高戸橋まで、約2キロメートル続いています。また、高戸橋の交差点は都電荒川線が新目白通りの中央からカーブし、踏切で道路を跨ぎ、北へ延びる専用軌道に移るポイントです。こちらでも桜と都電のコラボを写真におさめることができます。

ここからの帰途には、徒歩数分で都電荒川線の面影橋または学習院下。徒歩10分強でJR山手線、東京メトロ、西武新宿線の高田馬場駅、もしくは、東京メトロ副都心線西早稲田駅を利用できます。

春の桜散歩道そぞろ歩きはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/29 訪問

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