ブダペスト近郊の千年の歴史が眠る芸術の町「センテンドレ」

ブダペスト近郊の千年の歴史が眠る芸術の町「センテンドレ」

更新日:2016/02/05 15:34

ハンガリーのセンテンドレ(Szentendre)は、ブダペストの北に位置する千年もの歴史がある町です。パステルカラーのファサードの家並みと、石畳が街を可愛らしく印象づけ、芸術家たちが多く集う画廊の多い場所として知られています。観光地としての賑わいも見せ、お土産屋さんが多く立ち並びブダペストからの日帰り小旅行にぴったりです。そんな魅力的なセンテンドレの魅力や見どころを皆さんに紹介します。

センテンドレの歴史

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冒頭でも書いたように、センテンドレには千年もの長い歴史があり、古代ローマ時代にまで遡ることができます。今日に至るまでに様々な民族が住み着き、16世紀にセルビア人、その後はオスマントルコに占拠され、オスマントルコから解放された18世紀からは、セルビア人やクロアチア人、スロバキア人、ドイツ人、ギリシャ人による入植が始まりました。現在はジャマール人が90%を埋め、残りはドイツ人、セルビア人が居住しています。ハンガリーの民族は少々複雑ですね。

楽しいお土産屋さんが軒を連ねる

楽しいお土産屋さんが軒を連ねる
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センテンドレとブダペストはどちらもドナウ川沿岸の町なので、ブダペストから船で訪れる人気観光スポットとなっています。そのため、多くのお土産屋さんが軒を連ねています。この地方の特産である模様や色の美しい陶磁器や、レース編み、パプリカの粉、その他にも色鮮やかな中欧独特の民芸品など、見ているだけでもワクワクしてしまいます。

自分だけの路地裏探し散歩

自分だけの路地裏探し散歩
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カフェやお土産屋さんの立ち並ぶ目抜通りを一歩路地裏へ足を踏み込んでみると、ひっそりとした佇まいの場所が多くあります。自分だけのお気に入りスポットを探しながら、ぐるりとお散歩をしてみるにもとても素敵な場所です。センテンドレはそんな田舎なのんびりした雰囲気が残る町なのです。ブダペストに居住する人たちがセンテンドレに別宅を持ち、週末をここに過ごしに来るというケースも少なくありません。

マジパン博物館とマジパン工場

マジパン博物館とマジパン工場
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マジパン菓子が美味しいことでも知られるハンガリー。センテンドレには、マジパンで作られた様々な作品を展示している「マジパン博物館」、またマジパンのフィギュアなどを作る職人さんを見られる工場、ショップもあり、これもまた楽しいひと時を過ごせます。マジパン博物館は、有名人物をかたどったものや、マジパンハウスなどすごいことになっています!是非立ち寄って、最後には可愛らしいマジパン菓子を買ってみてはいかがですか?

終わりに

センテンドレへはブダペスト市内のBatthyány tér駅から郊外電車HEVで約40分、ヴィガドー広場前、コンサートホール前、Batthyány tér駅前の停船場から船で約90分(復路60分)です。船の旅は「ドナウ川の真珠」の異名を持つ美しいブダペストの街並みをゆっくりと一望しながら進めるので、オススメです!

皆さんもぜひ天気の良い日にセンテンドレへ行ってみてください。芸術に触れるも良し、レストランなども充実しているのでハンガリー料理を堪能するも良し、散策するも良し、きっと素敵な時間を過ごせますよ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/20−2015/03/25 訪問

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