春の椿が美しい!京都・哲学の道すぐの「霊鑑寺」特別公開

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春の椿が美しい!京都・哲学の道すぐの「霊鑑寺」特別公開

春の椿が美しい!京都・哲学の道すぐの「霊鑑寺」特別公開

更新日:2016/02/09 16:26

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー

京都市左京区鹿ケ谷、哲学の道のすぐ近くにある「霊鑑寺」は、1654年に後水尾天皇が皇女を開基として創建された寺院。別名は「谷の御所」とも呼ばれています。
普段は非公開のお寺ですが、例年秋の紅葉の時期と椿の花咲く春の時期に特別公開され、格式高いお庭や数々の珍しい椿の名木を鑑賞することができます。
平成28年春の特別公開は3月26日(土)〜4月10日(日)の公開予定です。

霊鑑寺の大玄関

霊鑑寺の大玄関

写真:古都の U助

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霊鑑寺は1654年、後水尾天皇が皇女・浄法身院宮宗澄尼を開基として創建した寺院で、明治まで代々皇族の女性が住持されました。皇族ゆかりの寺宝も多く別名「谷の御所」とも呼ばれています。通常は非公開となっておりますが、例年椿の美しい春と紅葉の美しい秋に特別公開されます。

霊鑑寺は大玄関の他、書院、表門、本堂、鎮守社が京都市指定の有形文化財となっています。大玄関では、例年椿の公開時に、趣向を凝らして椿が出迎えてくれるのも楽しみの1つです。

また、大玄関横にある中門をくぐるとすぐに後水尾天皇遺愛の日光椿(じっこうつばき)があり、京都市指定の天然記念物となっています。
公開中はボランティアスタッフの方が各案内ポイントにいらっしゃるので、お目当ての椿について質問できるのも嬉しいです。

絨毯のような散椿

絨毯のような散椿

写真:古都の U助

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大玄関の前には散椿の大木があり、その散り際には地面がまるで絨毯のようになります。

散椿はもともと加藤清正が朝鮮出兵の際見つけ、秀吉に献上したといわれる椿で、通常の椿とちがい花びらが桜のように一枚ずつ散る品種です。通常の椿は、花期が終わると花が丸ごとポトリと落ちる為、打ち首を連想するといって武士には忌み嫌われることがありましたが、散り椿は最期まで美しいと持てはやされたといいます。

書院&本堂

書院&本堂

写真:古都の U助

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写真左側が霊鑑寺の書院で、右側一段高くなったところに写るお堂が本堂。この宝形造りの本堂は、江戸時代に11代将軍徳川家斉によって寄進されたものです。

霊鑑寺は江戸時代初期に作庭されたお庭も素晴らしく、急な傾斜地にあるため山肌も利用し高低差のある庭となっていて、大文字山の稜線をも借景としています。お庭のいたるところには般若型の石灯籠や二層の燈籠塔、手水鉢が配され、時には散り椿が降りかかっていたりして、目を奪われます。

また境内には椿だけでなく、梅や雪柳、桜など様々な花や樹齢350年とされるタカオカエデの木もあります。

個性豊かな椿たち

個性豊かな椿たち

写真:古都の U助

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霊鑑寺ではおよそ30種類ほどの椿が咲き乱れ、珍しい品種を間近で眺める事ができます。主なものには日光椿や霊鑑寺散椿のほか、五色八重散椿、胡蝶侘助、永楽、有楽、白玉、雪中花、孔雀、小堀遠州ゆかりの「おそらく椿」などがあります。

霊鑑寺のお庭は全体的にコケが多く、椿の花が散り落ちた際の色彩のコントラストも見逃せない点です。またローゼフローラやルチエンス、サニーサイドといった欧米ゆかりの品種も素敵です。

ちっちゃ!ローゼフローラ

ちっちゃ!ローゼフローラ

写真:古都の U助

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ローゼフローラは1800年代に中国からイギリスに種で渡ったとされる、中国原産の椿で極小輪の椿です。指先に取ったもの(写真)を見ていただくと、通常の椿との大きさは歴然です。花は桃色で一重咲き、極小輪の可憐な花は大輪の椿とはまた別の良さがあります。

その他に

霊鑑寺の椿は、桜と同時期に咲く品種が多いです。
すぐ近くの哲学の道などは同じ頃大変な人出となりますが、霊鑑寺の境内はそれほど込み合うというわけではないので、比較的ゆっくり赤・白・ピンクと色とりどりの椿の花を観賞できおすすめです。

拝観料:大人 600円

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/04 訪問

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