清里のシンボル的な存在である清泉寮と、道をはさんで建っている八ヶ岳自然ふれあいセンター。一歩足を踏み入れると、ストーブの温かさはもちろん、スタッフの自然を愛する温かい気持ちが伝わって来る展示物に体も心も温まります。季節の自然について、冬だと「実際にない雪の結晶の形はどれ?」とクイズ形式で展示されていたり、子どもも楽しめ、大人が見てもなるほど!と思う展示が工夫されています。
写真は、清里にいる動物当てクイズのパネル。このほか、リスに変身してリスの持つどんぐりの大きさを体験したり、本物の冬芽を観察できる展示など、ゆっくり見ていると時間を忘れてしまうほど。興味のあることはスタッフに声をかければ、更に面白い自然の話が聞けるかも?!
清里は冬に必ず雪があるというわけではありませんが、雪があればスノーシューがおすすめ。八ヶ岳自然ふれあいセンターではスノーシューのレンタルがあります。スノーシューとは、雪面を歩くための道具。特にふかふかの雪面では快適に歩けます。出発前に使い方と、森歩きの楽しみ方を教えてもらえるので初心者でも安心ですよ。(貸出の際には身分証明書が必要です)中学生以上:1500円 小学生:1000円
スノーシューをはいて雪の上を歩いてみると、静けさのなかで雪を踏みしめる音だけが響き、いつもと違う眠ったような森の景色の中、雪の上に残った動物の足跡に森の動物たちの冬の姿を想像したり。全てが雪の白さに覆われた世界は清らかで、まだ誰も足跡をつけていない雪の上を歩いているとまるで絵本の世界に迷い込んだよう。スノーシューの台数には限りがありますので、事前に予約されることをおすすめします。また、積雪状況によっては貸出できない場合もあります。
雪がなかったり、スノーシューをレンタルしなくても、清里の冬は楽しめます。八ヶ岳自然ふれあいセンターの周りにはトレイルコースがいくつかあり、30分の気軽なコースから、5時間ほどの本格的なコースまで様々な楽しみ方かできます。道は整備されていて初心者でも歩きやすいので、八ヶ岳自然ふれあいセンターにあるトレイルマップを持って、冬にしか見れない自然を探しに出かけましょう。
コースの詳細についてはスタッフに尋ねれば、地図を見ながら丁寧にオススメの場所など教えてくれます。是非清里の自然を知り尽くしたスタッフから耳寄り情報をゲットしてからお出かけください。スノーブーツなども無料でレンタルできますよ。
晴れた日の八ヶ岳は清々しく、お天気が良ければ富士山も見えます。
八ヶ岳自然ふれあいセンター向かいのジャージーハットでは行楽シーズン中には行列の絶えない 人気の ”清泉寮ソフトクリーム”もありますし、キープ農場で搾られた有機ジャージー牛乳やヨーグルト、アイスクリームなどの乳製品のほか、無添加ジャムやクッキーなど、安全で安心なおみやげ品を買うことができます。
清泉寮本館レストランでは、本格的な洋食ランチも楽しめますし、5分ほど坂を下ったファームショップでは地元の食材&キープ農場産の食材を使ったナチュラル志向+お手頃価格のメニューが楽しめ、 10種類以上の野菜の入ったハーベストカレーは動物性素材を一切使わない人気メニューです。 自家製野菜酵母で作ったパンやジャムで人気の「清泉寮パン工房」は冬はお休みですが、ファームショップでパンの販売はしています。
ファームショップの前には雪が多い時には巨大なそりの滑り台が現れ、うまく滑れば牧草地を200メートル滑走できますよ!
八ヶ岳自然ふれあいセンターでは、ガイドウォーク〜森のお散歩〜というプログラムが毎週末と祝日にあり、無料で自然案内人(レンジャー)が、清里の自然を案内してくれます(要予約。当日受付も可)。冬を楽しみながら春を探したり、動物の足跡を追いかけてみたり、レンジャーの案内でしか知れない森歩きができます。また、自然好きには興味深い内容の講演会なども不定期で行われていて、参加費無料のものもあるので、事前にホームページでチェックして、申込してから出かけるのもいいかもしれません。
朝はマイナス気温になる清里。窓にできる氷の結晶、霜をまとった草花、冬の澄み切った空に満天の星など、薪ストーブにあたりながら、ゆっくりと清里で冬を楽しむのもいいですよ!
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(2024/9/9更新)
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