昭和レトロの聖地!?熊本・水俣の奥座敷「湯の鶴温泉」

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昭和レトロの聖地!?熊本・水俣の奥座敷「湯の鶴温泉」

昭和レトロの聖地!?熊本・水俣の奥座敷「湯の鶴温泉」

更新日:2016/02/09 16:11

羽田 さえのプロフィール写真 羽田 さえ 熊本在住ライター

熊本県内にはいくつも温泉がありますが、「湯の鶴温泉」を知る人は、なかなかの温泉通かもしれません。場所は水俣の奥座敷、ほど良くひなびた街並みは昭和レトロそのものです。今日はそんな名前の温泉は初めて聞いたという人でも、きっと行ってみたくなる湯の鶴温泉の魅力をご紹介しましょう。穴場の注目株です!

湯治場、秘湯、そんなワードにときめく人、必見です

湯治場、秘湯、そんなワードにときめく人、必見です

写真:羽田 さえ

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水俣の市街地から山へ向かって8キロほど走ると、山あいの細い道の先に忽然と現れる小さな温泉郷があります。このひそやかな隠れ里が「湯の鶴温泉」です。開湯は700年前とも言われる歴史ある温泉で、昭和55年には環境庁によって国民保養温泉地に指定されました。狭い道路沿いには古い民家に個人商店、小さな旅館が建ちならぶほか、派手なものは何もありません。古き良き湯治場の雰囲気をそのまま残しています。

薪ストーブのある共同浴場「ほたるの湯」

薪ストーブのある共同浴場「ほたるの湯」

写真:羽田 さえ

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まずは銭湯のような気軽さで楽しめる共同浴場の「湯の鶴温泉保健センター ほたるの湯」へ足を運びましょう。2015年3月にリニューアルした建物内には木がふんだんに使われ、薪ストーブも備えられた暖かみのある空間。地元の野菜や果物、特産品の販売コーナーも併設されているので、ちょっとしたお買いものもできますよ。
お湯は源泉かけ流しの単純硫黄泉。つるつるとした肌触りで、美肌の湯とも言われています。

水戸岡鋭治デザインの空間でいただくランチ

水戸岡鋭治デザインの空間でいただくランチ

写真:羽田 さえ

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ランチは温泉街の中ほどにある古民家レストラン「鶴の屋」のビュッフェがおすすめです。「ななつ星」のデザイナー・水戸岡鋭治氏のプロデュースで古い一軒家をリノベーションした館内は、重厚感たっぷり。落ち着いた雰囲気の中、旬の地元食材をたっぷり使った郷土色豊かな料理を楽しめます。季節野菜のキッシュなどの女性に嬉しいメニューのほか、特産品のイグサを使った麺など、ちょっと珍しい一品もありますよ。

小さな川のせせらぎを囲む、味わい深い温泉街

小さな川のせせらぎを囲む、味わい深い温泉街

写真:羽田 さえ

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清流、湯出川の静かなせせらぎを中心に広がる温泉街には、そこかしこにフォトジェニックな景色が点在しています。素材や色、形状などそれぞれが異なる表情を見せる橋は見どころのひとつ。温泉街のはずれにある「湯出神社」に参拝するのもおすすめです。春には桜、秋には紅葉など季節ごとの楽しみがあるほか、遠くの山肌に広がる伝統的な棚田も見ることができます。そぞろ歩きで、ぜひお気に入りの風景を見つけてみてくださいね。

レトロな温泉旅館、よりどりみどり

レトロな温泉旅館、よりどりみどり

写真:羽田 さえ

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温泉街の散歩に疲れたら、川沿いに立ち並ぶレトロな旅館の中から、気になったところにふらりと入ってみましょう。ひなびた温泉の意外なメリットのひとつは、予約なしでもすぐに入れる確率が高いことです!もちろん宿泊してお部屋でのんびり過ごすのも良し、また数百円で利用できる立ち寄り湯で、あちこちの旅館を回るのもおすすめ。露天風呂に岩風呂、ヒノキ風呂など、それぞれに趣向を凝らした大浴場が楽しめます。

おわりに

熊本県水俣市の穴場「湯の鶴温泉」、いかがでしたか。泉質の良さはもちろん、いつまでも昭和のままであるようなレトロな空気が魅力です。時代の求めに応じて流行を追うのではなく、まっすぐに我が道を行く温泉です。ノスタルジックな温泉街でゆったりとお湯につかって、日常の喧騒を忘れた静かな時間を過ごしてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/09 訪問

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