「橄欖樹農荘」には、2015年7月新たに地元の食材が味わえるレストランがオープンしました。大きなガラス張りの窓からは、自然の景色が見渡せます。自然の木の色に合わせて白、黒、赤を基調としたシックな造り。入り口には中華風の骨董品のような家具も置かれています。
気になるお料理ですが、実はメニューがないんです。地元の食材を生かした「新社」ならではの創作料理を提供しているため、何が出てくるかはお楽しみなんです。400元、500元、600元のコースに分かれていて、出てくる料理も変わるそうなので、いろいろチャレンジしてみるのも楽しいですよね。
写真はパッションフルーツのグラタン!くりぬいたパッションフルーツの中に具が入って、その上にチーズが載った創作料理です。台湾の人でも食べたことがない!という珍しい料理。ここでしか味わえません。
新社地域は、全台湾の約65%のきのこが栽培されているまさに「きのこ王国」。レストランのメニューに必ずと言っていい程取り入れられているのが地元で採れたきのこです。写真はえのき茸を海苔で巻いたものを揚げた天ぷら。横に添えられている台湾の揚げ物スパイスを付けていただきます。
写真は新社で採れたきのこがたっぷり入った鍋。細長で茶色のきのこは「巴西蘑磨iアガリクス)」。アガリクスには、免疫力を向上させたり、抗がん作用などがあると言われています。そして、中国では、宮廷料理の食材として珍重されたという「猴頭磨iヤマブシタケ)」も鍋の中に入っています。ヤマブシタケは、乾燥させたものは漢方薬としても利用され、脳を活性化させる働きがあるとも言われ、認知症治療の効果も注目されています。この他にもいろいろなきのこや体にいいものがたくさん入っている鍋。是非味わってみて下さい!
20テーブル200人収納可能なレストランは広々としています。山の中だけあって、そんなに混み合うこともないので、ゆったりと食事が楽しめます。宿泊しなくても、民宿内を散歩して、自然に触れて、地元の食材を味わうのもおススメです。また「橄欖樹農荘」ではフロントの売店でオリジナルポップコーンを販売しているので、チェックしてみて下さいね。他では食べられない民宿が独自に研究開発した「紅麹(べにこうじ)」などのフレーバーが揃っています!
何が出てくるかも楽しみの一つ。桃源郷のような「橄欖樹農荘」で、メニューがない創作料理を楽しんでみませんか。皆さんも、台湾の「新社」ならではの料理を味わいに出かけてみませんか。
民宿についての詳細は別の記事でまとめてありますので、リンクをご覧ください。
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