BMWは1916年にミュンヘンに設立された、高級車メーカーです。飛行機のプロペラをモチーフとした白と青のロゴマークは日本でもよく見かけますね。ミュンヘンの中央駅から地下鉄を乗継ぎ、20分ほどで最寄り駅まで行くことができます。オリンピック公園のそばにそびえ立つ一際大きな本社は、自動車のシリンダーをモチーフにしており、その外観もユニークで壮観です。
BMW本社はヴェルトと呼ばれるショールームと、博物館であるミュージアムに分かれています。ヴェルトは無料でだれでも入場することができ、BMWの最新の車などに試乗する事もできます。その先に有料の博物館が続きます。クリーンで近未来的な館内にはクラシックカーやレーシングカーがズラリ!カラフルでお洒落な自動車が並びます。螺旋状の階段をぐるぐる回りながらBMWの歴史を見学しましょう。
博物館はとてもアーティスティック!車に好きの方はもちろん、車に詳しくない方でも目で楽しめる工夫がいっぱい。天井からぶら下げられたボールが様々な車を型どるコーナーなど、趣向を凝らした演出を楽しむ事ができます。
BMWは元々はバイクのエンジンを製造していたため、当時のバイクも展示されています。設立当初の大きなごつごつしたエンジンが、だんだんとコンパクトでスマートになっていく、まさにものづくり大国ドイツの歴史を感じます。年代を追って当時の車が吊り下げられていたりと魅せ方もさすがのBMW。BMWの広告の歴史のコーナーなどもあり、BMWという世界トップクラスのブランドがいかにしてその価値を高めていったのか、その成長の軌跡をたどることができます。
博物館の終盤には、BMWの傘下に入ったイギリスのロールスロイスのコーナーもあり、ロールスロイス車を間近に見る事ができます。イギリス王室御用達のロールスロイスリムジンは、レトロでありながらかっこいい!こんな車で王子様が現れたら…なんて妄想してしまうかも!?
その他、博物館にはオリジナルのグッズが売られるショップが併設されており、珍しいお土産を見つけるのに最適です。カフェもあるので、見学後はゆっくりドリンクを飲みながら休憩する事もできます。
新市庁舎やマリエン広場など、ヨーロッパの古い街並みを堪能出来るミュンヘンで、少し趣向を変えて近未来的なBMW博物館へ。そこでは旧市街では味わえない、ドイツの自動車大国なる所以を体感する事ができるでしょう。
是非BMW博物館で、高級車に囲まれて素敵なひと時をお過ごしください。
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(2023/11/29更新)
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