写真:阿部 吾郎
地図を見る東名高速の沼津I.C.を降りて国道414号線を南下。口野放水路という交差点で右折し、西伊豆の海岸線を走る県道17号線に入ります。しばらく走ると駿河湾の向こうに雄大な富士山の姿を見ることができます。小さな港やヨットハーバーがあり、ちょっと車を停めて写真を撮りたくなるスポットがたくさんです。
県道17号線に入ってから14kmほど走ると、右手に大瀬崎に入る細い道があります。上の写真は、その入口から県道17号線を少し走った高台から写しました。道路沿いですが、道が少し広くなっており停車することができます。猫のしっぽのような細い半島、真っ青な駿河湾と富士山を一望できる絶景ポイントです。
写真:阿部 吾郎
地図を見る大瀬崎に入る細い道を抜けると駐車場があります。ここに車を停めて大瀬崎を散策してみましょう。
駐車場から海岸に降りると、週末にはたくさんのダイバーが集まっています。大瀬崎の湾内や周辺は有名なダイビングスポット。駿河湾に面しているので様々な種類の海洋生物が見ることが出来るのです。
半島の中には大瀬神社があります。7世紀ごろ創建された神社で駿河湾の漁民に古くから信仰されています。また、半島の中心に直径100mほどの神池という池があり、周りを海に囲まれているにも関わらず淡水で、たくさんの鯉が泳いでいます。国の天然記念物に指定されているビャクシンの樹林もあり、なかなか見どころの多い場所。もちろん、大瀬崎からの富士山の眺めも最高です。
大瀬神社
拝観料 100円
拝観時間 8時30分〜16時(4-9月は17時)
写真:阿部 吾郎
地図を見る大瀬崎を過ぎると細く曲がりくねった道が続きますので、運転には注意してください。5kmほど走ると井田というところに「煌めきの丘」というビュースポットがあり、車を停めて景色を眺めることができます。崖の向うに見える富士山の風景も、また違った趣が。眼下には菜の花畑があり、2月の上旬ごろから花が咲き始めます。
「煌めきの丘」の少し手前の細い道を右折すると、菜の花畑のところまで行くことができます。菜の花越しの富士山もおすすめです。
写真:阿部 吾郎
地図を見るさらに3kmほど行くと、今度は「出逢い岬」というビュースポットがあります。ここは真正面に駿河湾越しの富士山がストレートに見える場所ですが、丸いわっかのオブジェがあり、その中に富士山を入れて眺めることができる、ちょっと楽しいスポットです。「戸田(ヘタ)」という地名も入っていて、記念撮影には最適。
ここから、富士山とは逆の方向をみると眼下に戸田漁港を眺めることができます。
写真:阿部 吾郎
地図を見る出逢い岬から坂道を下ると戸田漁港に到着です。
ここには「魚重食堂」という深海魚料理が食べられる有名な食堂があります。メヒカリ、ゲホウなどあまり聞いたことのない魚の天ぷらや刺身が食べられます。ちょっと値段が高いですが、高足ガ二も。
腹ごしらえが終わったら、本日最後の富士山ビューポイントに向かいましょう。戸田漁港をぐるっと回ると、湾の南側の端のところで右に曲がる細い道があり、湾の入り口にある小さな半島に入ります。ここに白い灯台があり、この灯台越しの富士山が本日最後のポイントです。辺りは猫が多く、一緒に写真に納まってくれることもあります。
今回紹介したコースは、東京周辺から日帰りが可能。戸田漁港からさらに土肥、堂ヶ島、松崎まで1泊コースで足を延ばすのもお勧めです。
西伊豆は、美しい富士山の風景とおいしい魚の宝庫。早起きして天気が良かったら、是非出かけてみてください。
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(2024/9/17更新)
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