琵琶湖に浮かぶパワースポット竹生島。竹生島に行くのはもちろん船!2つの航路があります。今津港からの今津航路と長浜港からの長浜航路です。今津航路は土日のみになりますので注意!さらに冬季は長浜航路のみになります。時刻表も時期によって変動があるので随時確認しましょう。
船に乗って30分程度で竹生島に到着です!滞在時間は80分。小さな島なので十分見て回ることができますが、時間が足りない!という方は次の便での乗り継ぎも可能です。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る竹生島の入島料は400円。入口で払って中に入ります
すると、目の前には目も眩むような長い石段が。165段もあるこの石段は「祈りの階段」ともいわれています。がんばって登り切ると、大きな建物が見えてきます。宝厳寺・本堂(弁天堂)です。宝厳寺は豊臣秀吉との関係が強いことでも知られています。
お堂に入ると巨大な大弁才天様がお出迎え。両端にニ躯いらっしゃいます。こちらはお前立で本尊は60年に1度の御開帳。次の御開帳は2037年とのことです。
宝厳寺の弁才天さまは江ノ島、厳島と並ぶ「日本三大弁才天」の1つで、その中でも1番古いため、「大」をつけて大弁才天と称します。
堂内にはかわいい「辯天様の幸せ願いダルマ」がびっしりと奉納されています。
このダルマの中にお願い事を書いた紙を入れて本堂に奉納するという願掛けがあり、こちらも大人気。ダルマは1つ1つ職人さんの手作りで、表情にとても癒されます。
※御朱印は本堂で頂けますのでお忘れなく。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る本堂を出て、次に向かうのは観音堂です。ここでの見どころの1つは「唐門」。国宝です。これは京都東山の豊国廟に建っていた「極楽門」を移築したもの。平成18年に発見された「大阪城図屏風」に描かれている「極楽門」の姿がこの唐門そっくりなため、幻の大阪城、唯一の遺構としても注目を集めています。
宝厳寺・観音堂のもう1つの見どころは「舟廊下」。重文です。これは、朝鮮出兵の時に秀吉が御座船(ござふね)として作った日本丸の船櫓を利用して作られているといわれています。屋根が船底になっている不思議な建築です。両脇にある連子窓が良い雰囲気を演出してくれます。
また、観音堂は西国33カ所の30番札所でもあります。本尊は秘仏の千手観音さま。60年に一度の御開帳です。普段は御前立ちの観音様を拝観することができます。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る風情ある舟廊下を歩いて、最後に向かうのは、竹生島もう1つの国宝、都久夫須麻神社。御祭神は浅井姫命。浅井氏の氏神で琵琶湖を支配する神といわれていて、弁才天さまと同一人物説もある神様です。
龍神拝所では「かわら投げ」が出来ます。300円でかわらを購入して1枚に名前、もう1枚に願い事を書き、鳥居に向かって飛ばします。かわらが鳥居を潜ることが出来たら「願いが叶う」と言われています。龍神拝所から鳥居まではなかなかの距離があるので、鳥居を潜るのはそう簡単ではないのですが、是非、チャレンジしてみてください!
琵琶湖に向かって立つ鳥居を見ていると本当に龍神様が登ってきそうな気になるほど、神秘的な景色。神の住む島と云われているのも納得です。
日本最大のパワースポットともいわれる琵琶湖。その琵琶湖に浮かぶ竹生島は平家物語『竹生島詣』や謡曲『竹生島』にも神秘的な美しさを秘めた島として登場し、昔から神の住む島として崇められてきました。
さぁ、あなたも神の住む島、竹生島へ祈願成就の旅に行ってみませんか?
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(2023/12/1更新)
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