春の桜も美しい織田信長の出世城!愛知「清洲城」とその歴史

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春の桜も美しい織田信長の出世城!愛知「清洲城」とその歴史

春の桜も美しい織田信長の出世城!愛知「清洲城」とその歴史

更新日:2016/02/22 18:39

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー

清洲(現在の地名は愛知県清須市)は織田信長の青年期の本拠地。その死後は清洲会議の舞台になり、安土桃山時代には福島正則が城主に、そして徳川家康による清洲越しで城下ごと名古屋へ移るまでは、尾張の中心地となっていた場所です。
現在では平成元年に再建された天主閣があり、一帯は桜の名所となっています。
信長ファン、歴史ファン必見の興味深いポイントも多い清洲城周辺の見所をご紹介します!

春の清洲城

春の清洲城

写真:古都の U助

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那古野城(後の名古屋城二之丸辺り)あるいは勝幡城で生まれたとされる織田信長は、弘治元年(1555)、一族の織田信友を滅ぼして清洲城(清須市)に移り、以後美濃を攻略する為永禄6年(1563年)小牧山城に移るまで、この清洲城を本拠地としていました。
永禄3年(1560年)の桶狭間の戦いもこの城から出陣、今川義元を討ち取った後に、それまで今川氏に従属していた徳川家康と同盟(清須同盟)を結んだのも、この城が舞台です。

現在の天守は、平成元年に建設された模擬天守です。創建当時の絵図や資料もほとんどが残っていないため、外観やデザインは当時の城を想像して建てられています。
また、現在の清洲城は実際の城跡とは別の、付近を流れる五条川をはさみ対岸にあたる場所にありますが、五条川には目を引かれる朱色の大手橋が架かり、三層四階建ての天主閣に桜が華を添える風景は、城好きならずとも必見の光景です。

桜が美しい五条川

桜が美しい五条川

写真:古都の U助

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清洲城周辺は桜が多く、お城のすぐ脇を流れる五条川も桜並木が美しいです。
この五条川は岐阜県多治見市から流れ、清洲城よりも少し上流の、大口町、江南市、岩倉市の区間は「日本さくら名所100選」にも選ばれています。そのほかにも川沿いにはこの清須や、さらに下流域でも桜並木の美しい場所が続きます。

清須(清洲)は歴史上尾張の国の中心地にもなったことのある土地ですが、それはこの五条川の水運に利点があったのも大きいとされています。ただ、水害が多かったのも事実で元和2年(1616年)頃までに行われた清洲越しも天正地震の影響と五条川の水害の為と言われています。

この清洲越しでは徳川家臣や町人が移り住んだだけでなく、清洲城の一部が名古屋城築城に利用されたり、主だった神社仏閣も現在の名古屋市大須周辺などに移転しています。
また、この五条川の橋までもその名前や擬宝珠が、名古屋城下に新しく掘削された堀川の五条橋へと移されています。

清洲公園の信長像と濃姫像

清洲公園の信長像と濃姫像

写真:古都の U助

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新幹線に乗車していると名古屋駅のすぐ直前、もしくは発後すぐにこの清洲城が目に入ってくるので、実は気になっているという方も多いのではないでしょうか。
現在の清洲公園一帯は、JR東海道本線と東海道新幹線が中央をはしり、公園は北側の清洲古城跡公園と、南側の清洲公園とに大きく分断されています。

清洲公園側には織田信長が桶狭間へ出陣するときの姿を模した銅像が建てられ、その顔は凛々しく桶狭間へと向けられています。
そのすぐ傍らには美濃の国から輿入れした濃姫の像もあります。
二人は実子こそ恵まれなかったものの、夫婦仲は円満であったと伝えられ、この地は夫婦円満のパワースポットとしても密かに人気があるそうです。

清洲ふるさとのやかた

清洲ふるさとのやかた

写真:古都の U助

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清洲古城跡公園には、清洲城へ向かう大手橋のすぐ側に「清洲ふるさとのやかた」があります。「清洲ふるさとのやかた」には、甲冑の展示や無料休憩所がある他、清須市特産の土田カボチャを使った土田南瓜かぼちゃカレー、家紋の入ったグッズや、お菓子などのお土産も販売さています。

また清洲古城跡公園内には信長を祀る小社や古城跡の石碑などもあり、信長ファンや歴史ファンには興味深い場所となっています。

最後に

清洲城天主閣入場料金:大人300円
例年3月下旬から4上旬に清洲城桜まつりも開催されます。

天守閣に関しては、文献によって殿主、殿守、天主の記録が残りますが、信長旧臣の太田牛一著「信長公記」では「天主」の記載とあり、清洲城では天主の字が使用されています。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/06 訪問

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