写真:Hiroko Oji
地図を見るノルウェーの西部海岸線に位置する、第4の都市スタヴァンゲル(Stavanger)。リーセフィヨルド(Lysefjord)への拠点としてたくさんの観光客が訪れる港町で、港の西側に広がるのが旧市街です。
旧市街の風情ある石畳の路地両側には、白い板壁で統一された家並みが続きます。それだけでも美しい町並みなのですが、白い色に映えるように、赤や黄色、青、紫、ピンクといった色とりどりのお花が咲き誇り、とっても鮮やか!建物は17世紀から18世紀にかけて建てられたものがほとんどですが、現役で使用されていて生活感も伝わってきます。庭にはお花が溢れ、窓辺や玄関そばには可愛らしいオブジェや植木鉢が置かれ、住人が大切に守り続けている旧市街。住んでみたくなる衝動に駆られてしまいます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るブレイア湖を見下ろす小高い丘の上に、1125年、スタヴァンゲル大聖堂が建てられ司教座がおかれました。現在の教会は石造りのどっしりしたものですが、1272年に火災にあったため、ゴシック様式で再建されたものです。内部の説教壇は1650年、また、美しいステンドグラスはアンドリュー・スミスによって1957年に造られました。コンサートが開かれることもあり、運が良ければその練習風景も見ることができます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る旧市街から南へのストランドゲイト通りを進んでいくと美しい湖、ブレイア湖が見えてきます。湖畔には市立公園が広がり、市民の憩いの場になっています。周囲を一周できるように遊歩道が設けられ、所々にベンチや像が置かれ、心和む一帯になっていますので、ここでゆったりしたひとときを過ごすとよいでしょう。
写真:Hiroko Oji
地図を見るカラフルな北欧風の建物や白い板壁の建物が建ち並ぶ港沿いには、ホテルやレストラン、様々なショップが入り、観光客で賑わっています。通りの石畳の上には、羊や子どもたち、荷車をひくおじさまなどの銅像が所々に置かれているのも、散策の楽しみのひとつとなります。坂道の上にある見晴らしの塔からは、町を見渡す良い眺め!足元には、昔に設置された大砲が海に向かって残されています。
なお、リーセフィヨルドツァーの船が出るのはこちらなのですが、ベルゲンやタウ(Tau:リーセフィヨルドへのハイキングの時に利用する小さな町)を結ぶフェリーを利用する場合は、この漁港ではなく、800メートル程東方向に行ったところのフェリー乗り場です。ややこしいかもしれませんが、どうぞお間違いのなきように!
写真:Hiroko Oji
地図を見る港沿いにはカラフルな建物が建ち並ぶのですが、その一角、大小の漁船がたくさん浮かぶ辺りには、ガラス張りの三角屋根を持つ建物が目を引きます。その中に入っているのが、魚市場。朝早くから賑わっていて、威勢のいいおじさまやおばさまが、魚を売りさばいています。また、新鮮な魚介類を使ったサンドイッチなども売られているので、ちょっとした食糧調達にも重宝します。夕方にはすっかり売り物は無くなってしまうほどです。
ノルウェー5大フィヨルドの一つ、リーセフィヨルドにお出かけするのに格好の宿泊地・スタヴァンゲルの町をご紹介しました。
スタヴァンゲルには、鉄道駅があって列車移動も便利なのですが、ベルゲンから船便もあって、ハウゲスンなどの美しい港町に寄りながら移動するので、ノルウェー海の素晴らしい風景が楽しめます。時間に余裕があればこの船便を、また、時間がない場合、空港が近くにありますので、ベルゲンやオスロから飛行機で入ることもできます。交通の便が良いので、ぜひ訪れてみて下さい。
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(2023/11/28更新)
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