日本語だから安心!フィンランド発のモイモイ号でオーロラ観測

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日本語だから安心!フィンランド発のモイモイ号でオーロラ観測

日本語だから安心!フィンランド発のモイモイ号でオーロラ観測

更新日:2016/02/12 18:58

竹内 あやのプロフィール写真 竹内 あや トラベルライター

北極圏の冬の風物詩といえば、やはりオーロラ。緑やオレンジ、ピンク、赤と徐々に色を変えながら天空を舞うその姿は、昔から多くの人々を魅了してきました。でも、その神秘的で不思議な現象は、その場に行けば必ず見られるというものではありません。だからこそ、ただ待っているのではなく、その日の状況に合わせて移動する。そんなオーロラを見るためのフィンランド・ロヴァニエミ発着の人気ツアー「モイモイ号」を紹介します。

サンタクロースの町として知られるロヴァニエミ

サンタクロースの町として知られるロヴァニエミ

写真:竹内 あや

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拠点となるロヴァニエミはフィンランド北部、オーロラ観測地として知られるラップランドにあります。サンタクロースの町、北極圏の入口としても知られる町で、州都でありながら郊外に少し出ると、森と湖が広がっているエリアです。

オーロラが見られるのは、地球の磁極を取り巻くように広がるドーナツ状の領域。オーラルベルトとも呼ばれ、ラップランドはちょうどその真下に位置します。2015〜2016年シーズンは、ロヴァニエミでは2〜3日に1回の割合でオーロラが出現。条件が揃えば、町なかからでも観測することが可能という、絶好のロケーションです。

昔から“キツネの火”として語り継がれるオーロラ

昔から“キツネの火”として語り継がれるオーロラ

提供元:(c)hiroyuki taniguchi

http://www.tumlare.co.jp/items/view/130

フィンランドでは、「レヴォントゥリ(キツネの火)」とも呼ばれるオーロラ。伝説では、キツネがしっぽで野山を叩き、それによって舞い上がった雪煙が太陽に反射して、さまざまな色の光を放つといわれています。

科学的にまだ解明されていないことも多いのですが、現在わかっているのは、太陽磁場によって発生する黒点の運動が「太陽風」と呼ばれるプラズマ(微粒子)を生み出し、それが大気圏の分子や原子にぶつかって光を放つということ。衝突した分子や原子の種類によって、光の色が決まるといわれています。

発生率は地磁気の強さや太陽風の速度などにも左右されますが、一般的に観測条件として挙げられるのは晴天で月明かりが少なく、街の明かりから離れていること。ただし、天気がそれほどよくなくても、晴れ間があれば大丈夫とのこと。冬の天気は変わりやすいので、何日か余裕をもって滞在するのがおすすめです。

現地発の人気ツアー「モイモイ号」とは?

現地発の人気ツアー「モイモイ号」とは?

写真:竹内 あや

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そんなロヴァニエミを拠点に催行されている「モイモイ号」は、日本の旅行会社が企画する現地発着オーロラハンティングツアーです。

「モイ」とは、フィンランド語で「こんにちは」を意味。そんな覚えやすい名前で親しまれているツアーの人気の秘密は、なんといっても日本語ガイドが案内してくれること。そして、1人〜でも気軽に参加できること。出発直前でも対応可で、現地へ行ってからの申し込みも可能です。

さらに、オーロラ観測にありがちな、ときにはマイナス20〜30℃という寒さの中で長い間佇んで観測……、といったこととは無縁。天候や気候、体調に合わせて小屋の内外を行ったり来たりできるから、体が冷え切ってしまう…なんてことはありません。

オーロラ出現の兆候が見られた場合は、すぐに係員が知らせてくれるのでご安心を。それまでの間、温かい飲み物や軽食をいただいたり、仮眠をとったりして過ごすことができます。

寒さとは無縁!暖かいコタのなかでゆったり待機

寒さとは無縁!暖かいコタのなかでゆったり待機

写真:竹内 あや

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モイモイ号は夜8時に、ロヴァニエミ中心街の主要ホテルを出発。当日の最新気象を参考に、町郊外のオーロラの見えやすいポイントまで連れて行ってくれます。観測地点があるのは開けた大地が広がる牧場や湖のほとり。周囲に灯はほとんどなく、澄み切った空気に包まれています。

この日向かったのは、ロヴァニエミから北西へ車で約40分の場所にある湖のほとり。到着すると、地元夫妻のハンネレさんとヨーニーさんが“コタ”と呼ばれるサーメ人の移動式住居の中へ招き入れてくれます。

小屋の中央には、真っ赤な火が燃え上がる暖かそうな囲炉裏。そして、テーブルの上にはコーヒーや紅茶などのポットのほか、クッキーやマフィンなどの軽食も並んでいます。参加者全員が席につくと、グロッキと呼ばれるベリージュースにスパイスなどを混ぜて温めた飲み物で乾杯。囲炉裏では、串刺しにしたソーセージが香ばしい匂いを漂わせています。

「今夜は星空が広がっているし、オーロラ発生予報も悪くはないよ」とのこと。生まれて初めて見るオーロラに、期待が高まります。

ついにオーロラ出現!

ついにオーロラ出現!

提供元:(c)hiroyuki taniguchi

http://www.tumlare.co.jp/items/view/130

ひと休みした後は湖のほとりへと移動し、ガイドさんに教えていただいたように“北の空”に注目。出始めのオーロラは色が薄く、雲と見間違えることも多いそうですが、どうやらオーロラ出現の兆し!!
 
空の様子を眺めていると、まもなくグリーンのカーテンが現れ、夜空を揺らめき始めます。細くなったり太くなったり、横になったり縦になったり……。瞬時に姿を変え、暗闇を舞台にうごめく姿はとても幻想的です。

観測を終え、町へと戻って来るのは深夜12時30頃。約4時間30分のツアーです。帰り際には、オーロラ観測が成功した証明として、ロヴァニエミ市長のサイン入りの証明書が手渡されます。

最後に

オーロラ観測を目的としたパッケージツアーも各旅行会社から出ていますが、「あれもしたい! これもしたい!」という好奇心いっぱいの旅行者や、「団体旅行は苦手。できれば個人で動きたい」という人にとって、現地発のオーロラハンティングツアーは最適。日本語ガイド付きなので、オーロラの不思議や観測ポイントなどを詳細に教えてもらえるのもうれしい限りです。

日本出発前に申し込んでおいたほうが確実ですが、現地での申し込みも可能。さらに二回目参加からは割引料金が適応されるので、確実に“オーロラを見たい!”という人は、滞在中何度か参加してみるのもいいかもしれません。

“遠い異国”のようなイメージのフィンランドですが、日本からの飛行時間は直行便で約9時間半。実に、日本に一番ヨーロッパでもあるのです。フィンランドの首都ヘルシンキへ夕方着便で到着しても、国内線を利用すればその夜のうちにロヴァニエミへと移動することが可能です。

“一生に一度は見たいもの”のひとつとして多くの人々を魅了するオーロラ。ぜひ一度、その壮大な光景を見に出かけてみませんか?

※ツアー催行は毎年12月〜3月下旬

■アクセス■
成田、中部、関西国際空港からフィンランドの首都ヘルシンキまで直行便が運航。所要時間約9時間30分〜。ロヴァニエミへはヘルシンキから国内線で約1時間20分。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/26−2016/01/29 訪問

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